銀座に憩いの場を復活させたい。
銀座つぼやきいもの開業の想い

東京・銀座7丁目、橙色の大きなつぼが目印なのが焼き芋専門店 ”銀座つぼやきいも”。銀座で焼き芋、しかも、壺で焼いているということもあり、かなり異質な焼き芋専門店である。今回は、銀座つぼやきいもの開業の想いに追求していく。

20代の頃の思い銀座にあった憩いの場を復活させたい

「きっかけは富山にある会社のオーナー様の一言でした。銀座にお店を持ちたいと。そこでお店の開業を御社に手伝ってもらいたい、ということでお話が来ました。」そう語るのは銀座つぼやきいもの立ち上げから関わってきた博報堂クリエイティブ・ヴォックスに務める中島氏。

「今回のご依頼内容は、店名を決めたり、ロゴを作るなどと思っていたのですが、そうではなくて、丸ごと1軒お任せするからコンセプトから作ってくれという依頼でした。弊社としても大きな事業であり、手探りの中お手伝いをさせていただきました。」

銀座で焼き芋という、普通では考えられないお店。一人のオーナーのロマンで始まったプロジェクトだが、なぜ焼き芋だったのか。

「オーナー様が70歳を迎え、人生の節目として様々なことをやりたいと思ったそうです。その一つが銀座につぼやきいもを作ること。
20代の頃、オーナー様が銀座に遊びに来たとき、壺で焼き芋を焼いている焼き芋屋さんがあったそうです。壺の周りで、多くの人がおいしそうに焼き芋を食べている光景が、銀座の中の憩いの場に感じたそうです。それを現代に復活させたいという強い思いがあり、ここまで行きつきました。」

銀座の憩いの場を復活させたい、そんなロマンの中で始まったプロジェクトは簡単なものではなかった。
銀座でつぼやきいもをしていた情報はほとんどなく、オーナーの思い出を頼りに情報を探ったそう。壺の形がわかっても、どこで手に入れればいいのか、どんな芋を用意すればいいのか、まさに暗中模索の中長い期間をかけ夢を実現させて行った。

誰でも見たらすぐ分かる銀座つぼやきいものコンセプト

「銀座つぼやきいものコンセプトで課題だったのが、銀座の街に馴染む焼き芋を作らなければいけない、ということでした。昔ながらのお店が多くある銀座で、勝負するには堂々とした佇まいと、かといって歴史があるわけではないので、現代に似つかわしく柔軟で軽やかに、若い人も入りやすいようにしていこうと考えました。」

”銀座つぼやきいも”。ネーミング、ロゴは、ひねりもなくシンプルでわかりやすい。
お店では、壺が並べられ、銀座では珍しい光景だが、吹き抜けの店舗はなぜか入りやすい雰囲気を漂わせている。

「店名は、”つぼぎん”など、いろいろありました。とにかく分かりやすくて、誰でも見たらすぐ分かるものにするため、”銀座つぼやきいも”になりました。本当に焼き芋しか販売していないので、素のままを出し分かりやすさを優先しました。」

壺で作る銀座つぼやきいものこだわり

多くの人の焼き芋のイメージは、石焼き芋や焚き火であろう。焼き芋が熱々に仕上がる姿を待ち遠しく思う姿も今となってはそれほどみなくなった光景である。その中で、”壺”で作る焼き芋とはどんなものであろうか。

「壺焼きの特徴は、水分は飛ばさないように焼き、しっとりとした焼き芋に仕上げます。壺焼きでも、下に七輪が入っており、周りにカップでぶら下げて焼いています。火の当たりが1箇所で焼いているため、うっかりすると焦げてしまう。銀座つぼやきいもの特徴であるキャラメルができるのは焦げる寸前なので、そこの見極めがとても難しいのです。」

焼き芋の特徴である、”甘さ”。焼き芋のキャラメルのような甘さは低温でじっくりと焼き上げなければ甘さを引き出すことができない。壺という特徴ある空間は、”焼き芋”の甘さを最大限引き立てる最高の空間であったのだという。

「職人さんが一つ一つ手作りで作っているので、つぼの形をよく見ると、それぞれ違っています。職人さんの手作りにこだわった理由は、銀座の憩いの場を感じられるよう、機械で作られたものではなく、手作りの温かみを感じられるものを追求しました。」

