埼玉県川越の甘味処「川越あかりや」でこだわりのあんみつを発見!

江戸情緒が味わえると人気の観光地川越に美味しい甘味処 川越あかりやはあります。観光客からも地元の方からも指示されるあんみつの秘密や人気メニューをご紹介しましょう。

どんなお店

歴史的建造物が多く観光地としても人気の川越にある甘味処 川越あかりやは昭和13年創業のお店です。周辺の建物の雰囲気に合わせて建築されたため、江戸時代から残る川越の街並みに溶け込んでいます。

川越あかりやは小江戸川越として観光地として注目されています。蔵造や時の鐘など江戸から大正時代の雰囲気を色濃く残す歴史的建物群とその風情が人気の理由です。川越あかりやはそんな観光地の散策ルートにあり、観光客に大人気で行列になることも多いです。

お店からはお団子が焼ける香ばしい香りが漂い、散策中についつい足を止めて一休みしたくなります。川越あかりやの店内は太い梁が目を引く木目を基調とした落ち着いた雰囲気で、散策の疲れを癒してくれるお店です。川越あかりやは甘味だけではなくうどんや丼ぶりのメニューもあるので、小休止だけではなくランチも楽しめます。

川越 あかりやの人気メニューは?

川越あかりやではあんみつや人気メニューを少しずついただけるセットメニューまで種類が充実しています。人気メニューの魅力を詳しく紹介していきます。

あんみつ

川越あかりやの数多いメニューの中でも看板商品ともいえるのがあんみつです。川越あかりやでは大福などの和菓子に使うあんこと、あんみつ用のあんこと分けて仕込むというこだわりもあります。しかし川越あかりやのあんみつが美味しいのには、まだまだ秘密がありますので詳しくご紹介していきましょう。

■川越あかりやのあんみつ6つのこだわり

・寒天ではなくところてん
一般的なあんみつの透明なかたまりは「寒天」ですが、川越あかりやでは「ところてん(生寒天)」を使っています。
ところてんといえば関東では二杯酢や酢醤油、関西では黒蜜をかけて食べる夏の食べ物というイメージがあります。
そもそもところてんも寒天も材料は天草というのはご存じでしょうか?

海藻である天草を煮詰めて固めた物がところてん、それを凍らせて乾燥させたものが寒天です。川越あかりやでは伊豆諸島でとれた天草を使ったところてんをあんみつに使っています。川越あかりやのところてんのカドがしっかりしていて大きめなのは、新鮮なところてんを店内で手切りしている証拠なんです。

・あんみつ専用のあんこを別炊き
川越あかりやでは和菓子用に何種類かのあんこを炊いています。あんみつは黒蜜でいただくのであんみつ用のあんこは甘さ控えめに仕上げています。川越あかりやでは羽釜を使い、北海道十勝産の小豆をでふっくらと炊き上げて、丁寧に蒸らしておいしいあんこを作っています。

・脇役の赤えんどうもお店で
あんみつに入っている黒っぽい豆が赤えんどうです。ちょっと堅めの小豆かなと思っている人も多いようですが、実は赤えんどうは小豆より少し大きめの粒であんみつに食感と塩味をプラスしてくれる名わき役です。缶詰や調理済みの赤えんどうを使うお店も多い中、川越あかりやではこだわって赤えんどうも店内で調理しています。

・もちもち食感の求肥
あんみつの中でもちもち食感でアクセントになるのが求肥です。白玉を使っているお店もおおいですが、川越あかりやでは白玉粉を銅鍋で丁寧に練り上げた店内作りのものを使っています。求肥は砂糖をまぶした甘めのイメージがありますが、川越あかりやではあんみつの全体のバランスを考えて求肥の甘さを抑えています。

・フルーツはあんず
あんみつにのせるフルーツはりんごやみかんが多いかもしれません。川越あかりやではあんみつには煮あんずがトッピングされています。生のフルーツの食感があんみつとはアンバランスと川越あかりやの店主は考えます。

近年高価になってきた杏ですが、川越あかりやではあんみつにベストマッチの煮あんずにこだわり、今もお店で煮ているんです。

・まとめ役の黒みつ
川越あかりやではあんみつの具材はお店で手作りですから、もちろんまとめ役の黒みつも自家製です。天草の磯の香りがたかいところてんに負けないよう、黒糖をたっぷりと使っています。ところてんはノンカロリーで食物繊維が豊富ですし、黒みつにはタミンやミネラルが含まれています。川越あかりやのあんみつは、身体にもいいので安心していただけます。

