仙台の定番ずんだ餅|歴史や人気店の紹介

仙台には牛タン、笹かまぼこ、せり鍋などありますが、スイーツ好きには見逃せないのがずんだ餅です。
今回はずんだ餅に注目!
ずんだ餅の歴史や仙台の人気店、ずんだ餅のレシピをご紹介します。

ずんだ餅

東北地方で昔から食べられ、今も宮城名物として知られる伝統的な和菓子です。枝豆を使った、特に夏に嬉しい食べ物です。「ずんだ餅」と呼ばれますが、なまりの違いにより各地方で呼び方が異なり、「ぬた」や「じんだ」などと呼ばれることもあります。宮城県では家庭の食物として、特に夏季の体力補給のための生活の知恵からできた食べ物だと言われています。

ずんだ餅の歴史

「ずんだ」という言葉の由来は複数あります。
一般的と言われているのは豆を潰す「豆打(ずだ)」の意味。
他には伊達政宗の陣地の中で刀で枝豆を潰していたことによるという説もあります。

元々は農家でお盆やお彼岸の時期に食べられていたものですが、今は冷凍保存が可能になり1年中楽しめる食べ物となりました。

仙台の老舗ずんだ餅:村上屋餅店

村上屋餅店は創業から140年以上の歴史のある老舗です。ずんだ餅ランキングでも上位に入ることの多い人気店。
餅も餡も手作りされており、イートインスペースでは作り立てのずんだ餅を楽しめます。
餡は枝豆の甘みを感じられるよう砂糖を少ししか使わず甘さ控えめにされているところも特徴的。餅は地元宮城県産のミヤコガネを使ったもち米から作られています。
ずんだ餅以外にもずんだ大福といった他のずんだ菓子や、黒ごま餅・くるみ餅などの商品も。
暑い時期には嬉しいずんだ餡を使ったかき氷もあります。このかき氷、上にずんだ餡が乗っているだけでなく、底にもずんだ餡が敷かれているので氷だけ余ることなく最後までずんだ餡を楽しめるところがポイント。

店舗情報
店名:村上屋餅店

住所:宮城県仙台市青葉区北目町2-38

営業時間:9:00-18:00

定休日:不定休

仙台空港で楽しめるずんだ餅:ずんだ茶寮

萩の月で有名な菓匠三全が展開するずんだ専門店がずんだ茶寮です。
こだわりの枝豆とミヤコガネを使った餅米によるずんだ餅を始め、ずんだシェイク、ずんだロールケーキ、ずんだ生クリーム大福、ずんだプリンなどずんだを使った商品がたくさん。
店舗は仙台駅や仙台空港などに展開しています。お土産にオススメです。

店舗情報
店名:ずんだ茶寮 仙台空港店

住所:名取市下増田字南原 仙台空港2F

営業時間:6:45-19:45

定休日:年中無休

店舗情報
店名:ずんだ茶寮 仙台駅ずんだ小径店

住所:仙台市青葉区中央1-1-1仙台駅3F

営業時間:
物販8:00-21:30
喫茶9:00-21:00

定休日:年中無休

ずんだ餅の作り方は?レシピを紹介!

ずんだ餅は自宅でも意外と簡単に作ることができます。
材料は枝豆、塩、砂糖、餅です。
薄皮を剥いた温かい枝豆をすり潰し、塩と砂糖と適量の水を加えて混ぜればずんだ餡の出来上がり!
お餅にずんだ餡をかければ完成です。

千葉県出身。元公務員で現在はフリーランスのライターとして活動中。甘いものは全般的に好きだが特に生クリームが使われているお菓子が大好き。趣味は舞台観劇。