軽井沢と共に歴史を刻む「万平ホテル」カフェテラスの人気メニュー

photo by 万平ホテルhttps://www.facebook.com/mampeihotel/

「人生で一度は泊まってみたいホテル」に、その名を挙げる方も多いでしょう。
軽井沢の歴史と共に歩みを続ける、老舗ホテル「万平ホテル」。

明治時代に創業した万平ホテルは、建物の一部が国の登録有形文化財に指定されるほど、クラシカルで洗練された雰囲気が漂う有名ホテルです。多くの著名人たちも万平ホテルをこよなく愛し、足しげく訪れては心安らぐ時間を過ごしてきました。

万平ホテルには、メインダイニングルームをはじめ、いくつかのレストラン&バーが併設されていますが、今回は宿泊をせずとも気軽に立ち寄ることができるカフェテラスについて、詳しくご紹介してまいります。

創業120年を超える軽井沢の老舗ホテル「万平ホテル」とは?

万平ホテルは、明治27年(1894年)創業の避暑地・軽井沢を代表する老舗ホテルです。前身である、旅館「亀屋」を欧米風のホテルに改築し、名も「亀屋ホテル」と改め、翌々年の1896年に現在の「万平ホテル」の名が付けられました。
初代万平である佐藤万平が亀屋を発展させ、その娘婿にあたる二代目万平・佐藤国三郎が万平ホテルの礎を築き、そしてこの二人の意志は今現在にまで引き継がれています。

戦中には、米軍将校向け宿泊基地として機能した歴史もあり、終戦後、通常営業を再開。首相会談や外交の場としても利用されていた等、万平ホテルの長い歴史の中には逸話も多くありますが、やはり有名なのはジョン・レノンの滞在についてでしょう。

ジョン・レノンは、亡くなる前年まで毎夏、万平ホテルを訪れていました。愛息ショーンの子育てに専念するため主夫として滞在していた彼は、Tシャツにジーンズ、サンダル履きというラフなスタイルで過ごしていたそうです。

万平ホテルのスタッフたちは、そんな自然体の彼をあえてスター扱いせず、程よい距離感を保ちながらリラックスして過ごせるよう、他と変わらぬもてなしを心がけていました。
そして、今回ご紹介する万平ホテルのカフェテラスのメニューの中には、ジョン・レノン自身が考案したものや、こよなく愛したものが数多く遺されています。

カフェテラスは、新緑の季節を迎えると心地良い風が吹き抜け、軽井沢らしい贅沢で優雅な時間が流れています。季節オープンのウッドデッキでは、大切なペットと共に過ごすことも可能で、お散歩途中の休憩に訪れる方も多いんだとか。
万平ホテルに宿泊するのは、ちょっと敷居が高いかも…という方も、開放感あふれるカフェテラスは気軽にお立ち寄りいただくことができます。

長く愛され続ける伝統の味「万平ホテル」人気のデザートメニュー

万平ホテルのカフェテラスで優雅なティータイムを楽しむならば、美味しいデザートメニューはチェックしておかねばなりませんよね。
創業120年以上の老舗ホテルが誇る、いつの時代も変わらない伝統の味は、多くの人々に愛され続けてきました。早速、ひとつひとつのメニューを詳しく見ていきましょう!

信州産紅玉を使ったアップルパイ

万平ホテルのカフェテラスで人気No.1の定番デザートメニューといえば、やはり「アップルパイ」に他ならないでしょう。

毎年秋ごろ、信州産「紅玉(こうぎょく)」の旬がやって来ると、万平ホテルの調理場スタッフたちが総出でりんごの皮を剥き、スライスして、大きな鍋でぐつぐつと煮込み、アップルパイの下ごしらえをしていくそうです。そのりんごの総量は、なんと3トンにもなるんだとか…!

飴色になるまでゆっくりじっくり丁寧に煮込まれ、程良く形と食感が残されたりんごのコンポートは、紅玉特有の酸味とシナモンのスパイシーな香りがギュッと凝縮されています。バター香るサクサクのパイ生地も相まり、一口頬張ればそれはもうこの上なく幸せな気持ちになれちゃいます。

万平ホテルのアップルパイは、カフェテラス以外にもホテル内にあるショップにて、お土産用にアレンジされた箱入りのものも販売されている他、万平ホテルのオンラインショップからもお買い求めいただけます。
ご自宅でお召し上がりの際は、200℃のオーブンで15分ほど加熱すると、外はサクッと中はしっとりとした食感が楽しめますよ♪

【オンラインショップ】
www.mampei-shop.com/

・信州産紅玉を使ったアップルパイ(ドリンク付)/1,550円
・信州産紅玉を使ったアップルパイ(お土産用)/2,100円

フレンチトースト

万平ホテルのメインダイニングルームで大人気の朝食メニューを、カフェテラス用にアレンジした「フレンチトースト」は、売り切れ続出の大人気メニューです。
バゲットを一晩じっくりと仕込んで作られるフレンチトーストは、外はカリッと香ばしく、中はふんわりと柔らか。甘さ控えめでとっても上品な仕上がりとなっています。
バターやハチミツ、メープルシュガーやメープルシロップなど、お好みに合わせてトッピングを加えてお召し上がりください。

・フレンチトースト/2,000円

ブルーベリータルト

艶々とフレッシュなブルーベリーがこぼれ落ちそうなほどたっぷりとあしらわれた「ブルーベリータルト」も、万平ホテルのカフェテラスで定番のメニューです。

しっとりとした焼き加減のタルト生地は甘さ控えめで、生地の中にもブルーベリーの実がごろっと入っています。その上に、カスタードクリームと生クリームの甘味、そしてブルーベリーの果実味が重なり、見た目も味も大満足の一品。他のデザートメニューに比べると軽やかな後味で、ペロリと一気に食べ切っちゃいます。

・ブルーベリータルト(ドリンク付)/1,550円

昔ながらのカスタードプリン

クラシカルな万平ホテルの雰囲気をより演出してくれる「昔ながらのカスタードプリン」は、その佇まいからもどこか懐かしさを感じます。

卵の味がしっかりとした硬めのプリンで、カスタードの風味も濃厚。ほろ苦い大人味のカラメルとの相性もバッチリです。一緒に添えられたみずみずしいフルーツも、口の中をサッパリとさせてくれます。

・昔ながらのカスタードプリン/1,000円

軽井沢の四季を感じる「万平ホテル」季節限定メニューもおすすめ!

