日光綿半｜創業230年を超える老舗が作る伝統の羊羹とは

羊羮2,204 views

老舗が立ち並ぶ日光の中でも、「綿半」といえば老舗中の老舗として、大変長く愛されているお店です。

厳選された素材と日光の清浄冷水にこだわり、美味しく安全な和菓子作りを継承し続ける日光の老舗「綿半」についてご紹介していきます。

綿半はどんなお店?

天明七年(1787年)四月に「初代綿屋半兵衛」として開業した綿半。
綿半というお店ができたのはこの年ですが、その前から数代に渡って菓業を営んでいたようなので実はもっと昔、気の遠くなるほどの昔から続くお店でもあるようです。

和菓子作りは、綿半の庭先に古来より湧き出ていた冷泉(湧き水)汲んで、煉羊羹を製造していたことから始まっています。

以来、歴史の中で天皇家・大名・公家・武家などが日光髄一の進物としてそれぞれの領地に持ち帰ったことで「日光綿半の煉羊羹」として広く知れ渡ったということです。

さすが、230年以上続く老舗となると、全国に広まったエピソードもロマンがありますね。

綿半の名物、日光羊羹

綿半と言えば、看板商品の羊羹。先ほどご紹介した通り、綿半が全国に広く知られるようになったのもこの羊羹がきっかけでした。

綿半の日光羊羹は美しい日光で湧き出る清浄冷泉のお水と、厳選された材料だけを使い、また、安全に美味しくいただくために添加物は一切使用していないというこだわり。

羊羹作りのこだわりは、伝統の味となり、美味しさと安全を現代へと継承しています。

特製竹皮包煉羊羹

綿半の元祖日光羊羹を召し上がりたい方は、こちらの竹皮に包まれた物をまずはどうぞ。
昔と同じ竹皮で直に包まれたこの綿半特製の羊羹。
羊羹に付いた竹の良い香りや、日が経つにつれて羊羹表面に砂糖が浮き出て白く変化してくるという特徴があります。

1本ずつ手作りのため、作る数に限りがあります。売り切れてしまうこともありますので、贈り物などに用意される際はご注意ください。

商品名:特製竹皮包練羊羹
値段:1本入り・2,110円(税込)他
賞味期限:常温で7日間

煉羊羹

こちらの煉羊羹は綿半の美味しい羊羹を日持ちできるようにと作られたもの。
素材の美味しさを活かしたお味も種類豊富なので、色々召し上がってお好みのお味を見つけるのも楽しいですよ!

煉羊羹
栗入羊羹
小倉羊羹
塩羊羹
柚羊羹
黒羊羹
単品でも、箱に入ったセットでも販売しています。

商品名:煉羊羹
値段:栗入1本・1,600円(税込) / その他1本・1,500円(税込)他
賞味期限:常温で5ヶ月間

一口塩羊羹

小豆の甘さを引き立てるように程よい塩加減がなんとも味わい深い綿半の塩羊羹は、一口サイズで食べやすい包装になっています。
竹の皮に包まれたこの塩羊羹は、ちょっと渋くて素敵です。見た目も風情があり、食べきりサイズでお土産にもぴったり。
日光のおみやげとして職場などに差し入れすると、とっても喜ばれそうなルックスですよ!

商品名:一口塩羊羹
値段:6個入り・940円(税込) 他
賞味期限:常温で10日間

水羊羹

綿半の羊羹は、通販でお取り寄せできますが、この水羊羹だけは、日光綿半の店頭に行かないと手に入らない逸品。

糖分を控えめにし、小豆の美味しさを最大限に活かした綿半の水羊羹は、その名の通りつるんと瑞々しい舌触りと美味しさです。
日光に行ったときは絶対に買い忘れないようにしてくださいね!

商品名:水羊羹
値段:5本入り・760円(税込) 他

綿半のその他のお菓子

綿半には羊羹の他にも由緒ある銘菓があるのでこちらも是非ご賞味ください。

日の輪

綿半の二代目半兵衛が発案した日の輪は、甘めのこしあんがきつね色に焼き目の付いた薄皮にぎっしりと詰まった綿半の銘菓です。

さらりとした口当たりのこしあんは、熱いお茶と一緒にいただくと相性抜群。
甘いのに何個でも食べたくなってしまう完成度の高いお菓子。

ちなみにこのお菓子を「日の輪」と命名されたのは、法親王宮殿下に御献上した際のことだそうです。

商品名:日の輪
値段:6個入り・1,190円(税込) 他
賞味期限:常温で4日間

綿半のお菓子は通販でお取り寄せ可能です!

綿半ではさきほどご紹介したお菓子のうち、水羊羹以外の商品は全て通販でのお取り寄せができるんです。
綿半公式オンラインショップからの注文の他に、電話(綿半本店:0288-53-1511)・FAX(0288-53-5410)での注文も可能です。

決済は、代金引換または銀行振込のみとなっており、クレジットカード支払い不可。
送料や代引き手数料につきましてはこちらこちらをご確認ください。

綿半の行き方は?

綿半は、日光市に2店舗を構えています。
綿半本店は、東武日光駅から約2km、綿半大通り店は東武日光駅から約1kmと、ちょっと歩いていくには距離がありますので公共交通機関やお車での来店がおすすめです。

店舗情報
店名:綿半本店
住所:栃木県日光市安川町7-9
営業時間:8:30～17:30※営業時間等は変更の可能性がありますので、公式の情報でご確認ください。
定休日:火曜日
店舗情報
店名:綿半大通り店
住所:栃木県日光市下鉢石町799
営業時間:8:30～17:30※営業時間等は変更の可能性がありますので、公式の情報でご確認ください。
定休日:火曜日

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