【チョコレート用語】2つの意味がある!?プラリネの由来や意味を徹底解説
チョコレートの種類の一つである「プラリネ」。
日本でも良く見かけるチョコレートの一種ですが、紛らわしいことに、国によって意味が異なります。また、日本では2つの意味があるので、理解していないと欲しいチョコレートが購入できない…なんてことも。
プラリネのチョコレートを購入する際に「思っていたのと違う」とならないように、日本で使われている「プラリネ」には、どのような意味があるのか詳しく紹介していきます。
プラリネには2つの意味がある
プラリネには、2つの意味が存在しています。
①ローストしたナッツ(ヘーゼルナッツやアーモンド)をキャラメリゼ(砂糖と煮詰めてカラメル化)し、砕いてペースト状にしたもの。
もしくは、そのナッツペーストを使用した一口サイズのチョコレートのこと。
ローストしたナッツをカラメル化しただけのものを指す場合もあります。
②一口サイズのフィリング(中身)が入ったチョコレートのこと。
フランスでは、ボンボンショコラと呼ばれ、この表現は日本でも知っている方も多いのではないでしょうか?
ドイツ・スイス・ベルギーでは、一口サイズのフィリング入りチョコレートのことを「プラリーヌ」と呼び、これを日本表記に直す際「プラリネ」となったことから、一口サイズのチョコレートを指す意味としても使われています。
一般的に見かけるものの中では、圧倒的に①の意味でプラリネという言葉が使用されていることが多いです。
どの意味でプラリネが使われているかは、どんなチョコレートであるか、または前後の文章などから見極める必要もあります。
お菓子が好きな方ならよく耳にする”プラリネ”には、実はいろんな意味があったとは驚きですね。
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あんた好きでしょ。
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朝ごはんに出されたプラリネ。
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好きだけど…母よ…好きだけど…
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大好物を朝から食べたから今日はなんだか頑張れる気がする。
.#プラリネ#プラリネミニ#念吉#今日も1日頑張ろう#新潟市 #UMC #ガタ子 https://t.co/5IgOZACQhP pic.twitter.com/owLWiUXhUZ— ガタ子@にいがた通信 (@gata21tsushin) June 26, 2019
プラリネが誕生した歴史
プラリネは、フランスとベルギーそれぞれの誕生秘話があります。
フランス
フランスでは、17世紀頃に、貴族や外交官、軍人のお抱え料理人であるプランズランが、ボウルに入っていたアーモンドに、熱くなった砂糖が鍋から溢れ出し、かかっていたのをみつけました。
これを味見した公爵があまりの美味しさに大喜びし、プランズランが嬉しさのあまりに自分の名前を名づけたのがきっかけだそう。フランスで誕生した「プラリネ」は、その後、シロップをからめてカラメル状になるまで煮詰めたアーモンドに変化したと言われています。
ベルギー
一方、ベルギーできっかけになったのは、1850年代の薬売りのジャン・ノイハウスの考案。子供たちのために、どうにかして苦い薬を抵抗なく飲ませたいという思いから、チョコレートで薬を包む方法を思いつきました。
その後、彼の意志は引き継がれ、孫のジャン・ノイハウスJr.が、薬の代わりに美味しくて柔らかいフィリングを詰めることを思いつき、1912年にプラリネが誕生したと言われています。
🍫Chocolat praliné blanc
ハッピーバレンタインです皆さん😆
きっと来年は作れないので今年はバレンタインまでにたくさんチョコスイーツを作ってみましたー!
まとめは後日😆#プラリネ #手作り #コッタ#お菓子 #お菓子作り #お菓子作り好きな人と繋がりたい #バレンタイン pic.twitter.com/gpXixGKcMI— ゆっぴき (@cooking_made41) February 13, 2019
モロゾフのプラリネとは?
上質なショコラを取り扱っている、80年以上の歴史がある「モロゾフ」。贅沢を知る大人のためのハイクラスなブランドとも言われているモロゾフでは、どのようなプラリネを提供しているのでしょうか?
日本の洋菓子製造、販売を行っているモロゾフでは、フランスで使用されている「プラリネ」と同じで、ナッツを使ったチョコレートという意味があります。
アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネを詰めた「プラリネミルク」や、さらにカシューナッツが入って、金粉までトッピングされた「プラリネ」などの商品があります。
甘さが際立ち、日本人好みに仕上げられたプラリネを求めているのであれば、モロゾフのチョコレートがおすすめです。単体では販売していないので、贅沢な一口サイズのチョコが詰まっているセットの、チョコレートセレクションを購入すると良いでしょう。
商品名 プレミアムチョコレートセレクション
値段 11個入:1,080円、16個入:1,620円、22個入:2,160円、33個入:3,240円、54個入:5,400円(税込)
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ちなみにモロゾフはアミティエというチョコレートも人気です。
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— まえ子ん (@tyottokonbini) April 12, 2020
ゴディバのプラリネとは?
誰もが知っているチョコレートブランドと言っても過言ではないほど有名な「ゴディバ」。
ゴディバにおける「プラリネ」は、ナッツを使用したチョコレートのことで、さらにカカオバターや特別なフレーバーを加えたもののことを表しています。
ナッツには、アーモンドやヘーゼルナッツを使用。ヘーゼルナッツは最高級のものを使用し、砂糖と合わせて20ミクロンまで細かく挽くのがゴディバならではの製法。プラリネはペースト状なので、粒チョコの中身として使用されています。
プラリネを使用したチョコレートは、「クール」「トルビヨン プラリネ」「ルーン プラリネ」「クルスティン」など種類が豊富。
コーティングされたチョコレートの甘さと、熟成されたなめらかでしっとりとした口当たりのプラリネが、最高の風味を演出してくれます。ゴディバのプラリネを味わいたい方は、ゴールドコレクションがおすすめです。
商品名 ゴールドコレクション
値段 7粒入:1,620円、8粒入:2,160円、12粒入:3,240円、20粒入:5,400円、35粒入:10,800円(税込・送料別)
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「プラリネ ドリーム」幸運から生まれた永遠の名作、プラリネを贅沢に使った香り高いチョコレート。
サクサクとしたヘーゼルナッツプラリネをミルクチョコレートでコーティングしました。
トッピングのカカオニブが味わいのアクセントに。https://t.co/uFTtiIN7bu pic.twitter.com/Pat3yWIML7— ゴディバ (@Godiva_JPN) January 28, 2020