ノスタルジックな空間でおいしいパフェを 倉敷 三宅商店

白壁の町としてその景観が人気の倉敷美観地区。
その一角にある古民家カフェのパフェが美味しいと観光客や地元の方から人気です。
今回は倉敷にある古民家カフェ 三宅商店をご紹介します。

三宅商店ってどんなお店?

白壁の町として有名な岡山県の観光名所倉敷の美観地区で人気の古民家カフェが三宅商店です。
三宅商店は戦前、日用雑貨・荒物屋さんでした。
カフェに変身してもお店の屋号と建物を受け継いでいるので今でもお店の屋根にかかっている看板には「日用雑貨・荒物・卸小売 三宅商店」と文字が刻まれています。
三宅商店では倉敷の白壁の美しい景観を損ねないよう、外観にはあまり手を加えておらずフォトスポットとしてもおススメです。
さらに店内もあえてきれいにしすぎず、昔ながらの土間を修繕して活かしたり、修繕が必要な箇所には古材を積極的に使うなど古民家のムードもばっちりです。
三宅商店は「倉敷の街を朝から元気に」を合言葉に倉敷の街並みを大切にするオーナーの心意気が店内外のあちこちから伝わってくる素敵なお店です。

三宅商店の人気メニューといえば果物をふんだんに使ったパフェです。
岡山は桃やブドウの産地としても有名ですから、観光客もおいしいフルーツをお目当てに訪れる方が多いです。

さらに三宅商店は倉敷市内に3店舗のカフェを展開しており、それらのカフェで提供されるメニューを考案するための三宅商店 カフェ工房も運営しています。
三宅商店でおいしいパフェを食べたお客様へのお土産にと販売して大人気となったジャムや焼き菓子もすべてこの三宅商店 カフェ工房で丁寧に手作りされています。
三宅商店ではできるだけ地元の食材を使い、季節や素材の持ち味を感じられる商品を目指して作っているんだとか。

三宅商店は店内も味わい深い

三宅商店は一歩入るとなんとも懐かしいような、現代を忘れてしまう空間が広がっています。
一枚板の木のテーブルや奥に広がる土間の空間、木材の温かさなどすべてのアイテムに心が癒されます。
また2階は座敷になっていて、まるでおばあちゃんの家に来たような懐かしい空気さえ漂います。
一息ついたら周りの小物も必見です。
一枚一枚柄の違う座布団や、デニムで縁どられた畳には三宅商店の遊び心がいっぱい詰まっています。
倉敷はデニムの街としても有名で、三宅商店のデニムの畳縁はオーナーの年代物のデニムを使ってオーナーのお母さまが手作りされたそうです。
お店への愛情と倉敷への地元愛を感じられる空間は、通称デニムの間と呼ばれているとか。
古民家カフェというと手狭なイメージもありますが、三宅商店はひろびろとした間取りで1階のテーブル席や2階の広間や個室など合わせて全部で94席あります。
席はたっぷりある三宅商店ですが、観光シーズンともなると満席になることもしばしばありますので時間には余裕を持ってご来店ください。

今回は三宅商店の人気パフェからジャムや焼き菓子がお取り寄せできるサイトまで合わせてご紹介します。

三宅商店の人気メニューは?

季節の果実パフェ

三宅商店の看板メニューといえば何といっても旬のフルーツを使ったパフェです。
1ヶ月半から2ヶ月のスパンで新しいパフェが登場し、目も舌も楽しませてくれます。
地元の農家さんからその時期のおいしい果物を仕入れ、パフェに使うソースやジャム、アイスに至るまで素材の美味しさを引き出してすべて手作りしている三宅商店。
年間に登場する季節限定のパフェは全部で8種類あり、ぶどうなど旬が短いものは1ヶ月しか登場しないパフェもありますので要注意です。
三宅商店のパフェは素材を様々な形に加工して、他素材との組み合わせが絶妙です。
例えば春に登場する「春のいちごパフェ」は2種類のイチゴのアイスとクリームチーズ、小豆、フレッシュないちごを組み合わせています。
その他にも桃のコンポートや栗の渋皮煮などそれだけいただいても美味しいものをかけ合わせて出来上がるパフェにはどんなものがあるのでしょうか。

