自由が丘から一駅 緑ヶ丘駅から数分歩いたところにある洋菓子店”Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)”。
陳列されたお菓子は、パッケージからお菓子の出来栄えまで一つ一つ丁寧に作られまさに芸術品の様な仕上がりとなっている。
今回注目したいのはNuméro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)のパウンドケーキ。色々な種類のパウンドケーキは一つ一つこだわりの味を感じられる。マーブル一つとっても、これだけ美しいマーブル模様はなかなか出せない。しっとりとしたパウンドケーキの生地は、品の良い甘さが体に染み入っていく。今回は、Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)のパウンドケーキを特集する。
イギリス発祥パウンドケーキ
パウンドケーキは、バターケーキの一種で、小麦粉、バター、砂糖、卵を使ったケーキである。フランスでは、カトル・カールといい、4分の4の意味であり、素材を入れる割合のことに由来する。
パウンドケーキ発祥のイギリスでは、18世紀初頭に、パウンドケーキのレシピ集が登場し始める。当時は、ケーキを膨らませる技術はまだまだ発達しておらず、新たに登場した”卵”で膨らませることが主流だった。フルーツやチョコレートを入れることで様々なバリエーションのケーキが作られ、家庭でも親しみのあるケーキとなった。
5番地を意味する”Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)”
「”Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)”は、フランス語で”５番地”を意味します。」
Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)は、彼の原点を意味する。
パリ郊外にある小さな街の５番地。マチュー氏 が生まれ育ったその街は、緑豊かでたくさんの花が咲き、歴史深い街並みが残る美しい街。子供の頃の記憶として、母が作ってくれたお菓子は、今の彼のルーツ。いつしか彼は自分でもお菓子作り始め、食べる人の笑顔が見たいという思いを抱いたのだという。
普通のお菓子屋は白いイメージや美味しいそうで甘いイメージが強いが、Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)は、黒く、そしてエレガントなコンセプトを持っている。そのブランドイメージはまさに洗練され、ラグジュアリーなものとなっている。
見た目、味のバランスをとり完璧なお菓子を追求
「日本は季節があり、湿度や温度が全然違います。だからこそ、ベーシックなお菓子であったとしても最高の味を作ることは難しいです。」
「何十年もお菓子の勉強をしていますが、今でも失敗はします。味だけではなく、見た目もこだわってくると、当然作りかたも変わってくるのでバランスがとても重要になってきます。その中で、自分が認める最高のケーキやお菓子は作れたことはありません。」
Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)の芸術的なパウンドケーキ
Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)のパウンドケーキは、”芸術品”と言っても過言ではない。パウンドケーキの味だけではなく、見た目まで洗練させこだわり抜いたものである。
マーブルのパウンドケーキの切り口は、非常に美しく、そして食べたいという気持ちを盛り上げさせてくれる。その芸術的なマーブル模様はお客様を惹きつけ誰もが一度は食べてみたいと思えるほどの仕上がりになっている。
パウンドケーキは、マーブル、ショコラ、ショコラバナナ、フルイ、シトロン、プラリネの全６種類。
ショコラバナナは、チョコレートとバナナを組み合わせた老若男女が好きな組み合わせ。バナナはセミドライバナナを使用しており、バナナの香りが非常に香ばしく美味しい。ショコラの風味があとから口の中に広がっていく。ショコラバナナのパウンドケーキは、しっとりしていて優しい味。どこか懐かしい味がするパウンドケーキに仕上がっている。
そして、フルイのパウンドケーキ。ドライフルーツをふんだんに使用したNuméro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)の自信の一品だという。ラムの風味が非常に良く、かと言ってくどくない。毎日食べても罪悪感のないさっぱりとしたパウンドケーキだ。
Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)の紹介
いかがだっただろうか。ぜひ、こだわり抜いたNuméro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)のパウンドケーキを食べてみてはいかがだろう。
[box title=”お店情報” box_color=”#B8860B”]店名:Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)
住所:東京都目黒区緑ヶ丘1−23−10 ２FC
定休日:月曜日・第１、３火曜日
営業時間:10:00〜18:00
*その他、ワークショップや完全予約のイベントなどはホームページにてご案内いたします。
*季節のケーキやパフェは土日祝日のみ
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