懐かしい味わいが評判!氷川神社参道の名店「氷川だんご屋」

氷川神社の参道沿いに店を構える老舗甘味処「氷川だんご屋」。
創業当時から変わらない丁寧に作られたおだんごは多くの人に愛され、氷川神社の参拝客や地元ファンがつぎつぎと訪れる大人気店となっています。
テイクアウトして参拝のお供にだけでなく、店内でゆっくり休憩に立ち寄るのもおすすめです。今回は、そんな氷川だんご屋についてご紹介します。

氷川だんご屋はどんなお店?

氷川だんご屋は、埼玉県さいたま市大宮の「武蔵一宮氷川神社」参道にある1970年創業の老舗甘味処です。氷川神社の総本社として二千年以上の歴史を誇る武蔵一宮氷川神社には、連日たくさんの参拝客が訪れています。氷川神社の参道には700本の樹木が並び、春はさくら、秋は紅葉と四季折々の美しさが楽しめる場所でもあります。氷川神社に来たら、必ず氷川だんご屋に立ち寄るという方も多いのではないでしょうか。
日本一長いといわれる参道は約2㎞ほどあるため、氷川だんご屋は休憩場所にもぴったりの場所です。店頭から漂う名物の氷川だんごを焼く香ばしい匂いに誘われ、多くの参拝客で行列ができることも。懐かしい味わいのおだんごが評判となり、様々なメディアでも紹介されています。

氷川だんご屋の周辺では、テイクアウトして食べ歩きをしている方がたくさん。店先にはベンチが設置されていますので、気軽にひと休みできますよ。焼きだんごは冷めてもおいしいため、お土産にしてもいいでしょう。
またテイクアウトだけでなく、店内でのお食事も可能。きしめんや甘味などの食事メニューがイートインで食べられるので、参拝後にゆっくりとランチで訪れるのもおすすめです。イートインするなら、焼きだんごと酒まんじゅう、揚げまんじゅうに梅茶がついた氷川セットも色々な種類が食べれてお得感があります。

そんな氷川だんご屋が、2020年8月に移転オープンしました。移転といっても旧店舗の南側のすぐ隣の場所です。創業当時は、現在の平成ひろばの辺りで営業していた氷川だんご屋ですが、平成に入り旧店舗に移転し30年間営業されていました。
旧店舗のお茶屋さんの雰囲気から一変、新店舗の店内は木のぬくもりを感じるナチュラルモダンな雰囲気に様変わりしています。店内には段差もありませんので、ベビーカーや車いすの方も安心です。駐車場が併設されましたので、お車の方はそちらを利用するといいでしょう。

氷川だんご屋で食べておくべきイートインメニューは?

まずは氷川だんご屋でおすすめのイートインメニューをご紹介します。

氷川きしめん

氷川だんご屋の氷川きしめんは、一度食べるとファンになる方も多いという大人気メニューです。焼きもちに揚げ卵、きのこ、かまぼこ、甘じょっぱいお揚げと具だくさんでボリューム満点。だんご屋なだけあり、おもちが焼いてあり香ばしい焼きもちになっているのも嬉しいポイントです。
もちもちのきしめんに、上品で優しい味のお出汁でホッとできますよ。甘味との相性もいいので、ぜひ一緒に食べてみてください。氷川きしめんは数量限定になっていますので、気になる方は早めに来店するといいでしょう。通常メニューとしてきしめん、きのこきしめん、力きしめんの提供もされています。

値段:890円

冷やしあめ

氷川だんご屋の冷やしあめは、NHKの「グレーテルのかまど」にも取り上げられた名物商品です。冷やしあめとは、飴の甘味の主成分である麦芽糖と生姜を合わせたもので、グラスにレモンの輪切りが浮かんだ、見た目から清涼感のあるメニュー。ぴりっとした生姜の味わいに、優しい甘さとレモンの酸味でさっぱりといただけます。氷川だんご屋で暑い日におすすめのドリンクです。

値段:390円

氷川だんご屋で食べておくべきお菓子は?

