【東京・本郷】魅惑のご褒美スイーツ「いちごシャンデ」が大人気の老舗”オザワ洋菓子店”

東京都文京区本郷にあるオザワ洋菓子店。
オザワ洋菓子店は老舗として知られた菓子店です。オザワ洋菓子店で特に有名なのは、いちごシャンデ。

やわらかなツノを持つフルーツ、いちご。独特の魅力、そして、甘さと酸っぱさ、両極端でありながら、その両方のウマミが合わさるからこそ、お互いの良さをより引き出している。フルーツの中でも、ちょっと特別な存在。

今回は、オザワ洋菓子店やオザワ洋菓子店の販売するスイーツをご紹介します。

オザワ洋菓子店とは?

東京・文京区本郷3丁目、ゆったりとした時間の流れるエリアに店舗を構えるオザワ洋菓子店。東京メトロ本郷3丁目駅で降りたら行けますよ。

創業して50年以上と、長い歴史を刻む、街のお菓子屋さんという雰囲気が印象的。レトロさがあってほのぼのします。老舗の雰囲気漂うノスタルジックな空間が広がるオザワ洋菓子店の店内。オザワ洋菓子店は家族経営で、現在は2代目の小澤武志シェフが腕を振るっています。

オザワ洋菓子店では特に「いちごシャンデ」が有名で、いつも200個~300個という数が出ている人気商品なのです。基本テイクアウトですが、いちごシャンデを1個食べるくらいなら店内でもOKです。

生ケーキ、焼き菓子、予約制でホールケーキなどを取り扱っています。

いちごが叶えた、魔法とは?オザワ洋菓子店の「いちごシャンデ」の場合

いちごは、それだけで、十分に美味しい。けれど、何かと合わさればまた、違う魅力を発揮する、そう感じます。

オザワ洋菓子店だけでなく、多くの洋菓子店で使う素材の一つとなっています。

美味しいと評判のスイーツ店がひしめく東京にあるオザワ洋菓子店。オザワ洋菓子店に入るとショーケースの中でひときわ気になるお菓子を発見。なにやら、小人?のようなシルエットの、これは、チョコレート?・・・名前は「いちごシャンデ」。
ころんとした可愛い見た目です。みずみずしい爽やかなイチゴのまわりにコーティングされたチョコレートの甘さがお口いっぱいに広がり幸せな気持ちになります。下のさくさくした食感のクッキーが香ばしさを加えます。

いちごシャンデの形状

他の洋菓子店では聞かない名前のスイーツです。一番下はクッキー、上の丸い部分にはクリーム、その間に挟まれるよう、主役のいちごがひっそり存在し、周りをチョコレートでコーティングされています。この小人のようなシルエットの秘密は、これから生まれたシルエットだったんです。

素材のこだわり

素材のいちごは、甘さだけでなく、ちゃんと酸味も感じられるものでなくてはならない。甘すぎるとダメ。そう、オザワ洋菓子店のシェフは言います。フレッシュで、いちご本来の美味しさあってこそ、クッキーの香ばしさや生クリームの甘さと、より良いハーモニーが楽しめるのだとか。ちなみに栃木のとちおとめという品種を使うことが多いそう。それぞれ個性が光るこのお菓子には、特別な”美味しい”の魔法がかかっている、そう感じます。

クッキーはいちごシャンデ用の特別配合、生クリームも9分立てくらいの固さで調整したり、チョコレートもいちごに合わせて3種類をブレンドしたりと工夫がたくさん。

誕生秘話

オザワ洋菓子店の初代がいちごと何かを組み合わせると美味しいのではないかと思い立って試行錯誤の末、いちごシャンデが誕生したのだとか。だから他の洋菓子店ではなく、オザワ洋菓子店オリジナルなのですね。いちごシャンデという名前の由来はいちごのシャンデリア。当時のいちごはもっと小柄で、角のある細長い形だったこともあり、その姿がロウソクに見え、そこから語呂の良い「いちごシャンデ」になったそうです。他のフルーツでも試したけれど、いちごが一番相性が良かったとのことです。あと、このころんとしたシルエットも魅力とあり、いちごをチョイスされたそう。

製法

クッキー生地の上にいちご、その後生クリームを絞ったら、一度冷蔵庫で冷やします。冷やしたいちごを複数回チョコレートにくぐらせます。

メディアでも紹介、SNSでも話題

オザワ洋菓子店のいちごシャンデは日本テレビの「嵐にしやがれ」で紹介されました。もともとは近所の人に愛されるお菓子だったけれど、メディアで紹介されてからは、遠方からも、わざわざ買いに来る方が増えたのだそうです。販売時期が限られるお菓子ではない定番メニューでありながら、午前中には売り切れてしまう、そんな日もあるそうです。

