<2021年10月更新>教えて!「ビーントゥバー」について|ビーントゥバーの魅力とおすすめ店8選

「ビーントゥバー」をご存じでしょうか?

最近よく聞く「ビーントゥバー」という言葉。
チョコレートファンなら「ビーントゥバー」の意味を知らない人はいないかもしれませんね。

一方で、「ビーントゥバー」って何???と思う人もいるはず。

今回は、ビーントゥバーとは何かについて、そして、ビーントゥバーのおすすめ店を8店ご紹介します。

ビーントゥバーとは?

ビーントゥバーとは、チョコレートの原材料カカオ豆がタブレットに生まれ変わるまでの工程を一貫して行うことをいいます。

ビーントゥバーのブームの発祥はアメリカと言われており、日本の専門店でも、ビーントゥバーを売りにしているところが増えてきています。ビーントゥバーという単語はそれぞれ分解すると、ビーン=「カカオ豆」、トゥ=~まで、バー=「板チョコ」という意味です。

ビーントゥバーの歴史

「ビーントゥバー」は、アメリカ発。ビーントゥバーのムーブメントの始まりは2000年頃。アメリカではチョコレートが香料や植物性油脂などがたっぷりの「甘いお菓子」でカカオ豆の風味が失われつつありました。

そんな時起こったビーントゥバーの動き。素人の個人が、カカオ豆とシュガーなどのシンプルな材料で自宅で作り始めたケースが多かったのです。

このビーントゥバーのムーブメントが2010年代前半ごろ、日本にも到来。日本でもビーントゥバーは定着しつつあります。

ビーントゥバーの魅力

ビーントゥバーは主に単一産地のカカオ豆で作られるので、豆本来の風味や味を楽しめます。

カカオ豆は産地や品種で風味が全く違います。また、発酵や焙煎によっても味が変わるのもビーントゥバーの魅力。色々なカカオ豆の風味を楽しむためにビーントゥバー店巡りをしている人もいるのだとか!

メーカーにより作り方のみならず、カカオの仕入れ方から異なるため、ビーントゥバーはお店ごとの個性の違いが一層楽しめるでしょう。カカオ豆の本来のおいしさを引き出すため、添加物や香料などを一切加えないのもビーントゥバーの特徴。

ビーントゥバー、気になりますよね!

おすすめのビーントゥバーのお店8選

ビーントゥバーの専門店の中から、オススメの店舗を東京都内のお店を中心にご紹介しましょう。

ビーントゥバー店①ダンデライオン・チョコレート

このビーントゥバーの専門店は、東京都浅草蔵前にあります。お店の前がガラスばりになっており、製造している様子が見えるのがポイント。

原料にはシングルオリジンのカカオ豆とオーガニックのケインシュガーのみを使用するなど細部までこだわって商品を仕上げています。

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ダンデライオン・チョコレートのオンラインストア

ビーントゥバー店②ショコル(xocol)

ビーントゥバーのお店ショコルは、等々力駅から15分ほど歩いた閑静な住宅街の中にあります。

ショコルのこだわりは多くのチョコレートに使われている乳化剤や香料などの添加物を使用していないところ。これは、ビーントゥバーでの製造故できること。そのため雑味の少ないカカオ本来の味わいを堪能できます。

ナッツやドライフルーツ、グラハムクラッカーを使って作った「SALAME(サラミ)」や、丁寧に細かく挽いたカカオを使った生チョコ「DICE(ダイス)」など、ネーミングや包装もシンプルながら一捻りされた商品が揃っており、どんな味が楽しめるのか想像しながら口に入れるのが楽しみになってくるチョコレートばかり。

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xocol (ショコル)のweb order

ビーントゥバー③ミニマルビーントゥバーチョコレート

ビーントゥバーのお店ミニマルは、富ヶ谷にあります。ミニマルの商品の特徴は、フレーバーのレパートリーが豊富なところ。

カカオと砂糖のみで作ったシンプルなチョコレートに、フルーツやミントなどの爽やかな味と香りを加えたものがたくさん揃っています。

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ビーントゥバー店④グリーン ビーン トゥ バー チョコレート

