確かな歴史が紡ぐ”美味しさ” 秋田名物「生もろこし」

秋田の名物菓子、生もろこし。

生もろこしは秋田で長く親しまれ続けてきた秋田銘菓です。口にふくむと、ほろほろと柔らかくくずれる食感と、優しい甘みが魅力の生もろこしについて、今回はご紹介させて頂きます。

秋田に訪れた際のお土産としても生もろこしはおすすめです。

生もろこしを生んだ老舗和菓子店「唐土庵」

秋田には、長く親しまれ、大切に育ってきたお菓子たちが、たくさんあります。その中のひとつである生もろこしも、長く愛されてきたお菓子のひとつです。

生もろこしとは、300年以上もの歴史がある、秋田の老舗和菓子店「唐土庵」から誕生しました。硬い食感が特徴である秋田名物の「もろこし」。そのもろこしを、食べやすいよう、柔らかく作られたものが、生もろこしです。

作り方は、主原料の、砂糖、国産あずき粉、もち粉、水などを型にはめ、固めて作ります。この際、乾燥させることなく作り上げることにより、しっとりとした食感を楽しめるのだそうです。

ほろっとした柔らかな食感が食べやすく、老若男女問わず、幅広い年代に親しまれています。

手土産におすすめ、唐土庵の「生もろこし 詰め合わせ」

生もろこしの味の種類は、プレーン、あずき、抹茶の3種類。

プレーンには、国産のあずき粉が仕様されていることから、素朴な味わいの中に、しっかりとあずきの旨味を感じられます。

そのプレーンよりも、よりあずきを感じられるのが、あずき味。そして、甘さとほろ苦さの出会いを楽しめる、抹茶味。これら3種類を楽しめる「生もろこし 詰め合わせ」は、手土産としてもおすすめです。

お値段は、各味4包入り1,080円(税込)。賞味期限は、常温で約30日。冷凍保存で約60日です。

菓子店「くら吉」の一口サイズの「生あんもろこし」も要チェック

みちのく小京都角館に店舗を構える菓子店「くら吉」。伝統の味はそのまま、”旬の旨味”を楽しむことのできるお菓子が揃っています。

また、古き良きを大切にしながらも、新しい菓子への挑戦を続けているお店でもあります。その姿勢は、秋田で流れるcmからも感じ取れます。美しい菓子が映し出され、くら吉が掲げるお菓子作りに対するメッセージが伝わってきます。

こちらのお店には、生もろこしのちょっと新しいカタチを楽しめる「生もろこしあん」があります。生もろこしあんとは、秋田の伝統菓子「生もろこし」に、くら吉オリジナルの工夫をこらし、口どけの良い一口サイズとして誕生した生菓子です。

生もろこしとの大きな違いは、定番の生もろこしあんの他、詩季織々の情緒をお菓子を通じ楽しめる「四季の生あんもろこし」です。

春は、国産の大島桜の花びらをすりつぶし、餡に仕上げられています。春の季節を楽しめる、桜の風味を味わえます。夏は、抹茶を使用し、さっぱりと仕上げられています。すっきりとしたものを好むこの時期ならではの心配りが、お菓子に込められています。秋は、季節の食材、栗を仕様し、こっくりと優しい味わいが楽しめます。そして冬。真っ白な見た目は、なんとホワイトチョコ。和と洋の出会いを楽しめる一品です。

お値段は、各種4個入り540円(税込)それぞれ季節限定発売になります。賞味期限は、常温で約14日と生もろこしよりも短めです。

生もろこしのお取り寄せ情報

今回ご紹介した生もろこしはお取り寄せ可能です。

唐土庵はお店に電話(0120-17-6654)かお問合せフォームで注文できるようです。また、楽天市場などの通販サイトでも唐土庵の生もろこしが取り扱われています。

楽天市場

菓子店「くら吉」はオンラインショップから購入可能です。

くら吉のオンラインショップ

唐土庵の店舗詳細

お店情報
店名:唐土庵 工場店

住所:秋田県仙北市角館町小勝田下村21

定休日:水・日曜日

営業時間: 8:30~17:30

お店情報
店名:唐土庵 角館駅前店

住所:秋田県仙北市角館町上菅沢402-3

営業時間: 夏期/8:30~18:30  冬期/9:00~18:00

お店情報
店名:唐土庵 角館さくら並木店

住所:秋田県仙北市角館町北野124-2

定休日: 水曜日

営業時間: 夏期/8:30~17:30  冬期/9:00~16:30

お店情報
店名:唐土庵 武家屋敷店

住所:秋田県仙北市角館町表町下丁17

定休日: 水曜日

営業時間: 夏期/8:30~17:30  冬期/9:00~16:30

お店情報
店名:くら吉 本店

住所:秋田県仙北市角館町小人町38-25

定休日: 不定休

営業時間: 8:30 – 17:00

お店情報
店名:くら吉 秋田ステーションビル トピコ店

住所:秋田県秋田市中通7-1-2

定休日: 年中無休

営業時間: 8:00 – 20:00