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津和野銘菓「源氏巻」おすすめ販売店は?かわいい一口サイズやアイスもご紹介

山陰の小京都と呼ばれる島根県津和野町の名物、源氏巻。

1本1本丁寧に焼かれた源氏巻は、飽きのこない懐かしい味わいです。津和野には、源氏巻を作っているお店が現在九軒ほどあります。食べ比べてお気に入りのお店を見つけるのも楽しいでしょう。

今回は、島根県津和野町の名物、源氏巻をご紹介します。

源氏巻とはどんなお菓子?由来は?

津和野名物の源氏巻とは、餡子をカステラ生地で巻いた和菓子です。通常は1本の長い状態で売られていて、食べやすい大きさに切ってからいただきます。

源氏巻の原型ができたのは元禄時代のこと。津和野藩主の亀井滋親が吉良上野介に愚弄されて大変に憤り、吉良を斬って自害する決意をしました。それを知った国家老多胡外記が、小判を包んだ形のお菓子を吉良に贈って機嫌を取り、藩の一大事を免れたのだと伝えられています。

その後、小判の替わりに餡を包んだ源氏巻が、津和野を救った縁起の良いお菓子として長く親しまれてきたのです。

源氏巻の材料や賞味期限、カロリーは?

源氏巻の生地の基本は砂糖、小麦粉、卵。メーカーによって、水あめ、はちみつ、練乳などが加得られているようです。餡は伝統的なこしあんだけでなく、つぶあんや、白あん、抹茶あん、柚子あんも登場しています。賞味期限は1週間から10日ほどです。カロリーは、1つ当たり約250kcal。

島根県津和野町の名物・源氏巻のおすすめ店を紹介

源氏巻を購入できるお店をご紹介します。

源氏巻アイスも!創業130年の老舗「山田竹風軒本店」

明治18年創業の老舗「山田竹風軒本店」の源氏巻は、全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞。しっとりした食感と優しい甘さで人気です。店内にはイスとテーブルも置かれ、源氏巻の試食とお茶がいただけます。

また、源氏巻作り体験コーナーもありますので、時間のある方は是非体験して焼きたての源氏巻を味わってみてください。お取り寄せをすることも可能です。
【山田竹風軒 源氏巻】 1本 値段 290円(税込)

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山田竹風軒本店のHP

津和野の新しい味となっている源氏巻アイスは、源氏巻の餡を使った小豆アイスに源氏巻の皮を巻いたもの。津和野散策のお供にぴったりです。

店舗情報
店名:山田竹風軒 本町店

住所:島根県鹿足郡津和野町後田ロ240

定休日:無休

営業時間:7:30~18:00

食べやすい大きさ、かわいい焼き印の「三松堂」

和菓子処 三松堂の「笑小巻(えみこまき)」は源氏巻を一口サイズにカットして可愛い焼き印を押し、個包装したものです。季節によってひな祭りや端午の節句などのバージョンがあります。こちらも通販で購入可能です。

【三松堂 笑小巻】 5個入り 値段 780円(税込)

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三松堂のオンラインショップ

 

店舗情報
店名:三松堂津和野本店

住所:島根県鹿足郡津和野町森村八19-5

定休日:なし

営業時間:8:00~18:00

焼きたての源氏巻が食べられる「山本風味堂」

源氏巻を作る様子を見られるのが山本風味堂の魅力です。

店主が鮮やかな手つきで焼いていく様子は、ずっと見ていても飽きません。こちらでは焼きたての源氏巻をいただくこともできます。土産物店で買う源氏巻はしっかりと包装されて皮がしっとりとしているのが普通ですが、焼きたては皮がぱりぱりで、餡が熱々。一味違った源氏巻の魅力を発見できます。

店舗情報
店名:山本風味堂

住所:島根県鹿足郡津和野町後田ロ479-1

定休日:火曜日

営業時間:09:00~19:00