和菓子も洋菓子も楽しめる!長野土産は老舗菓子店「開運堂」で決まり♪

創業より130余年。
豊かな信州の風土とともに菓子づくりの道を歩んできた「開運堂」は、全国にその名を知られる菓子店です。

和菓子と洋菓子のどちらもが種類豊富に取り揃えられ、長野土産としてはもちろん、地元の人々にも長く愛され続けています。

今回は、そんな開運堂の人気商品の数々を詳しくご紹介していきたいと思います!

「開運堂」とは?

開運堂は、明治17年(1884年)呉服商から菓子業に転じた信州・松本を代表する老舗菓子店です。
和菓子から洋菓子までを幅広く手がけ、その原材料にはなるべく地元信州のものを使用するという、地域に根付いた菓子作りを心がけています。

開運堂は、松本市本町にある本店をはじめ、安曇野など長野県内に5店舗を構えており、店舗ごとにも特徴を持っています。

本店の「パリの五月」では洋菓子が豊富に取り揃えられ、創業100周年記念に建てられた「松風庵」では素晴らしい景色とともにお茶と和菓子を楽しむことができる喫茶が、「あづみの菓遊庭」では常念岳を望む喫茶がそれぞれ併設されています。

開運堂では、実店舗のほか公式ウェブサイトよりオンラインショップで商品を購入することが可能です。
単品でのご注文はもちろん、長野土産としても贈答品としても喜ばれる、開運堂の人気商品の詰め合わせやお試しセットなど、用途に合わせてお選びいただけます。

「開運堂」のお取り寄せ人気商品は?

開運堂のオンラインショップでは、生菓子やイートインメニューを除いたほぼ全商品が取り扱われており、お取り寄せが可能です。
中でも人気のお菓子はどれでしょうか?詳しく見ていきましょう!

白鳥の湖

開運堂のお取り寄せ人気No.1商品は、幸せを呼ぶお菓子とも言われるポルポローネ「白鳥の湖」です!

ポルポローネとは、スペインの修道院で考案された口どけ柔らかいソフトクッキーで、落雁にも似た食感を持ちます。
愛らしい白鳥の型押し図柄に、ほんのり香るシナモンの風味もたまりません。

女性から圧倒的な支持を得る白鳥の湖ですが、その人気の秘密はパッケージにも。
クッキーはひとつずつ丁寧に包まれ、白鳥のアイコンシールが貼ってあります。初冬の湖に飛来する白鳥を描いた缶も美しく、食べ終わった後は小物入れに使っても良いですね。

・白鳥の湖(1箱16枚入)/1,250円〜

真味糖

大正時代中期に考案されたという「真味糖」は、開運堂を代表する信州銘菓のひとつです。

真味糖は、鬼胡桃や蜂蜜などを用いて作られた甘い"和風ヌガー"。
昭和初期に松本で開催された茶会で茶席菓子として振る舞われ、裏千家淡々斎宗匠より「真味糖」と命名されました。

コクのある黒砂糖を使った「真味糖大島」、通常より水分量が多く柔らかい食感の「真味糖 生」と、いくつかのバリエーションがあり、詰め合わせのセットも人気があります。

日持ちも良く、お茶はもちろんコーヒーとも相性が良いので、贈り物にも最適です。

・真味糖(バラ1本)/120円

開運老松

真味糖と並ぶ開運堂の二大銘菓「開運老松」は、創業80年を記念して作られた蒸菓子です。

内側には小豆のつぶあん、外側はこしあん。そこへシナモンを組み合わせることで、独特の風味を生み出します。
割れ目の入った表層は、立派な松の木の老幹を表現しており、松の実を配することで不老長寿を願います。

父の日や母の日など、お祝い事にピッタリの贈り物です。

・開運老松(1本)/1,020円

季節の菓子

開運堂では、通年で販売される商品に加え、旬の素材を用いた季節限定のお菓子も登場します。

毎年4月27日に行われる上高地開山祭とともに販売開始する、くるみ餅「徳本峠」。
天然醸造の信州味噌を使った餡がたっぷり詰まった、和風パイ「手前味噌」。

夏には、「冷やし白玉」や「抹茶水羊かん」、「レモンロール」など涼やかな味わいの和菓子・洋菓子。
秋の味覚の栗を使った「笹巻き栗蒸し羊かん」や「新栗甘露煮」も人気があります。

開運堂の公式ウェブサイトには、季節の菓子の販売期間など詳しい商品情報が掲載されておりますので、ぜひチェックしてみてください。

「開運堂」の店頭人気メニューは?