三宅商店の季節限定パフェ1,045円(税込み)
・シトラスパフェ(1月下旬~2月下旬)
・摘み立ていちごパフェ(3月上旬~5月上旬)
・新茶のパフェ(5月中旬~7月上旬)
・桃のフローズンパフェ(7月中旬~8月下旬)
・ぶどうのパフェ(9月上旬~9月下旬)
・和栗のパフェ(10月上旬~10月下旬)
・りんごのパフェ(11月上旬~12月上旬)
・黒豆と黒胡麻のパフェ(12月中旬~1月中旬)

手作りケーキ

パフェはちょっとボリュームがあって食べられないという方には手作りケーキはいかがでしょうか。
三宅商店では日替わりで季節のタルト、ガトーショコラ、チーズケーキ、シフォンケーキ
などがあります。
その日にどんなケーキがあるのかは店頭の黒板に書いてあるので、ぜひ参考にしてください。
・日替わり手作りケーキセット935円(税込み) お好きなケーキ + コーヒー または紅茶
・日替わり手作りケーキセット(大)1,045円 (税込み)お好きなケーキ + ミニシフォンケーキ +パンナコッタ +コーヒー または紅茶
しぶりの外食で心も身体も大満足です🎵ご馳走さまでしたっ✨ pic.twitter.com/4aHYH

はらぺこ キウイ

三宅商店ではカフェだけではなく雑貨や手作りジャムの販売もしています。
中でも人気なのは「HARAPEKO Fruit Jam」。はらぺこあおむしでおなじみの人気絵本作家リック・カール氏のイラストが描かれた瓶に入っています。
ジャムは通年でミルク、オレンジ、キウイ、そこに季節限定のオレンジやストロベリーが登場します。
はらぺこあおむしのイラストとマッチするキウイジャムはお土産としても大人気です。
生のキウイに近い美しいグリーンと、蓋を開けるキウイのフレッシュで清々しい香りが漂います。
爽やかな酸味と、ところどころ感じるキウイの果肉感など一度食べるとトリコなるはらぺこあおむし キウイジャムは三宅商店の看板商品です。
はらぺこ キウイ702円(税込み)

三宅商店の通販は?

三宅商店にはオンラインのショップが「三宅商店」と「三宅商店 カフェ工房」2つあります。
三宅商店ではお店で人気のカレー、今や文房具の定番となったマスキングテープが販売されています。
三宅商店のランチメニューでも人気の三宅カレーは岡山特産の白桃を使い、スパイシーだけどお子様からお年寄りまで3世代で味わえるフルーティーなカレーです。
そして、もう一つの取り扱い商品であるマスキングテープ。どうして古民家カフェのオンラインショップで?と不思議に思われる方もいるかもしれませんね。
実はデザイン性の高いマスキング「mt」は倉敷のカモ井加工紙が発祥ということで、倉敷つながりで三宅商店でも取り扱いをしています。
三宅商店
miyakeshouten.shop-pro.jp/

三宅商店のお菓子やジャムの研究所としてスタートした三宅商店 カフェ工房は、倉敷市の旧家をリノベーションしてできました。
もともとは三宅商店のカフェで提供したり販売したりするジャムや焼き菓子を作っていましたが、人気が広がり今ではオンラインショップで全国からお取り寄せが可能になりました。
15軒の地元生産農家と協力し、季節に合わせて作られるジャムはギフトとしても最適です。
三宅商店では日々変化するフルーツの状態に合わせて、ジャムを作る釜ごとに味や火力を絶妙に変化させ、素材そのものの香りや風味、果肉感を残して焚き上げています。

さらに三宅商店 カフェ工房ではジャムと一緒に楽しめるスコーンや、季節の風味をプラスしたパウンドケーキなど焼き菓子もお取り寄せが可能です。
一人で楽しめる少量から人気商品の詰め合わせまで、ラインナップも豊富です。
そのほかブライダル用の引菓子など様々な用途の相談にも応じてくれますので、気になる方はぜひ三宅商店 カフェ工房のHPをチェックしてみてください。
三宅商店 カフェ工房
m-cafekobo.com/

店舗情報

店舗情報
店名:三宅商店
住所:岡山県倉敷市本町3-11
営業時間:11:30~17:00,土・祝11:00~20:00,日8:00~17:00
定休日:年中無休
※営業時間等が変更になっている場合があるので公式HP等をご確認ください。