地元に愛し愛される大阪都島「冨久屋」のユニークな和菓子をご紹介♪

皆さんがお住まいの地域には、そこにあるだけでなんだかホッとする、地元に寄り添ったお菓子屋さんはありますか?
小さい頃からそばにあって、お祝い事には必ず食べる。甘いものが恋しくなった時に、ふと思い出す味。例え住む場所が変わっても、心に残る地元のお店があるでしょうか。

今回ご紹介します老舗和菓子屋「冨久屋」は、大阪都島に創業し、地元の人々から長く愛され続けているお店です。
冨久屋も都島を愛し、都島に因んだお菓子をいくつも作り出してきました。素材にこだわり、伝統の職人技を守りながらも、新たな和菓子への探求心も持ち続けています。

冨久屋が愛される理由とは?一体どんなお菓子があるのか?早速、見ていきましょう!

都島の歴史と共に進化を続ける「冨久屋」の魅力

冨久屋は、昭和27年大阪都島に創業した老舗の和菓子屋です。
「都島の歴史を重んじ、都島に因んだ商品を創造する。」
冨久屋では、地元都島の名所や偉人をモチーフとした和菓子が多く見られます。

毎年7月24、25日に行われる「天神祭」は、大阪天満宮の菅原道真公をお祭りする行事で、約1000年前に始まった日本三大船祭のひとつと言われています。
遠方からも多くの見物客が訪れるこの一大イベントで、冨久屋は10年以上にわたり、お祭りで欠かすことのできない「赤飯」と「白蒸し」を奉納しているそうです。

冨久屋は伝統的な製法を守り、和菓子らしい季節感を大切に四季折々の商品を創作し続ける一方で、近年では「今までにありそうでなかったお菓子」という開発コンセプトをもとに、新感覚なお菓子作りにも取り組んでいます。

老舗でありながら、今も進化を止めない冨久屋のお菓子は、お取り寄せでも大人気!
一味違った和の味を、ご自宅でもお楽しみいただけます。

厳選素材と伝統の製法が光る「冨久屋」のオススメ人気商品は?

「あたりまえの材料を使って、あたりまえのことを丁寧にやる。」
冨久屋が掲げているこのテーマは、単純そうに思えても、継続するには大変な努力と根気が要ります。
和菓子作りに対して日々真摯に向き合い、伝統を守り続ける。そんな冨久屋が作り出すお菓子は、どれもオーソドックスでありながらも「より美味しくなるには?」という一工夫が加えられています。

私たちが親しんできた"あのお菓子"も、冨久屋の手にかかれば更なる進化を遂げています。
どんなお菓子たちがあるのか、オススメの人気商品を中心に早速詳しく見ていきましょう!

杵つき玄米大福

選りすぐりの国産素材と秘伝の職人技が合わさって出来上がった「杵つき玄米大福」は、冨久屋のこだわりが随所に隠された至極の一品です。

「玄米を使用した本当に美味しいお菓子を作りたい。」
そんな冨久屋の職人の想いから始まった大福作りは、困難を極めます。

まず、玄米のもち米は通常の精米されたもち米とは異なり、固い表皮に覆われています。扱いの難しい素材を使って、どうやったら美味しいもち生地が作れるのか。玄米を水に浸す時間や蒸籠で蒸す時間など、試行錯誤を繰り返しながら、ようやく今の「杵つき玄米大福」のかたちへと辿り着いたそうです。

玄米もち米ならではの香ばしさと、ぷちぷちとした食感が加わったもち生地の中には、北海道十勝産の雅小豆を、同じく北海道産のてんさい糖でじっくり甘く炊き上げた冨久屋の自家製つぶ餡がぎっしり!
隠し味の沖縄の海水塩「美ら海育ち」が、程よく大福の甘さを引き立ててくれます。

いつもとはちょっと違う冨久屋の玄米大福の味を、ぜひご堪能ください。

・杵つき玄米大福(8個セット)/2,592円

渋皮栗の生どらグランデ

まるでハンバーガーのように層を成す「渋皮栗の生どらグランデ」は、貴重な国産栗を使った五感すべてで楽しめる、冨久屋で大人気の看板商品です。

職人の手で一枚一枚、丁寧に焼き上げられたしっとりふんわりのどら焼き生地の間には、時間をかけて炊き上げられた冨久屋自慢のつぶ餡とマロンクリーム、そして大粒の渋皮栗が丸ごと一粒入っています。

