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保存版、青森県、岩手県のお土産といえばコレ「南部せんべい」特集!!

南部せんべい

せんべい単品で食べてもおいしい、せんべい汁にしてもおいしい青森県、岩手県の郷土料理、「南部せんべい」を、皆さん一度は食べたことはあるのではないのでしょうか?落花生入りや胡麻入りといった「南部せんべい」は、八戸藩地域に古くから伝承しているせんべいと皆さん知っておりますか?今回、「南部せんべい」の歴史を紐解きながら、お勧めの「南部せんべい」を特集致します。
ゴールデンウィークは、「南部せんべい」を買いに青森県や岩手県まで足を運びましょう!

「南部せんべい」の歴史

諸説ある中で有力説としては、長慶天皇創始説と言われております。こちらは、南北朝時代の頃、南朝の長慶天皇が名久井岳の麓の長谷寺を訪れ、食事に困った時に家臣の赤松助左衛門が近くの農家からそば粉と胡麻を手に入れ、自分の鉄兜を鍋の代わりにして焼き上げたものを天皇に食事として出しました。この食べ物が後の南部せんべいの始まりであったといわれております。
さらに天皇はその風味を非常に好んで度々、赤松に作らせ、天皇は煎餅に赤松氏の家紋「三階松」と南朝の忠臣、楠木正成の家紋「菊水」の印を焼きいれることを許したと言われております。その為、現在の「南部せんべい」には、「菊水」と「三階松」の紋所が刻まれております。

盛岡

盛岡

老舗「巖手屋」が提供する新しい「南部せんべい」

岩手県 二戸市に本社を置く「巖手屋」は昭和23年に、創業者の小松シキさんが21丁の焼き型で「小松煎餅屋」を開いたのが始まりと言われております。この老舗「巖手屋」が提供する絶品「南部せんべい」がこちら!「チョコ南部プレミアム」!!

チョコレートと南部せんべいの出会いにより、新しい美味しさが生まれました!「チョコ南部プレミアム」には、あらゆるサイズに刻んだ南部せんべいが入っています。チョコレートの種類や味に応じて、胡麻せんべい、豆せんべい、抹茶せんべいなどがブレンドされ、食感に違いが出るよう、刻みの度合いも変わっているとのこと!

チョコレートと南部せんべいの出会いにより、新しい美味しさを手に入れた「チョコ南部プレミアム」をぜひ一度食べてみてくださいね!

 

出典(巖手屋:http://www.iwateya.co.jp/)

老舗「志賀煎餅」の提供する「南部あめせんべい」

岩手県二戸市に本社を置く志賀煎餅は、大正15年に和菓子店として創業、その後昭和20年頃に「南部せんべい」専門店に転向しました。

そんな志賀煎餅が提供する「南部せんべい」で、私がお勧めしているのはこちら!「南部あめせんべい」!!

サクサクと香ばしい「南部せんべい」に、コクのあるまろやかなあめが絶品!!10月~4月ごろの寒い時期限定商品となっております!

 

出典(志賀煎餅:http://www.nanbusenbei.com/)

 

「マルカワ渋川せんべい」の提供する「胡麻新月」

青森県青森市に本社を置くマルカワ渋川せんべいが提供する「胡麻新月」は、自ら「南部せんべい」の進化系と称する一品です。南部せんべいの素材だけでなく、パッケージにもこだわった一品である「胡麻新月」は、前面胡麻があしらわれております。一口食べてみると、確かに今まで食べてきた「南部せんべい」とは、食感も味も異なる一品でした。青森市に訪れた際のお土産として最適な一品です。

 

出典(マルカワ渋川せんべい:http://www.sibukawa.com/)

 

老舗「白沢せんべい店」の提供する「南部せんべい」

岩手県盛岡市に本社を置く白沢せんべい店は、昭和11年に白沢アエさんが、盛岡市紺屋町の一角に開店したのが始まりといわれています。
そんな白沢せんべい店の提供する「南部せんべい」の特徴は、伝統的な「ごませんべい」をはじめとしたバラエティ豊かなせんべいにあります。
色々な「南部せんべい」を食べてみたいと思っている皆さんには、うってつけのお店です!

 

出典(白沢せんべい店:http://www.okashi-net.com/mall/sirasawa/)

 

「南部せんべい」特集いかがでしたでしょうか?気になる南部せんべいが一つでも見つかったら幸いです。