青森ならではのスイーツを発信する洋菓子工房ノエルの「りんごたっぷりパイ」

青森県弘前市の『洋菓子工房ノエル』では、県産品を活かした青森ならではのスイーツを作っています。

青森県産りんご「ふじ」を贅沢に使った「りんごたっぷりパイ」は、りんごの美味しさを存分に味わえる逸品。

果肉をそのまま食べたかのような爽やかさが口いっぱいに広がります。

今回は、『洋菓子工房ノエル』を取材しました。

シェフの主な経歴を教えて下さい。

青森県北津軽郡板柳町に生まれ、地元の中学を卒業後、はじめは和菓子職人としてお菓子作りの道に進みました。

青森市の和菓子店で5年間修行したのち、神奈川県鎌倉市へ飛び出して洋菓子の世界へ。

25歳で弘前市に戻り、市内2店舗のケーキ屋で約11年にわたり経験を積みました。

1988年10月に現在の場所で「洋菓子工房ノエル」を開業し、今に至ります。

お店もしくはブランドのコンセプトを教えて下さい。

はじめは、地域の方に喜ばれるような身近な菓子店を目指して開業しました。

今もそのモットーは変わりませんが、当店の目玉商品である「りんごたっぷりパイ」を新聞やテレビに取り上げていただけるようになり、地元の方のみならず、幅広い地域の方に知っていただける店へと変わってきたのではないかと感じています。

「りんごたっぷりパイ」を中心に、地元の特産品を活かした青森ならではのスイーツをお届けします。

屋号の由来、エピソードを教えて下さい。

「ノエル」には、フランス語でクリスマスという意味があります。

自分自身の子供のころの思い出としてクリスマスケーキが強く印象に残っており、それがケーキとの出会いだったことに由来してこの名前を付けました。

また、クリスマスは洋菓子店の一大イベントとして位置づけられていることも理由の一つです。

お菓子の材料のこだわりや、材料への思い入れを具体的に教えて下さい。

看板商品である「りんごたっぷりパイ」には、青森県産のブランドりんご「ふじ」を使用しています。

「ふじ」は通年流通しており、一年を通して変わらない味を提供できるからです。

他にも「モンブランアート」には地元の和栗や田舎舘産いちごを選ぶなど、県産品の利用に力を入れています。

初めての方に、おすすめまたは人気のお菓子(デザート)は何ですか?

初めてご利用いただく方には、「りんごたっぷりパイ」と「モンブランアート」がおすすめです。

また、そのお菓子はスイーツモールに掲載されていますか?

どちらも掲載されています。

おすすめのお菓子(デザート)がおすすめの理由を教えて下さい。

「りんごたっぷりパイ」には、りんごの果肉がゴロゴロ入っています。

厚切りのりんごを固めるのに使うのがゼリーです。

ゼリーを流し込んだアップルパイは他になく、初めて食べる方は皆さん驚かれます。

アップルパイと思えないほどずっしりしていて食べ応え抜群!

りんごの酸味とシナモンの風味のハーモニーをご堪能ください。

また、「モンブランアート」は珍しいホールのモンブラン。

青森県産の和栗ペーストの中は、ココアスポンジと生クリーム、フルーツが層になっています。

栗好きの方には堪らない一品です。

おすすめのお菓子(デザート)に関して、おすすめの食べ方はありますか?

「りんごたっぷりパイ」はゼリーで固めているため、冷蔵庫で冷やすと程よい食感が保たれ、さっぱりと美味しく召し上がっていただけます。

休憩時間のおやつにもぴったりですし、朝食に召し上がるというお客様もいらっしゃいます。

おすすめのお菓子(デザート)に関して、合わせるおすすめの飲み物はありますか?

「りんごたっぷりパイ」はりんごの甘みが存分に活かされているため、甘さを控えた紅茶やコーヒーと一緒に召し上がると良いと思います。

今後販売を予定しているお菓子(デザート)は何かありますか?

現在「モンブランアート」は店頭受取のみでの販売となっていますが、冷凍した状態で発送できるよう試作しています。

全国の皆様に当店のモンブランアートをお届けできるよう調整中ですのでご期待ください。

スイーツモールのお客様にメッセージをお願いします!

「りんごたっぷりパイ」のバリエーションとして、2021年に冬季限定で発売した「ホットアップルパイ」がございます。

なんと、地元の唐辛子「清水森ナンバ」を使用した甘辛味!

この商品を通じ、年々生産者が減少している地元特産品の普及に努めております。

試してみたいという方は、ぜひお問い合わせくださいませ。

店舗情報

店舗情報
店名:洋菓子工房ノエル

住所:青森県弘前市品川町2-2

営業時間:9:00~18:30

定休日:火曜日