ジェラートとアイスクリームの違いを徹底調査

普段何気なく目にしている「アイスクリーム」や「ジェラート」、「シャーベット」などのアイスの名前。

違いなんてあるの?と思っている方!!

実はこれらにはさまざま違いがあるんです!その違いを特に気にせずに食べていたという方も多いのではないでしょうか。違いを知ると、アイスを食べるのがさらに楽しくなるかも?!今回はそんなジェラートとアイスの違いについてご紹介していきます。

違いを知る①ジェラートとは?

ジェラートとアイスクリームを食べた時の違いは、サッパリ食べられますが、コクがありますよね。その上、果実や果肉、野菜を使ったジェラートも多く、アイスクリームと違いヘルシーなイメージがあります。

ジェラートとはイタリア発祥のお菓子です。イタリアには4万店舗あるのだとか!イタリア人は手作りかどうか、旬の素材を使っているか、食感は滑らかかということを重視しているようです。

実はジェラートはかなり歴史が深い食べ物で、今から約2500年前から存在していたと言われています!もともとは、氷に牛乳や果肉をかけたものをジェラートと呼んでいたとか。

そんなジェラートですが、イタリア語で「アイスクリーム」という意味です。広い意味で氷菓を指しているのですが、日本の定義とは少し異なります。
日本では法定で、氷菓の成分の15%以上が乳固形分でできており、かつその8%以上が乳脂肪であるものをアイスクリームと呼ぶ、と決まっています。
そのため、日本ではアイスクリームとジェラートを区別し、乳脂肪分が5%程度の、果汁などがメインのヘルシーな氷菓をジェラートと呼んでいます。
食事の後などにジェラートが出ると、さっぱりと食べることができるのでお口直しにぴったりですよね!

違いを知る②アイスクリームとは?

アイスクリームとは、牛乳などの原料を冷やしてクリーム状にしたもの。ジェラートのところでも触れましたが、ジェラートとの違いは氷菓の成分の15%以上が乳固形分でできており、かつその8%以上が乳脂肪であるものをアイスクリームに分類されること。さらに全体に対する乳固形分や乳脂肪分の割合によって種類が分かれるそうです。乳脂肪分は8%以上のものをアイスクリーム、3%以上はアイスミルク、それ以下はラクトアイスに分類されるのです。

アイスも歴史が古く、古代ローマ時代に皇帝など身分の高い人の食べ物でしたが、大航海時代などを経て現在のものに近いミルクアイスのようなものがヨーロッパに伝わって発展したとのことですよ。

違いを知る③ソフトクリームとは?

ソフトクリームはアイスクリームやジェラートと使われている材料はほとんど同じですが、製造方法が異なるので呼び方が区別されています。
ソフトクリームは、その場ですぐに食べることを想定しています。確かにサービスエリアやフードコートで食べたことがある人も多いのではないでしょうか?

機械で抽出され、また製品中の空気の量がアイスクリームと比べて多く、口当たりが滑らかなのが特徴です。ジェラートとの違いはオーバーランと言われる空気含有量。
また、温度もアイスクリーム(-8℃~-10℃ほど)と比べて少し高く-4℃~-6℃になっています。
製法によって呼び方が異なっていたとは驚きですよね!

違いを知る④シャーベットとは?

シャーベットとは、乳成分を含む場合もあるのですが、製法がアイスクリームなどとは異なり、果汁に砂糖や香料などを混ぜて凍らせたものです。
この製法からもわかるように、シャーベットを食べてさっぱりした!喉が潤った!と感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
夏に食べたくなる氷菓ですよね!
アイスクリームやソフトクリームと比べてカロリーが低いのが特に女性にとっては嬉しいポイント♪

アイスクリームとジェラートの違い まとめ

アイスとジェラートの違い、わかりましたか?

意外に乳脂肪分や空気含有量など様々な違いがあるのですね。なんとなく使い分けていた、アイスクリーム、ソフトクリームやシャーベットにこんな違いがあったとは驚きですよね!

違いがあってもどれもおいしいことは確か!特に暑い夏なんかは違いなんか気にせず食べたくなっちゃいますよね。でも、違いを知っておくと、ヘルシーな物を求めている人にはジェラート、濃厚な味を食べたい時はアイスクリームなど気分や状況によって食べ分けることができます。

違いに関する豆知識、これから外食の時に誰かに話したくなっちゃうかも?!

ぜひ違いを知らない人にも教えてあげましょう。