店名にも“ビーントゥバー”がついている、グリーン ビーントゥバーチョコレートというお店は中目黒にあります。

座席数も多く、広々としたお店なのでゆっくり過ごすことができますよ。
グリーン ビーントゥバーチョコレートで作られているチョコレートの原材料は、厳選したカカオ豆とオーガニックなシュガーのみというシンプルな味わいが特徴です。

使用するカカオ豆ごとに製造工程を研究するというこだわりで、カカオ豆本来の香りを最大限引き出しています。ケーキメニューも充実していて美味しいです。

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ビーントゥバー店⑤クラフト チョコレート ワークス

このビーントゥバーのお店は三軒茶屋駅から徒歩9分ほどのところにあります。
デザイン性の高いモダンな店内には、商品がまるでアート作品のように並んでおり、お店で購入できるソフトクリームも人気を集めています。

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ビーントゥバー店⑥サマーバードオーガニック

東京都表参道にあるビーントゥバーのお店は、デンマーク生まれ。
北欧らしく、オーガニックな食材にとことんこだわったチョコレートがサマーバードオーガニックの特徴なので、お子さまにも安心して食べさせることができそうですね。

特にSNSや口コミでも人気なのが、クリームキスという可愛い名前のチョコレート。定番フレーバーはバニラとストロベリーです。

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ビーントゥバー店⑦ボナ

このビーントゥバーのお店は、フランスで生まれました。
「ボナ」は、なんと百三十年の歴史を誇るビーントゥバー老舗店です。現在ではよくみられるようになったシングルオリジンのタブレットの先駆けとなったお店なのだそう。

このシングルオリジンのラインナップはかなりのもの。食べ比べてみるのも楽しいかもしれませんね。
こちらは長年日本にお店がなく、バレンタイン時期の出店や通販でしか購入することができませんでしたが、ようやく広尾に、待ちに待った実店舗をオープンしました。

近くに行かれた時は、是非足を運んでみてください!

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amaguise.com

ビーントゥバー店⑧ビーントゥバーチョコレートichiji

兵庫県芦屋駅の近くにあるビーントゥバーのお店です。2016年にオープンしました。
ビーントゥバーチョコレートichijiのチョコレートは、乳製品を入れずにカカオ本来の風味を存分に楽しめるのが特徴です。
カフェも併設しており、芳醇なカカオが香るチョコレートドリンクや、しっかり濃いめのチョコレートソフトクリームなどを楽しめます。

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ビーントゥバーの個性的なメニュー

ビーントゥバー商品は、他の食品とコラボした個性的なメニューもたくさんあります。そのなかから人気のものをご紹介しましょう。

ビーントゥバーチョコレート×ビール

ビーントゥバーのチョコレートはクラフトビールと似ていると言われることがよくありますが、ビーントゥバーのチョコレートとクラフトビールのコラボ商品も登場しています。

それが先ほどご紹介したダンディライオンと「COEDO」のコラボビール「チョコレート・デュンケル」ほのかな甘みとカカオの豊かな香りを感じられ、新しい美味しさと出会うことができますよ。

ビーントゥバーチョコレート×プリン

ビーントゥバー チョコレート専門店「マジドゥショコラ」で販売しているのが、ビーントゥバーのチョコレートとプリンがコラボした商品です。
プリンに合わせてカカオ豆の焙煎を行なっているので、カカオの風味がしっかりと感じられる仕上がりです。

ビーントゥバー まとめ

ビーントゥバーの代表的なお店や、他の食材とのコラボなどをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

ビーントゥバーは、最初から最後までの全工程を、手間をかけて作られている分、カカオの香りや味をより楽しめるのがビーントゥバーの一番の魅力。

ビーントゥバーを知らなかったという人は、ビーントゥバー専門店のチョコレートをぜひ試してみてくださいね。

ビーントゥバーは一から作るため、お店ごとに味が全然異なるというのも楽しみのひとつです。
気になるビーントゥバーの店のチョコレートを食べてみるのも良し、ビーントゥバー店巡りも良し!

ぜひ、お気に入りのビーントゥバー専門店を見つけてみてください!