続いて、開運堂の店頭での人気商品・イートインメニューについてご紹介してまいります!

りんごの天使

絵本作家いわさきちひろが描いた愛らしいイラストが目印の「りんごの天使」は、ちひろ美術館と開運堂の共同企画で生まれた一口サイズのアップルパイです。

長野県産の紅玉りんごが持つ固さと酸味を活かすため、あえてシナモンの使用は控えているそう。甘酸っぱい紅玉りんご本来の味が口いっぱいに広がります。

5個入りは天使のイラストが配されたデザイン袋入りで手土産にオススメ。
こちらは3月〜11月の期間限定販売の商品となっています。

・りんごの天使(1個)/130円

その他のお菓子

開運堂では、ここまで紹介してきた和・洋の焼き菓子のほか、オンラインショップでは買えない店頭限定の生菓子も充実しています。

1月恒例の「いちご大福」は、開運堂自慢の自家製つぶあんと苺が丸ごと一粒入った毎年大好評の商品です。そして2月に入ると今度は、クリームたっぷりの「特大シュークリーム」が登場します。

・いちご大福(2個入)/584円
・特大シュークリーム(1箱5個入)/926円

梅雨時の6月と残暑厳しい8月には、みずみずしい寒天と自家製つぶあん、フルーツかわ盛り込まれた「特製あんみつ」が販売されます。
8月は週末限定「特製 抹茶あんみつ」も登場し、蒸し暑い夏に涼やかな甘さを届けてくれます。

・特製あんみつ(1箱3個入)/926円

また、地元松本の人々から長く親しまれる「どらやき」も、見逃せない定番商品のひとつ。
長野県産の小麦粉100%に、十勝産極上エリモ小豆を使った自家製餡。
シンプルだからこそ素材にこだわり、改良を重ねた独自のレシピで焼き上げられる開運堂のどらやきは、子どもから大人まで美味しくいただくことができます。

・どらやき(1個)/175円

イートインメニュー

冒頭でも触れましたが、開運堂では店舗によって喫茶が併設されており、そこでしか味わえないイートインメニューが多数あります。

開運堂本店では、ロボットが盛り付ける「日替わりソフトクリーム」が名物です。
地元の精密機械メーカーと協力開発したアイスクリームロボット「ナンチャン」が、毎日たくさんのソフトクリームを提供してくれています。

・日替わりソフトクリーム(普通盛り・大盛り)/350円

安曇野に店舗を構える松風庵、あづみの菓遊庭では、「季節の和菓子とお抹茶」のセットメニューや、「ぜんざい」「あんみつ」など多彩な甘味を美しい景色とともに味わうことができます。

お土産を購入するついでに、ほっと一息、喫茶へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

「開運堂」その他の情報

開運堂のお菓子は、味もさることながらモダンなデザイン、可愛らしいイラスト入りのパッケージも魅力のひとつ。

看板商品である「白鳥の湖」の愛らしい白鳥アイコンをモチーフにデザインされた、開運堂オリジナルの手ぬぐいも、2019年の発売以来とても人気のある商品です。

「開運堂」店舗情報

開運堂本店は、JR篠ノ井線「松本駅」より徒歩6分。
2台分の駐車スペースもあり、車での来店も可能です。

長野県内にある直営店のほか、東京や名古屋の百貨店でも商品の取り扱いぎあります。
店舗ごとの詳しい情報、オンラインショップでの通販、商品については公式ウェブサイトをご覧ください。

【公式ウェブサイト】
www.kaiundo.co.jp

店舗情報
店名:開運堂本店
住所:長野県松本市中央2-2-15
営業時間:9:00~18:00
定休日:元旦