京都「亀屋清永」の和菓子は伝統と美が魅力!清浄歓喜団や星づく夜が話題

京都の八坂神社の近く、祇園に本店を構える亀屋清永。亀屋清永とは伝統ある京菓子のお店です。亀屋清永のお菓子は、京都の伊勢丹や高島屋にも店舗があるため、比較的手に入れやすいのが特徴です。とはいってもお店自体は400年続いており、亀屋清永の本店は上品でまさに京都のお店という風貌。

奈良時代から作られている『清浄歓喜団』をはじめとする伝統菓子や、見るに美しすぎる亀屋清永の和菓子の数々。亀屋清永のお菓子でうっとりとした時間にいざなわれてみませんか?今回は、亀屋清永の京菓子をご紹介します。

亀屋清永

創業1617年。亀屋清永は菓子屋として独立営業する数少ない店でした。江戸時代の京都のガイドブックのような古文書には、商売毎に店名の掲載がありますが、亀屋清永はお菓子部門の筆頭に掲載されるほどだったとか。

京都の八坂神社の近くに本店をおく亀屋清永、京都土産を買いに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

1000年以上も続く京菓子の原点!亀屋清永の代表的銘菓『清浄歓喜団』

亀屋清永には千年菓子と呼ばれる伝統菓子、『清浄歓喜団』というお菓子があります。
亀屋清永の清浄歓喜団は奈良時代に遣唐使によって中国から伝わった唐菓子で、『団喜』略して『お団』といわれることも。昔は天台宗や真言宗のお供えの品だったとか。江戸時代中期に小豆餡が使われるようになりました。しかし、当時もまだ高貴な人のみが口にできるお菓子だったのです。

千年の昔の姿そのままに、今なお作られ保存されているお菓子は数少なく、和菓子の歴史を語るのに外せない逸品です。亀屋清永の代表銘菓となっており、日本でも亀屋清永のみで手に入る貴重なお菓子です。

清浄歓喜団は阿闍梨から秘法を習い、毎月1日と15日を中心に調製しているのだそう。昔から、精進潔斎の上、調進しています。

『清め』の意味を持つ、白壇や丁字などの7種類のお香を練りこんだこしあんを、米粉と小麦粉で作った生地で包み込み、上質なごま油であげたものがこちらの『清浄歓喜団』です。揚げているので、日持ちは20日と長めの設定がされています。

 

亀屋清永の「餢飳(ぶと)」も有名

また、奈良時代に伝えられた14種の果餅の一つである『餢飳(ぶと)』。こちらは粒あんで、清浄歓喜団と同じく、米粉と小麦粉で作った生地で餡を包んで揚げたもの。形は兜の形をしています。

『清浄歓喜団』も『餢飳(ぶと)』も形を見ただけで亀屋清永のお菓子だとわかるはず。

京都土産にも亀屋清永のお菓子はぴったりですね。

亀屋清永の代表銘菓となっている清浄歓喜団も餢飳も高島屋の通販で購入が可能です。亀屋清永まで足を延ばすのが大変な方は通販をご利用ください。

食べるのが勿体ないくらい美しすぎる和菓子!亀屋清永の『星づく夜』

前述でお話した通り、『清浄歓喜団』や『餢飳(ぶと)』など、中国から伝わった伝統菓子が有名な亀屋清永ですが、もう一つ特徴があります。亀屋清永のお菓子のもう一つの特筆すべき点は、見るからにとても美しく、食べるのが勿体ない和菓子の数々です。twitterなどSNSでも話題です。

亀屋清永の美しいお菓子の中でも特に有名で、インスタグラムでも話題になった『星づく夜』はお菓子とは思えない見た目。
6月から8月の限定商品です。

亀屋清永のその他のお菓子

亀屋清永では、他にも通年で販売されている商品や季節限定品なども充実しています。

通年販売の商品『大人の栗羊羹』

『大人の栗羊羹』は琥珀と栗、小豆の三層からなる美しい見た目の羊羹です。栗はまるごとで食べ応え抜群。商品名に「大人の」とついているだけあって、ブランデーの香りが漂います。

季節限定商品

たとえば春であれば『はな』という名前で実際に桜の花びらが待っている美しい和菓子もあります。

亀屋清永400年記念の和菓子

1617年に『亀屋冶兵衛』として誕生して以来、『亀屋清永』は創業400年が経ちました。亀屋清永の400周年を記念して作られたのが『翔』。ゴッホの浮世絵である果樹園シリーズにインスピレーションを受け、いちじくとあんずのドライフルーツを入れた一口サイズの羊羹です。
一つ100円で日持ちも20日間しますので、是非手土産にいかがでしょうか。

干菓子や金平糖

このように見た目の美しさにもこだわる亀屋清永ですから、干菓子も例にもれず美しい仕上がり。季節ごとに合わせた詰め合わせも用意されており、春には桜や蝶々以外にも、たけのこのかわいらしい形の干菓子と金平糖が箱に詰められた可愛いセットもあります。
この金平糖だけのファンも多く、新しい味が出るのを楽しみにしている方もいるのだとか。

亀屋清永の新商品

伝統のある和菓子のお店でも、次々に新しい商品を出しています。

京きんつば 吟角

江戸・天和年間に京都・清水あたりで販売されていた焼き餡餅は銀鍔と呼ばれていました。その後江戸に伝わり、材料が変わったりして金鍔と呼ばれるようになり、全国に広がりました。馴染みのある四角になったのは明治に入ってからだそう。その金鍔が京都に再び帰り、定着したのです。亀屋清永はそんな金鍔物語に敬意をこめて、現代の「キンツバ」として新商品を世に出しました。見た目は伝統を汲んでいますが、苺を練りこんで作られていて斬新。お茶だけでなく、コーヒーやシャンパン類とも合う和菓子です。

京びすけ和欄

記録にはありませんが、亀屋清永でもかなり前に「ビスカウト」を販売していたことがあるそうです。その話を聞いた現17代目の当主はいつか亀屋清永で復活させようと目論んでいたのだそう。「お茶席で楽しめる和のビスケット」をコンセプトに試行錯誤を重ねて完成した、現代版のビスカウトです。和菓子屋ならではの小豆が使われています。

亀屋清永の和菓子は通販や百貨店でも購入可!

亀屋清永の和菓子はとても敷居が高そうに思われがちですが、八坂神社の近くにある本店の他、京都市内の百貨店、駅構内でも販売しています。電話やFAXでも注文できるようなので、詳しくは亀屋清永のHPをご覧ください。

追記:2020年6月6日に亀屋清永の公式HPでオンラインショップがオープンしています。
遠方の方もぜひオンラインショップを利用してみて下さいね。

亀屋清永のオンラインショップ

亀屋清永 まとめ

亀屋清永、いかがでしたか?

どの和菓子も心の込められたお菓子であることが一目瞭然の亀屋清永の和菓子。手土産に亀屋清永のお菓子をもっていったら喜ばれること間違いなしです。ぜひ亀屋清永のお菓子を手に取ってみて下さいね。

なお、京都・烏丸駅には、亀屋清永のカフェである『ワンダースイーツキヨナガ』があります。店内の雰囲気や出てくるスイーツはなんともファンシーな世界観で、若い女性なども臆することなく入ることができます。京都に訪れた際はぜひ亀屋清永のカフェにも行ってみては?

店舗情報
店名:亀屋清永 (かめやきよなが)

住所:京都府京都市東山区祇園石段下南側534

定休日:水曜日

営業時間:8:30~17:30