予約について

確実に食べたい方は、前日までであれば、電話予約にてお取り置きも可能。(お客様来店時であれば、電話にでられないこともあるそうですので、そのあたりはご配慮下さい)。1個からでも予約できるそうです。

賞味期限

生菓子とあり、賞味期限は当日まで。オザワ洋菓子店では通販もされておらず、店頭でのみの販売となっています。

小さくても、”美味しい”はたっぷりつまっているオザワ洋菓子店のいちごシャンデ

いちごシャンデには、「小」「大」「特大」と3つのサイズがあります。ひとくちサイズの「小」は、パクッと口に入れやすいサイズが魅力。今日は贅沢に、そんな日は、大きなシャンデを贅沢にほおばるのなんていうのも、おすすめです。

意外にもオザワ洋菓子店では特大がもっとも新しく登場したメニューになります。特大サイズのいちががある時だけ店に並びます。特別なので、売り場も他のいちごシャンデとはちょっと違っています。

いちごシャンデの美味しい食べ方

どこから食べようか迷う人もいるかもしれませんが、オザワ洋菓子店では小の場合は一口で食べることをおすすめしているそう。冷蔵庫で冷やしておくとチョコレートのパリッと感も楽しめます。

オザワ洋菓子店ではケーキや焼き菓子も充実!

オザワ洋菓子店にはケーキや焼き菓子メニューも充実しています。生ケーキは約50種類、焼き菓子は15種類もあります。
オザワ洋菓子店のSNSで情報を得られる場合もあります。

モンブラン

ふわふわのクリームがたっぷりの子供にも食べやすいモンブランです。下の生地の斜めのストライプがとてもおしゃれで食べるのがもったいないくらいです。見ていてうっとりするモンブランでした。

焼き菓子

(ココアマドレーヌ)はココアの風味がまずしっかりと感じられ余韻にオレンジピールの風味を味わうことができます。(マドレーヌ)はフルーティーなオレンジピールの香りが爽やかに感じられます。(バドンカマンベール)はワインにもぴったりのカマンベールチーズの風味がしっかり感じられる香ばしいクッキーです。

コーヒーロール

こっくり濃厚なバタークリームと、ほのかにビターなコーヒーがマッチした「コーヒーロール」は、素朴な味わいで、常連のお客様にも人気なのだとか。7~9月はお休みのメニュー。ちなみに2020年は5月の半ばにオザワ洋菓子店のインスタグラムにコーヒーロールがお暇を頂きますとの情報がありました。

フルーツロール

フルーツたっぷりで食べ応え抜群のオザワ洋菓子店で人気の商品。

アップルパイ

「アップルパイ」は、シナモンなど香辛料を使っておらず、お子様でも食べやすいのが魅力。

ガナッシュショコラ

チョコレート好きの人におすすめのチョコレートケーキです。

パリブレスト

いちごシャンデと一緒に買っていくという人もいるというパリブレスト。コーヒー味のクリームが美味。

オザワ洋菓子店にはホールケーキも!

いちごシャンデが有名すぎるオザワ洋菓子店ですが、もちろんホールケーキもあります。

種類

ホールケーキの種類は2種類。サイズは5号からあります。

  • 生クリーム
  • 生チョコクリーム

予約について

予約注文制となっており、前日の10時までの予約が必要です。

バレンタインもオザワ洋菓子店のいちごシャンデで決まり☆彡

オザワ洋菓子店では特に「いちごシャンデ」が有名で、いつも200個~300個が出ていると当記事のはじめに述べましたが、毎年バレンタインのイベント時には1000個以上売れる人気商品なのです。チョコレートに注目が集まるバレンタインはオザワ洋菓子店のいちごシャンデの人気もいつも以上。

ちなみに、オザワ洋菓子店のツイッターでは2月に入ってからいちごシャンデの購入が難しくなっていることやバレンタインデー当日は難しい、午後1時~2時ころには売り切れる、希望の日にちに予約をとれない場合もあるなど人気ぶりが呟かれています。

当日行ってみるという方法もありますが、バレンタインデー以降の予約は比較的入手しやすいようです。

まとめ:オザワ洋菓子店のお菓子はお土産にもおすすめ!

オザワ洋菓子店、いかがでしたか?

食べる側の私たちが知らない、オザワ洋菓子店の小さなお菓子の物語。街のお菓子屋さん「オザワ洋菓子店」から生まれた、日本中をトリコにしてしまった、いちごシャンデ。

夢のような話ですが、その中にはしっかりと根付く、お菓子への、そして食べる人への愛情があったからこそ、それがちゃんと伝わったのではないでしょうか。

オザワ洋菓子店 店舗情報

店舗情報
店名:オザワ洋菓子店

住所:東京都文京区本郷3-22-9

定休日:
日曜日、月曜日(月曜日以外の祝日は営業)
年末年始休みあり

営業時間:
10:30~18:00