フルーツの香りをふんだんに活かしたフルーツタブレット
自由が丘 ル・プティ・ボヌール
自由が丘駅から大井町線で一本九品仏駅から数分歩いたところに店舗を構える”ル・プティ・ボヌール”。自由が丘に近い住宅街にひっそりと構えるお店は、色とりどりのチョコレートが陳列されるショコラトリー。
自由が丘 ル・プティ・ボヌールが取り扱うフルーツタブレット。美しい線形のチョコレートはブラックとミルク、ホワイトのチョコレートの種類が分けられている。
チョコレートのタブレットの中には、乾燥されたいちごやキウイのフルーツとナッツがふんだんに入った一品。
一口するとチョコレートの香りが口の中で広がり、それでも甘さは抑え目。チョコレートの風味はフルーツの風味と調和しており見た目以上にさっぱりとしたフルーツタブレットとなっている。
フルーツタブレット種類
フルーツタブレットは、日本では銀座千疋屋やジャンシャルルのフルーツタブレットが広く認識されている。フランスのお菓子として親しまれるフルーツタブレットは、多くはチョコレートの中に乾燥したフルーツを中に入れてチョコレートと一緒に練り込まれるお菓子となる。
どの果物やナッツを入れるかによってチョコレートの風味も変わってくる。そのため、フルーツタブレットは、お店ごとによってその特徴も異なってくることからフルーツタブレットを求めショコラトリーを訪れる人も多い。
元は大阪で開業していたフランス本格派ショコラティエ
自由が丘にある”ル・プティ・ボヌール”は、主にフランスのチョコレートを専門に取り扱っているショコラトリーである。
ル・プティ・ボヌール オーナーの 廣嶋 氏は、チョコレートの修行ではなくお菓子教室をしたくフランスに修行。しかし、イースターをきっかけにチョコレートに興味をもった。
フランスのお菓子屋はイースターの時期にチョコレートの細工を行う。チョコレートで作る卵や人形など様々な繊細だけど面白いチョコレートに惹かれていった。それからチョコレートが面白くのめりこんだのがきっかけだったと語る ル・プティ・ボヌール オーナーの廣嶋氏。
「それから帰国後、ルコルドンブルー、迎賓館と経験を積み。大阪で自分でお店を開くことにしました。お店の名前はフランスの時からこの名前にしようと思っていた”ル・プティ・ボヌール”。小さな幸せを運ぶという想いを込めてつけた名前です。」
お菓子は嗜好品。壮大なものではなく大きな幸せを与えるものではないが、ちょっとつまんでホッとするようなものを作っていきたいと考えていた。
その後、結婚をきっかけに自由が丘に近い九品仏に移転したという。
季節のフルーツを使ったチョコレートで季節感を表現するショコラトリー
チョコレート作りは、ケースはすごく華やかに見えるが、チョコレートを作る工程は地味である。そんな中、 ル・プティ・ボヌール のショコラトリーとしてのモットーは、”チョコレート作りを楽しく”である。
「淡々と作る作業の中でも、最後の工程で綺麗な色や自分の頭の中でイメージした出来栄えになった時はとてもテンションが上がりますし、そういった嬉しさというのはお客様に届くもの。」
「実はショコラトリーってケーキ屋さんみたいにショーケースで季節感を出しにくいものなのです。なので、チョコレートの中身を季節感の感じれるフルーツを選んで、ご来店されるお客様も楽しんでもらえるショコラトリーを目指しています。」
よく、冷凍の方が味が安定するという理由で業務用の冷凍のフルーツのピューレを使っている所が多いと思う。しかし、フルーツのもつ香りやフレッシュさはどうしても表現できないことも多い。もちろん冷凍のフルーツピューレも使用するが、ル・プティ・ボヌールのボンボンショコラでは、香りの出にくい桃やラフランスなどは旬の季節のフルーツを完熟し加工して使っている。
自由が丘 人気のル・プティ・ボヌールのフルーツタブレット
「フルーツタブレットは、乾燥機をちょうど持っていたのでフルーツをちょっと乾燥させてみようと思い立ったのが始まりでした。フルーツを乾燥させてみたところとてもいい感じで香りの良い出来上がりになりました。そこでフルーツでタブレットショコラを作ってみようと思ったのです。」
「いちごも買ってきて乾燥を試しました。最初は、色が飛んだり、香りがどうなるだろうと思っていたんですけど、本当に香りが強くてよりフルーティな感じのドライフルーツに。砂糖も何も入れていなくても甘く程よく酸味が出ていました。」
「他のお店のタブレットショコラは1枚1,500円とか2,000円するような値段になるケースがあります。でも、 ル・プティ・ボヌールのフルーツタブレットは、色々食べてもらえるように、商品自体を小さくして価格を安くしています。」
自由が丘 ル・プティ・ボヌールのフルーツタブレットを食べに
スイーツ激戦区である自由が丘。その中でも本格派チョコレートで満足度が高い商品を取り扱っているル・プティ・ボヌール。ぜひ、ル・プティ・ボヌールのフルーツタブレットを食べに自由が丘にいって見てはどうだろうか。
今回紹介したル・プティ・ボヌールのこだわりについてもっと知りたい方は、ブランドストーリーをご覧いただきたい。
自由が丘 ショコラトリー ル・プティ・ボヌールのブランドストーリーはこちら
ル・プティ・ボヌールの店舗紹介
[box title=”お店情報” box_color=”#c30d23″]店名:ル・プティ・ボヌール (LE PETIT BONHEUR
住所:東京都世田谷区奥沢6-28-6 102
定休日:月曜日・日曜日(日曜不定期営業あり)
営業時間: 11:00〜19:30[/box]
[gmap address=”東京都世田谷区奥沢6-28-6 102″]