【静岡】お土産にぴったりの縁起物スイーツ”亀まんじゅう” 誕生秘話とオススメのお店をご紹介!
静岡名物「亀まんじゅう」をご存知ですか?
亀まんじゅうという名前からも想像できるように、かわいらしい亀の形がパッと目を引くまんじゅうです。亀まんじゅうは縁起の良いスイーツとして、お土産にもぴったりな和菓子です。
そんな元祖亀まんじゅうを作っているのが「かめや本店」。かめや本店では、ほとんどすべての亀まんじゅうを職人が手作りで作っているんですよ。静岡土産だけでなく、ちょっとした手土産にもぴったりの和菓子、亀まんじゅうについてご紹介していきたいと思います。
静岡の亀まんじゅう。 pic.twitter.com/sIoGAEZwFI
— 畑 主税 (@wagashibuyer) 2015年8月25日
目次
亀まんじゅうを作るかめや本店とは?
有限会社かめや本店は1948年パン屋として創業した会社です。
静岡県御前崎市に本店をおき、亀まんじゅうは御前崎の名物になっています。
亀まんじゅうをはじめ、上生菓子やマドレーヌなどの洋菓子、銀の砂などの焼き菓子など幅広い商品を取り扱っています。かめや本店の看板商品は「亀まんじゅう」。ミニサイズ以外は30年以上のベテラン職人さんによって手作りされているそうです。
次からは、そんな亀まんじゅうについてみていきましょう。
亀まんじゅうってどんな饅頭?
亀まんじゅうは可愛らしい亀の形がユニークなお饅頭です。
自家製あんこが頭から足までぎっしり詰まっています。まんじゅうの表面はつるっ、てかっとしていて本物の亀の甲羅を思わせます。そして饅頭の皮はまるでパンのようです。かめや本店がもともとパン屋だった名残かもしれませんね。
とにかく食べ応えばっちりで、いっきに食べちゃうほど美味しいです。
亀まんじゅうの由来や賞味期限は?
亀まんじゅうの由来を知っていますか?元祖亀まんじゅうを作っている「かめや本店」のホームページには、亀まんじゅうの誕生秘話が紹介されているんです。
亀まんじゅうの由来
亀まんじゅうが有名なかめや本店は、もともとお菓子屋さんではなく、パン屋さんでした。
御前崎市はウミガメが産卵のために訪れる土地だったので、縁起の良い形だったこともあり、売り物用ではなく個人的に正月の飾り物として亀の形をしたお饅頭を作って飾ったそうです。すると、その飾り物を見たお客さんがその亀のお饅頭を売ってほしい!と店主に声をかけますが、売り物として作ったわけではなかったため、売れないと断ります。
しかし、どうしてもあきらめがつかないお客さんは売ってほしい、店主は売れないと、攻防が続きましが、最終的に店主は仕方なく亀の形の正月飾りを譲ることにしました。そして、噂はたちまち広がり、亀まんじゅうを求める人が大勢現れたため、売り物として作るようになったのが、亀まんじゅう誕生の始まりです。
賞味期限
亀まんじゅうの賞味期限は、常温にて約2週間前後となっています。
サイズ
ミニ・小・中・大・特大のサイズがあります。好きなサイズを選べるのも嬉しいですね。
かわいい亀まんじゅうに出会った゜+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜ pic.twitter.com/mpRTjUuxOF
— あやぱんだ´∀’) (@ayapanda223) 2016年2月9日
鶴亀まんじゅうもおすすめ
かめや本店では、縁起の良い鶴と亀のまんじゅうがセットになった鶴亀まんじゅうも取り扱っています。
結婚式や出産祝いなどのお祝いにぴったりの一品です。鶴亀まんじゅうは、完全受注生産となっているため、予約が必要です。予約は必要な日の3日前までに電話でしてください。
亀まんじゅうはどこで買える?通販は?
元祖亀まんじゅうを販売しているかめや本店の直営店は、静岡県内の道の駅や百貨店、JR静岡駅内にあります。東京都内では、百貨店での物産展などで販売されることもあるようです。
お取り寄せも可能で、ホームページにあるご注文フォームから、お取り寄せすることが可能です。亀まんじゅうは、縁起の良い和菓子なので、手土産にもぴったりです。遠方の方は、お取り寄せで是非亀まんじゅうをお試しください。
ご利用はこちら↓
お土産の亀まんじゅう~🐢 pic.twitter.com/k28X5GVUNt
— ナーさん (@kisaragi_haru1) 2017年4月2日
亀まんじゅうに似たお菓子も?
亀まんじゅうは静岡の銘菓ですが、東京都内や銀山温泉などにも亀まんじゅうに似たような名前のお菓子が存在するみたいです。
元祖栗どら焼きの店 するが」の亀万寿
葛飾区亀有にある「元祖栗どら焼きの店 するが」には、亀万寿というスイーツがあります。こちらは、かりかりな食感が人気のかりんとう。その日に作ったものをその日のうちに販売するというこだわりぶりで、さくさくな食感が楽しめるお菓子です。亀まんじゅうとは別物ですが、都内でも人気スイーツなので、是非お試しになってみては?
亀屋菓子舗の「亀まんぢう」
銀山温泉にあるのは、亀屋菓子舗の「亀まんぢう」。銀山温泉のお土産として大人気のおまんじゅうです。午後には売り切れてしまうほどの人気ぶりなので、こちらも是非お土産にいかがでしょうか?
「老舗 亀まん」の「亀まん頭」
長野県伊那市にある「老舗 亀まん」には「亀まん頭」が銘菓として販売されています。銭湯の名前からとった、亀まん頭は、高遠の名物として有名なスイーツです。
静岡銘菓とは異なる和菓子ではありますが、どのスイーツも有名な銘菓です。お近くまでお越しの際は是非お試しくださいね。
【温泉】銀山温泉。山形県尾花沢市の温泉。慶長年間に発見。名はこの地にあった延沢銀山に由来。『おしん』の舞台にも。共同浴場は2カ所。個人的にはかじか湯がおすすめ。亀まんぢうという饅頭が名物。その他、温泉街で味わえる生揚げ豆腐は絶品。 pic.twitter.com/SYBKi3DvTz
— 桐生こうき (@kiryu_rainbow) 2016年1月23日
亀まんじゅう まとめ
いかがでしたか?
静岡に行った際に、ぜひ亀まんじゅうを食べてみてくださいね。
可愛いので女性やお子さんへのお土産にもおすすめですし、縁起が良いので高齢者にも喜ばれるはずです。