氷川だんご屋のお菓子はどれも魅力的なものばかりですが、その中から特に食べておくべきメニューをご紹介します。

氷川だんご

氷川だんご屋といえば、やはり店名にもなっている名物の氷川だんごです。素材にはこだわりの埼玉県産のもち米を使用。創業当時からの作り方で、早朝から下ごしらえし一つ一つ丁寧に作られた焼きだんごは、もちっとした食感がクセになります。氷川だんごは、創業以来継ぎ足しのしょうゆだれをつけた甘味のないおだんごで、どこか懐かしさを感じる味わいです。
氷川だんごは2本セットから販売されています。香ばしいしょうゆ味の焼きだんごと、焼きだんごの海苔つきがあり、どちらも美味しいので1本ずつ選ぶのがおすすめ。おだんごは注文してから焼いてもらえ、店頭ではガラス越しに手際よく焼いている様子が見れるのも楽しいです。
お得に購入できる5本入り、10本入りも提供されていますので、お土産にもぴったりです。氷川だんご屋に来るほとんどの人が購入するという氷川だんごを、ぜひ温かいうちに味わってみてください。

値段:2本で200円

揚げまんじゅう

氷川だんご屋では、おだんごだけでなく揚げまんじゅうも大人気。揚げまんじゅうは、酒まんじゅうを油で揚げたものに砂糖がまぶしてあり、酒粕の風味が効いた生地の中には、甘さ控えめのこし餡が入っています。
揚げたては、外側がサクサクで中はフワッとした食感が楽しめます。ぜひ揚げたてアツアツを食べてみてくださいね。もちろん冷めても美味しい揚げまんじゅうは、氷川だんご屋でお土産として購入される方が多い商品です。

値段:2個で200円

酒まんじゅう

揚げまんじゅうと並んで、氷川だんご屋の定番のおまんじゅうとなっている酒まんじゅう。蒸したての酒まんじゅうは、酒粕の良い香りがしてふっくらふわふわです。柔らかい皮としっとりした生地の中に入った上品な甘さのこし餡は、甘いものが苦手な方でもいくつでも食べられると好評。
持ち帰って自宅で食べる場合は、さっと水にくぐらせレンジでチンすると、蒸したてのようなほわほわになりますので、お試しください。春に出てくる桜色の生地にさくら餡が入った桜まんじゅうもおすすめです。

値段:2個で200円

氷川だんご屋の季節商品は?

氷川だんご屋では、季節商品の提供もされています。その季節だけしか食べられないメニューをぜひ堪能してください。

天然氷のかき氷

夏季限定でいただける氷川だんご屋のかき氷には、信州から取り寄せた天然氷が使われています。天然氷のかき氷は、頭がキーンとならず口に入れるとフワっと溶ける食感が楽しめると大好評。
シロップには、いちご・メロン・あずき・宇治金時・ミルク・酸い(すい)の6種類が用意されています。どこか懐かしい味わいのシロップです。酸いというのは、砂糖のシロップをうっすらと掛けただけのシンプルなものですので、上質な天然氷を堪能するのにおすすめ。プラス60円でミルクかアイスクリームをトッピングに加えてみると、また違った味わいになりますよ。

値段:いちご490円、メロン490円、あずき590円、宇治金時590円、ミルク550円、酸い490円

氷川だんご屋の混雑状況は?予約できる?

メディアでも多数紹介される有名店の氷川だんご屋は、やはり大行列ができることもあります。とくにお花見や紅葉シーズンは、人気商品がお昼過ぎには売り切れになることも。お目当ての商品がある方は、早めに来店することをおすすめします。テイクアウトは行列ができていても、熟練されたお店の方が手早く作業されていますので、それほど時間がかからず購入できます。

氷川だんご屋の店舗情報

氷川だんご屋の店舗は、JR大宮駅から徒歩15分の場所にあります。氷川神社入口交差点から氷川神社に入り、100mほど行ったところです。氷川だんご屋は、テイクアウトもイートインもでき様々なシーンで利用しやすいお店となっています。
氷川神社参拝の休憩場所としてリニューアルした氷川だんご屋に、ぜひ訪れてみてください。

店舗情報
店名:氷川だんご屋

住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町2-12

営業時間: 9:00~18:30

定休日:月曜日