■種類
ここまでこだわった川越あかりやには、どんなあんみつのメニューがあるのでしょうか。

自家製のみつ豆、あんこ、ところてん、煮あんずなど組み合わせたメニューは現在22種類あります。オーソドックスなあんみつから、川越の特産品を使った芋クリームをトッピングした芋クリームあんみつなどバラティエ豊富です。

■値段を一部ご紹介(税込)
みつ豆 561円
芋クリームみつ豆 649円                                         あんずみつ豆 682円
クリーム白玉みつ豆 737円
抹茶クリーム白玉みつ豆 737円
芋クリーム白玉みつ豆 747円

豆かん 627円
あん豆かん 682円

あんみつ 616円
クリームあんみつ 704円
芋クリームあんみつ 704円
白玉あんみつ 726円
あんずあんみつ 737円
クリーム白玉あんみつ 792円

自家製杵つき餅

川越あかりやのお餅は、国産の最高級のもち米をせいろで蒸してお店で杵と臼を使ってついています。餅つき機を使うお店も多い中、手作業でつくお餅は口どけが滑らかでお米の甘みを感じることができると大人気です。

川越あかりやの自慢のお餅は田舎しるこや磯辺・あん・こがしきな粉の3つの味が楽しめる餅づくしといったメニューで提供されています。

田舎しるこはこんがりと焼いた杵つき餅とこっくり丁寧に炊き上げたおしるこ餡が、寒い日にぴったりです。また餅づくしは川越あかりや自慢の杵つき餅本来の美味しさを堪能できるメニューとして、一年を通して人気です。

また川越あかりやのお餅は地元の方からも人気で、子供成長を願う一生餅や、お正月ののし餅など家庭の行事には昔からかかせない存在でした。ネットで買い物が当たり前になった現在、川越あかりやのお餅は一升餅・杵付き切り餅・のし餅などお取り寄せが可能です。

ちなみに2021年のお正月ののし餅のご予約は、すでに始まっています。

■値段(税込)
・田舎しるこ 660円
・餅づくし 715円
その他チーズ磯部や餅ぜんざい、あわ餅など全部で12種類ほどのお餅のメニューが楽しめます。

夏季限定 かき氷メニューあり

夏の川越あかりやにはかき氷も登場します。おススメは地元河越抹茶をご注文してからたてる濃いグリーンが映える「宇治金時」、焦がしきな粉添えの「黒蜜練乳バニラのせ」、甘酸っぱい自家製の煮あんずののった「氷あんずバニラのせ」です。

プラス100円でモチモチの白玉トッピングや、アイスもバニラアイスから抹茶・小倉に変更もできるので自分好みのかき氷にカスタマイズしてみるのもいいですよ。

宇治金時 704円
黒蜜煉乳(こがし黄名粉添え)759円
黒蜜練乳バニラのせ(焦がし黄名粉添え)858円
氷あんずバニラのせ 737円

芋ようかん

季節限定メニューの芋ようかんを毎年心待ちにしている方も多いそう。2021年は10月2日より店頭販売しています。おいも本来の甘さやほっくり感を堪能できますよ。

川越あかりやの通販は?

川越あかりやではお店のHPからお取り寄せが可能です。川越あかりや自慢の杵つき餅も、あんみつも自宅にいながらいただけるのは嬉しいですね。

お子さんの成長を祝う一生餅を名入れで、お餅を包む風呂敷の色が選べるのでおじいちゃんやおばあちゃんがお孫さんへのプレゼントとして準備するにも楽しくなります。

またお餅を美味しくいただけるよう、川越あかりやの自家製つぶあんや焦がしきなこも一緒に注文して楽しむこともできます。

さらに川越あかりや大人気のあんみつも詰め合わせセットで購入が可能です。メッセージカードを添えることもできるので、日頃なかなか合えない方への進物に一言添えてみてはいかがでしょうか。

一生餅3,190円(税込み)
あんみつ・ぜんざい詰め合わせ3,070円(税込み)~
杵つき白もち・粟もち詰め合わせ3,250円(税込み)~

店舗情報

アクセス方法 最寄り駅:西武新宿線本川越駅川越湯遊ランド隣り

ウーバーイーツにも対応しておりますので、そちらも利用してみてくださいね。

店舗情報
店名:甘味処 川越あかりや
住所:埼玉県川越市新富町1-9-2
営業時間:11:00~18:30
定休日:水曜日