マロンクリームは、栗ペースト・生クリーム・白餡に加え、隠し味でラム酒が使われており、ふわりと贅沢な大人の風味が広がります。

個包装のパッケージがバーガーボックスという、和菓子には珍しいユニークな見た目も心躍りますね。
手土産や贈り物に喜ばれることも間違いなしですが、自分へのちょっとしたご褒美にもバッチリな大満足の一品です。

・渋皮栗の生どらグランデ(1個)/756円
・渋皮栗の生どらグランデ(4個セット)/3,240円

蕪村もなか

地元都島に因んだお菓子も多く生み出してきた、冨久屋。
その内のひとつである「蕪村もなか」は、江戸時代中期に名を馳せた俳人・与謝野蕪村をモチーフにしています。
与謝野蕪村は、現在の大阪市都島区毛馬町の生まれであり、淀川の堤防上にある石碑には、故郷の毛馬村を想って詠まれたという一句が刻まれています。

まん丸とふくよかな冨久屋の蕪村もなかは、与謝野蕪村の一文字「蕪(かぶ)」をかたどった最中で、中には餡と求肥が挟み込まれています。
品質保持のため、販売期間は10月頃〜4月までと季節限定。

都島の歴史と誇りを感じる、冨久屋自慢の最中です。

・蕪村もなか(1個)/227円

お祝い事や贈り物にも最適な「冨久屋」の通販

冨久屋の商品は、店頭での販売のほか、オンラインでも購入が可能です。
公式ウェブサイトの「商品のご案内」ページから、ご希望の商品の「カートに入れる」を選択するとYahoo!ショッピングへと繋がり、そこでお買い物ができます。

先ほどご紹介した、「杵つき玄米大福」や「渋皮栗の生どらグランデ」の他にも、贈答用にピッタリな「ふくや古町ケーキ」の2本セット、いも・くり・なんきんを贅沢に使った「笑笑 ーSHOURAKUー」6個セットなど、種類豊富に取り揃えられています。

また、冨久屋の通販でお菓子の他に人気なのが、「コウノトリ育む誕生餅(一升餅)」です。
誕生餅とは、子どもが生まれて初めての誕生日に、一生(一升)食べるものに困らないようにと、健康と幸せを願って行われるお祝いです。
地域によっても呼び名やお祝いの仕方は異なりますが、一升(1.8kg)のお餅を風呂敷で包み、斜めに背負わせるのが一般的でしょう。

冨久屋の誕生餅は、兵庫県但馬産のコウノトリ米のもち米を使用しており、幸せを運ぶとされるコウノトリの名が付くことから縁起も良く、また、食品添加物を一切使用していないので、お祝いの後も安心・安全にお召し上がりいただけます。

大切な方へのお祝い事や贈り物の品をお探しの際は、ぜひ冨久屋の通販をご利用ください。

【商品のご案内】
【Yahoo!ショッピング「冨久屋」】

地元愛にあふれた和菓子屋「冨久屋」の店舗情報

冨久屋は、大阪市都島区に本店を構えます。
大阪メトロ谷町線「都島駅」より徒歩約10分、「冨久屋」の白い文字が入った、深緑色のテントが目印です。
営業時間は9:00〜18:00で、定休日は不定休となります。(※営業時間等が変更になっている場合があるので、公式HP等をご確認ください。)

冨久屋では、今回ご紹介したお菓子のほかにも、四季の移ろいやクリスマス、ハロウィン、節分など行事に合わせた様々なお菓子が登場します。
ハロウィンにはお店の方々も仮装をして、地元の子どもたちへとお菓子を振る舞う楽しいイベントも。
都島を愛し、都島に住む人々から愛される和菓子屋冨久屋。とっても素敵ですね。

冨久屋の商品についての詳細や最新情報は、公式ウェブサイトのほかInstagramやFacebookなど各SNSの公式アカウントでも発信されています。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!

【公式ウェブサイト】
【Instagram】
【Facebook】

店舗情報
店名:冨久屋 都島本店
住所:大阪府大阪市都島区高倉町1-7-1
営業時間:9:00〜18:00 ※営業時間等が変更になっている場合があるので、公式HP等をご確認ください。
定休日:不定休