しっとりした新しい焼き芋のイメージを追求

「一般的に甘いとされるお芋の代表格として、安納芋があります。しかし、壺焼きで焼いてみるとあんまり相性が良くありませんでした。
また、焼き芋では、ほくほく系と、しっとり系が好きな方がいらっしゃいます。石焼き芋は、ほくほく系のイメージが強くありますし、今はコンビニでも買える時代。ほくほく系の深掘りをしても、銀座で勝ち目はない。そう考えた結果、新しい焼き芋を体験できる場として、しっとり系のものを追求することにしました。」

銀座つぼやきいもの開発のルーツも大変なものだった。全国のお芋を焼いては食べてを繰り返し、ついに”紅はるか”にたどり着いたのだという。

キャラメルのようなつぼやきいも

「紅はるかは品種改良されており、とにかく甘みが強くしっとりして蜜たっぷりあります。そんな紅はるかを壺焼きすることで、キャラメリゼされたような皮と身の間に蜜が溜まり、普通のさつまいもではない極上の甘さを体験することができます。」

しっとり、そしてキャラメル状になってるところを作るのが、一番おいしく、調理が難しいところ。紅はるかを壺焼きで丁寧に焼き上げることで焼き芋の蜜をキャラメル状に仕上げることができるのだという。

蜜たっぷりだからこそ実現できたアイスやきいも

「銀座つぼやきいものオープンは2018年6月。夏場にオープンするには、熱々の焼き芋だとお客様も来ないんじゃないかという懸念もあり、何か冷たいものを提供できないかと考えました。」

「探した結果、冷やし焼き芋というものを見つけ、つぼやきいもを冷凍するとどうなるんだろうっという実験みたいなところから生まれた商品。こちらもつぼやきいも同様、他の芋でも試行錯誤したものの、やはり紅はるかを凍らせたほうがおいしく仕上がりました。」

アイスやきいもは、不思議な食感なのが特徴的。冷凍庫で保管しており、出したてはさくっとした食感。そこから、どんどんアイスのように周りが溶け、口の中で本当にアイスクリームが溶けるような食感に変わっていく。多様な食感と甘さを体験できる一品になっている。

さつまいもを通じて銀座で人と人が交わる場所へ

「80歳とか90歳の方にとって、昔はほくほくの芋しかなく、食べるものがないときのお芋だったりするので、「さつまいもは嫌いなんだよ」っという方が来店されます。そんな方が、ここで銀座つぼやきいものしっとりとした甘いお芋を食べてすごく驚かれるのです。そういった、ほっこりとした体験を銀座つぼやきいもを通じて届けて行きたいと考えています。」

「今後、ワークショップをやってみたいなとは思っています。例えばお子さんが芋版を作って、それで何か絵を描いてみるとか、あとはもうちょっと大きくなったお子さんでしたら、実際に自分でお芋を焼いてみる体験したり、そういう形で銀座つぼやきいもが銀座という場所で人と人が交わる場所になるといいなと思ってます。」

銀座つぼやきいも 商品情報

商品情報
店名:つぼやきいも
値段:まるごと700円、はんぶん350円、ちいさいの250円(税抜)

商品情報
店名:アイスやきいも
値段まるごと700円、はんぶん350円、ちいさいの250円(税抜)

銀座つぼやきいも店舗情報

いかがだったでしょうか。ぜひ、銀座に訪れた際には、銀座つぼやきいもを訪れてみてはいかがでしょうか。

お店情報
店名:銀座つぼやきいも

住所:東京都中央区銀座7-6-4 GINZA7ビル 1F

定休日:日曜・祝日・年末年始

営業時間: [月〜金]12:00~22:00,[土]12:00〜18:00

キャラメルのような蜜たっぷり!
「銀座つぼやきいも」

東京・銀座7丁目、橙色の大きなつぼが目印なのが焼き芋専門店 ”銀座つぼやきいも”。普通の焼き芋は、”ほくほく”のイメージだが、銀座つぼやきいもの焼き芋は、”しっとり”とし、その独特な調理方法によりさつまいもの蜜がたっぷりの焼き芋である。今回は、銀座つぼやきいもの取り扱う焼き芋について特集する。

