伊那谷の素晴らしさを菓子に込めて…伊那谷を贈る | 菓子庵 石川

長野県伊那市で「伊那谷を贈る」をコンセプトに、伊那谷が育む自然の恵みを菓子に込めて、その素晴らしさを伝えているのが『菓子庵 石川』です。

「ちいずくっきい」はチーズクリームをサンドした生地の、ほろっと崩れる独特な食感が楽しい銘菓。

贈り物としても重宝され、長く愛され続けています。

今回は、『菓子庵 石川』を取材しました。

シェフの主な経歴を教えて下さい。

高校卒業後、大学に進学しますが中退して菓子づくりの道へ。

長野県内の和洋菓子店と神戸の洋菓子店で修行を積んだのち家業を継ぐため帰郷し、2015年に菓子庵石川の4代目代表取締役に就任しました。

お店もしくはブランドのコンセプトを教えて下さい。

コンセプトは「伊那谷を贈る」です。

菓子庵石川は1920年、長野県の南にある伊那谷に生まれました。

伊那谷は、中央アルプスと南アルプスという日本を代表する山脈に挟まれた、唯一の谷です。

遥か太平洋へと続く天竜川を中央に南北へとのびる地形からは豊かな自然の恵みが育まれ、四季折々に多様な産物を与えてくれます。

そんな稀有な地の良さ、美しさを菓子に込めたいと思っています。

菓子を通してこの谷の素晴らしさを伝えたい。

それがわたしたちの願いです。

屋号の由来、エピソードを教えて下さい。

1920年に石川律治が「菓子司石川」を創業し、1970年頃に「ベテル石川」に改名。

1990年に現在の店名である「菓子庵石川」となり、菓子専門店としてお菓子を通して伊那伊予の魅力を発信しています。

お菓子の材料のこだわりや、材料への思い入れを具体的に教えて下さい。

「伊那谷を贈る」のコンセプトのもと、伊那谷の肥沃な地で育てられた「伊那の恵み」をできる限り使用。

地元産の特徴ある原材料は、それを全面に打ち出した商品を製造しています。

初めての方に、おすすめまたは人気のお菓子(デザート)は何ですか?

代表銘菓の「ちいずくっきい」です。

また、そのお菓子はスイーツモールに掲載されていますか?

掲載されています。

単品でお買い求めいただけるほか、焼き菓子の詰め合わせ「信州の里」にも入っています。

個別包装になっているので贈り物にも最適です。

おすすめのお菓子(デザート)がおすすめの理由を教えて下さい。

「ちいずくっきい」は1960年代、チーズもクッキーも珍しかった時代に生まれ、60年近く地元銘菓として親しまれています。

クッキーとブッセの中間のような、ほろっと崩れる独特の食感の生地で、ほんのり塩味のチーズクリームを挟んでいます。

生地に加えたくるみも良いアクセントになっています。

おすすめのお菓子(デザート)に関して、おすすめの食べ方はありますか?

ホロホロ崩れる食感が特徴なので、トレーを受け皿代わりにして召し上がってください。

おすすめのお菓子(デザート)に関して、合わせるおすすめの飲み物はありますか?

コーヒーやお茶がよく合います。

意外なところでホットミルクもいけますよ。

今後販売を予定しているお菓子(デザート)は何かありますか?

ちいずくっきいのミニバージョン「ちいずぷっちい」を、季節のバリエーションを増やしてお届けしたいと考えています。

スイーツモールのお客様にメッセージをお願いします!

ちいずくっきいの独特の食感に、「こんなお菓子初めて食べた」とよく言っていただきます。

ぜひ召し上がってみてください。

店舗情報

店舗情報
店名:菓子庵 石川

住所:長野県伊那市荒井11

営業時間:9:30~18:00

定休日:日曜日