万平ホテルのカフェテラスのメニューの中には、季節ごとに登場する期間限定のメニューもあります。春夏秋冬、どの時期に訪れてもそれぞれの風情が楽しめる軽井沢で、その時々の旬を味わってみてはいかがでしょうか。

季節のシフォンケーキ

信州産の小麦粉と卵を使い、ふんわりと焼き上げた「季節のシフォンケーキ」は、季節によって内容が変わるデザートメニューです。

麗らかな春には、桜の香りたっぷりの「桜のシフォンケーキ」が登場します。
桜の花の塩漬けが練り込まれたシフォンスポンジに、苺のカスタードクリームを挟み、仕上げに桜のリキュールのクリームが添えられた、まさに桜づくしの逸品。淡いピンク色も可愛らしく、気分もグッと盛り上がります♪

その他にも、薫り高いアールグレイの風味とキャラメルクリームの優しい甘さが絶品の「アールグレイキャラメルシフォン」など、その時々で違ったシフォンケーキをお楽しみいただけます。

・季節のシフォンケーキ/1,100円

天然氷のかき氷

万平ホテルで毎年大好評の「天然氷のかき氷」は、梅雨明け7月中旬頃から9月頃まで提供される期間限定のメニューです。
かき氷に使用される天然氷は、寒さの厳しい軽井沢の冬の中、澄んだ湧水を池に張り、時間をかけて丁寧に作られています。明治時代からの製法にこだわった粒子の細かい天然氷は、ふんわりと柔らかな口当たりが特徴で、万平ホテル特製のシロップと良く馴染みます。

毎年、何種類か違った味が登場しますが、中でもイチ押しは「ロイヤルミルクティーの優雅なかき氷」です。
こだわりの茶葉をゆっくりと煮出した万平ホテルの名物ロイヤルミルクティーをシロップにして、氷の上からたっぷりとかけます。定番の味を、また違った形で味わえる贅沢な逸品です。

そして、もう一種類、万平ホテルの夏を彩る「涼夏香る桃のかき氷」をご紹介します。
ふわっとした天然氷のかき氷の上には、厳選された国産の白桃が驚くほどふんだんに添えられています。甘味が詰まったみずみずしい桃の果実と、冷んやり涼やかなかき氷で爽やかな夏の香りを感じられるスペシャルな一品です。
大人の皆様には、冷えたシャンパンとかき氷のセットもおすすめですよ!

ジョン・レノンが直伝!「万平ホテル」の名物ドリンクメニュー

万平ホテルを語る上で外すことのできない、特別なメニューがあります。それは、カフェテラスで提供される「ロイヤルミルクティー」です。

「ロイヤルミルクティー」

当初、メニューにはなかったロイヤルミルクティーは、毎夏滞在していたジョン・レノン自らが作り方を手ほどきし、こうして現在にまで続く万平ホテルの名物となったそうです。
厳選されたアッサムティーの香りと、まろやかなミルク、たっぷりと乗ったホイップのハーモニーをご堪能いただけます。

テラス席でゆったりと味わえば、彼が過ごした夏と変わらぬ穏やかな情景が広がることでしょう。ぜひ、ロイヤルミルクティーを飲みながら、万平ホテルの歴史とジョン・レノンに想いを馳せてみてくださいね。

・ロイヤルミルクティー/1,100円

その他にも、ドリンクメニューにはブレンドコーヒーをはじめ、エスプレッソやカプチーノ、紅茶はダージリン、アールグレイ、信州産シナノゴールドを使用したりんごの和紅茶、ハーブティーなども取り揃えられています。
デザートや軽食メニューには、お得なセットドリンクを付けることもできますので、ぜひご利用ください。

「万平ホテル」店舗情報

万平ホテルへのアクセスは、JR軽井沢駅より徒歩30分程度。旧軽井沢のメインストリートから、静かで緑あふれる万平通りへと抜けて行った先にあります。
お車の場合は、東京方面より上信越自動車道 碓氷・軽井沢ICより約20分。夏季シーズンは渋滞が予想されますので、上信越自動車道 妙義・松井田ICで降り、旧碓氷峠経由がおすすめです。

カフェテラスの営業時間は9:30〜18:00(※営業時間等が変更になっている場合があるので、公式HP等をご確認ください。)お席は全席禁煙で、事前予約はできません。
また、この記事での表記料金はサービス料(10%)および消費税を含んでおります。

その他、万平ホテルの詳細については、公式HPやFacebook、Instagramの公式アカウントをご確認下さい。

【公式HP】

【Facebook】
www.facebook.com/mampeihotel/
【Instagram】
www.instagram.com/mampei_hotel/

店舗情報
店名:万平ホテル カフェテラス
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
営業時間:9:30〜18:00 ※営業時間等が変更になっている場合があるので、公式HP等をご確認ください。
定休日:無休