壺で作る銀座つぼやきいものこだわり

高級感溢れる銀座という街の中で、なぜ焼き芋なのか?そして、壺を使って焼き芋を作るというところは気になるのではないだろうか。
銀座つぼやきいものオーナーが20代の頃に銀座に遊びに来たとき、壺で焼き芋を焼いている焼き芋屋さんがあったのだという。その焼き芋屋さんは銀座の中でも憩いの場になっていた。オーナーは、銀座に憩いの場を現代に復活させたいという強い思いがあり、銀座つぼやきいもの開業に至った。

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つぼ焼きの特徴は、水分は飛ばさないように焼き、焼き芋の仕上がりをしっとりにすること。壷焼きは、下に七輪が入っており、ぶら下げ焼いている。火の当たりが一ヶ所に集中すると、うっかりすると焦げてしまう。しかし、壷焼きが低温でじっくり仕上げることができることから、さつまいもの本来の”甘さ”を引き出すことができる調理法なのだという。

紅はるかで焼き芋のしっとりさを追求

一般的に甘いお芋の代表格とされる安納芋。低温で調理するとおいしいとかって言われてるが、壺焼きで焼いてみるとあんまり相性がよくなかったのだという。
また、焼き芋では、ほくほく系と、しっとり系が好きな人がいる。銀座つぼやきいもでは、新しい焼き芋体験を提供するため、しっとり系のものを追求し、試行錯誤の末、今の紅はるかにたどり着いた。

キャラメルのようなつぼやきいも

紅はるかは品種改良され、とにかく甘みが強くて蜜が多いさつまいもである。紅はるかを壷焼きをすることで、皮と身の間にトロッとしたキャラメルのような蜜が溢れでることである。

銀座つぼやきいもでは、このキャラメル状になってるところが、一番難しくて一番おいしいところ。壷焼きは、微妙な炭火の加減で紅はるかの蜜をキャラメル状に仕上げることができるのだという。

食べ歩き、贈答用に、様々なサイズを取り扱う銀座つぼやきいも

銀座つぼやきいもでは、イートイン以外にも、持ち帰り用のサイズも多数用意する。丸ごと1つのやきいもはみんなで分けて、半分はお試しサイズ。さらに小さいやきいもに関しては、食べ歩きもできるような包装にしており、箱詰めしたときに、かわいい見栄えにしている工夫も凝らしている。
壷焼きの珍しさや工夫により、若い人から幅広く老若男女に利用されており、場所柄、銀座のクラブ街の入り口に面してることもあり、特にお土産として利用されることも多い。

蜜たっぷりだからこそ実現できたアイスやきいも

銀座つぼやきいものオープンは2018年6月。アイスやきいもは、夏場のオープンに合わせて、冷たいものを提供するために考案された商品である。

アイスやきいもは、紅はるかを壺で焼いて、急速冷凍したもの。蜜がたっぷりのお芋だからこそ、カチカチにならずに新食感が味わえる。
つぼやきいもの温かいものは、キャラメルのように濃厚で、甘さをダイレクトに感じられる。アイスは甘さが少し和らぎ、あっさりした甘みになる。
また、すごく不思議な食感で、出したてはさくっとした食感。そこから、どんどんアイスのように周りが溶けて、口の中で本当にアイスクリームが溶けるような食感に変わっていく。時間をかけて、溶けながら楽しむことができるのもアイスやきいもの特徴である。

銀座つぼやきいも 商品情報

商品情報
店名:つぼやきいも
値段:まるごと700円、はんぶん350円、ちいさいの250円(税抜)

商品情報
店名:アイスやきいも
値段まるごと700円、はんぶん350円、ちいさいの250円(税抜)

銀座つぼやきいも店舗情報

いかがだったでしょうか。ぜひ、銀座に訪れた際には、銀座つぼやきいもを訪れてみてはいかがでしょうか。

お店情報
店名:銀座つぼやきいも

住所:東京都中央区銀座7-6-4 GINZA7ビル 1F

定休日:日曜・祝日・年末年始

営業時間: [月〜金]12:00~22:00,[土]12:00〜18:00