堂々たるエッフェル塔
ルプティボヌールのプラリネショコラ

2018年9月7日 Off By

自由が丘駅から大井町線で一駅九品仏駅から数分歩いたところに店舗を構える”ル・プティ・ボヌール”。自由が丘に近い住宅街にひっそりと構えるお店は、色とりどりのチョコレートが陳列されるショコラトリー。

ル・プティ・ボヌールの色とりどりのチョコレートが並ぶショーケース。その中でも一際、異彩を放つエッフェル塔の形をしたチョコレート “プラリネショコラ”。

形は独特であり、またル・プティ・ボヌールのチョコレートの風味はそのまま。とても美味しいチョコレートであり、面白い形をしている”プラリネショコラ”を特集する。

自由が丘フランス本格派ショコラティエ

「元々はお店とかじゃなくてお菓子教室をしたく、フランスで修行をしていました。最初はチョコレートに興味はなかったのですが、イースターの時期をきっかけにチョコレートに興味を持ち出し始めました。」

フランスのお菓子屋はイースターの時期にチョコレートの細工を行う。チョコレートで作る卵や人形など様々な繊細だけど面白いチョコレートに惹かれていった。それからチョコレートが面白くのめりこんだのがきっかけだったと語るル・プティ・ボヌールオーナーの廣嶋氏。

「それから帰国後、ルコルドンブルー、迎賓館と経験を積み。大阪で自分でお店を開くことにしました。お店の名前はフランスの時からこの名前にしようと思っていた”ル・プティ・ボヌール”。小さな幸せを運ぶという想いを込めてつけた名前です。」

お菓子は嗜好品。壮大なものではなく大きな幸せを与えるものではないが、ちょっとつまんでホッとするようなものを作っていきたいと考えていた。

その後、結婚をきっかけに自由が丘に近い九品仏に移転したという。

チョコレート作りは、ケースはすごい華やかに見えるが、チョコレートを作る工程は地味である。そんな中、ル・プティ・ボヌールのショコラトリーとしてのモットーは、”チョコレート作りを楽しく”である。

「淡々と作る作業の中でも、最後の工程で綺麗な色や自分の頭の中でイメージした出来栄えになった時はとてもテンションが上がりますし、そういった嬉しさというのはお客様に届くもの。」

「実はショコラトリーってケーキ屋さんみたいにショーケースで季節感を出しにくいものなのです。なので、チョコレートの中身を季節感の感じれるフルーツを選んで、ご来店されるお客様も楽しんでもらえるショコラトリーを目指しています。」

普通のお菓子屋は冷凍の味が安定するという理由で業務用の冷凍のフルーツの果汁を使っている。しかし、フルーツのもつ香りやフレッシュさはどうしても表現できないことも多い。ル・プティ・ボヌールのボンボンショコラでは、香りの出にくい桃やラフランスなどは旬の季節のフルーツを完熟し加工して使っている。

ル・プティ・ボヌールのチョコレートでも特に際立って目立つのがエッフェル塔の形をしたプラリネショコラ。

「旦那が金属の加工をしていて、シリコンで3Dプリンターでシリコンの型取りを作ってもらっています。エッフェル塔は市販のもの何ですが、色々な型を作って見るのも楽しませるチョコレートも挑戦しています。」

本格的なチョコレートの型を作れるのは日本でも4人ほど。そのためチョコレートの独特の型を作るのは非常に高価で難しいと言われている。その中で、3Dプリンターなど新しいテクノロジーを取り入れて、チョコレートの面白さを追求するル・プティ・ボヌール。

「ただ、エッフェル塔のチョコレートで外見が面白いからといって工夫がないのはつまらないと思っていました。そこでアーモンドを中に入れたりして、見た目も面白いけど中身も香ばしくて美味しいというチョコレートを追求しました。」

見事なエッフェル塔のチョコレートプラリネショコラ。形も珍しいが中身も非常に美味しくギフトには最適である。自由が丘に訪れた時は、ル・プティ・ボヌールのプラリネショコラを求め訪れてもいいかもしれない。

今回紹介したル・プティ・ボヌールのこだわりについてもっと知りたい方は、ブランドストーリーをご覧いただきたい。

自由が丘ショコラトリール・プティ・ボヌールのブランドストーリーはこちら

[box title=”お店情報” box_color=”#6E0C33″]店名:ル・プティ・ボヌール（LE PETIT BONHEUR

住所:東京都世田谷区奥沢6-28-6 102

定休日:月曜日・日曜日(第2日曜日は営業の場合あり)

営業時間: 11:00〜19:00[/box]

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