食べるのが惜しい可愛らしさ!岐阜「奈良屋本店」の 雪たる満と都鳥

岐阜市にある有名な老舗和菓子店の一つ「御菓子司 奈良屋本店」。

現在6代目が引き継いでいる老舗の奈良屋本店は、人が変わっても味を引継ぎ、「変わらないこと、守り続けること」をモットーにお菓子を作り続けています。

今回は、卵の白身と黄身をそれぞれ使った奈良屋本店の愛らしいお菓子を紹介します。

創業は1830年の「御菓子司 奈良屋本店」

「御菓子司 奈良屋本店」は、1830年創業の長い歴史をもつお菓子屋。現代でも多くの人に愛されています。

人が変わっても製法や味を受け継ぎ「変わらないこと。守り続けること」をモットーにお菓子を作り続けています。特に、卵を使い、手作業で作り上げるお菓子が美味しいと古くから親しまれていることでも有名です。代表定期なのが「雪たる満」と「都鳥」。

当時では珍しい手法で作られた和菓子は現代でもその人気を誇ります。

お店は岐阜駅からバスで10分ほど。レトロな雰囲気漂う「奈良屋本店」の店舗には、季節の生菓子をはじめ和菓子が幾つも並んでいます。

真っ白で愛らしい「奈良屋本店」の看板商品「雪たる満」と「都鳥」

「奈良屋本店」の看板商品である「雪たる満」と「都鳥」は、明治19年から販売されている由緒正しいお菓子です。

当時の「奈良屋本店」の3代目が考案し、2019年では6代目が昔からの味を引き継ぎ「雪たる満」や「都鳥」を作っています。「奈良屋本店」は昔からのファンがいるため、味が変わるとすぐにわかってしまいます。そのため、代々製法が正確に受け継がれています。

薄紙をめくるとあらわれる何とも愛らしい「雪たる満」。厳選された卵の卵白と上砂糖のみで作られた手絞りのメレンゲ菓子です。さっくりとした歯触りと、淡雪のようなくちどけ、後をひかないさっぱりとした甘味。珈琲、紅茶、日本茶と何にでも合うと好評です。

この「雪たる満」を昭憲皇太后に献上したところお気に召され、「鳥の形で作ってはどうか?」のお言葉を頂いたそうです。そこで誕生したのが、お言葉の通り鳥を模った「都鳥」。

いずれも手絞り、目の焼き印も1つ1つ丁寧に入れていきます。そのため同じ形、表情の物はなく世界1つのお菓子になるのです。岐阜土産や贈り物として奈良屋本店の雪たる満 都鳥は重宝されています。

雪たる満・都鳥 12個入(曲げわっぱ入り) 1,300 円(税込)

「奈良屋本店」のおすすめお菓子は他にも!

老舗の奈良屋本店には、他にもまだまだおすすめ商品があります。

卵黄を使った「かがり焼鮎」

卵白を使った真っ白なお菓子と対照的に、卵黄と粉だけで水を一切使わない焼き菓子がかがり焼鮎です。

岐阜の特産品である鮎を模ったお菓子は、岐阜県内に多数あります。その中でも「奈良屋本店」のかがり焼鮎の製法は珍しく、軽い歯触りのお菓子です。「奈良屋本店」のかがり焼鮎は、1つ1つ乾燥させ焼き上げており、膨らみ方焼き色の入り方が個々に違います。

1か月ほど日持ちするので、海外など遠方へのお土産にも重宝するそうです。

かがり焼鮎 10包入 1,230 円(税込)

3日間だけ販売の「すずもなか」

地元の美江寺観音のお祭りの日だけに販売されていた「すずもなか」。

現在は美江寺観音のお祭りは無くなってしまったようですが、「奈良屋本店」では1年のうち3日間だけ限定で販売されています。一口サイズのコロンとした最中は食べやすく、上品な甘さで縁起物として人気の商品です。

貴重な「すずもなか」を求めて訪れて見てはいかがでしょうか?

「奈良屋本店」の通販について

「奈良屋本店」ではオンラインショップがあるのでお取り寄せが可能です。人気商品である雪たる満、都鳥、かがり焼鮎はいずれもお取り寄せ可能です。

ぜひ、公式オンラインショップでご確認ください。

奈良屋本店オンラインショップ

「奈良屋本店」の店舗情報

お店は、岐阜駅からバスで10分ほど。徒歩でも25分と歩いて行けなくもない距離です。昔ながらの暖簾と大きな看板ですぐに見つかりますよ。

最新情報は公式サイトから確認ができます。

また、一部百貨店で「奈良屋本店」の和菓子を購入することができます。
三越 日本橋本店(菓遊庵)
高島屋 新宿店(銘菓百選)
三越伊勢丹 新宿店(名匠銘菓)

ぜひお近くのお店で覗いてみてくださいね。

店舗情報
<strong>店名</strong>:奈良屋本店

<strong>住所</strong>:岐阜県岐阜市今小町18番地

<strong>営業時間</strong>:9:00~18:30

<strong>定休日</strong>:日曜、第3土曜日