“チョコレートをカジュアルに”パティスリー&カフェ デリーモ の絶品スイーツ

都営地下鉄日比谷駅から直結する東京ミッドタウン日比谷。商業施設である施設の地下1階は、洗練されたベージュを基調としたアーケードが広がり、優雅な雰囲気を漂わせる。東京ミッドタウン日比谷に店舗を構える”パティスリー&カフェ デリーモ “。当時、赤坂にあった人気店は、日比谷に移転しインテリアも一新している。そのコンセプト赤坂時代から変わらず、”食事やお酒も楽しめるショコラティエ&パティスリー”。今回は、”パティスリー&カフェ デリーモ “の商品について特集した。

チョコレート職人の作るケーキ屋

 “ショコラティエが創る パティスリー”。チョコレート職人の作るケーキ屋という意味を持つ。こう聞くと、チョコ使ったケーキは「絶対に美味しい」と思うのではないだろうか。
 様々なお菓子屋の取材を通じて、お菓子作りにこだわっていないお菓子屋はいないと確信できる。ただ、残念なことに、多くのお菓子屋のこだわりはお客である私たちに届いていないケースが多い。
 その点、デリーモ がは”経験価値や体験価値”を感じれる店であることにこだわりがある。提供するお菓子が美味しいのは当たり前。その上でお客様がデリーモ にきてもらい喜んでもらう経験価値や体験価値を感じられる店でありたいのだという。
 デリーモ の”チョコレート職人の作るケーキ屋”を意味するショコラティエが創るパティスリーは、シンプルな表現である。このように、お菓子の魅力やお店の雰囲気をシンプルにお客様に伝える仕掛けを作っているところはとても面白いお菓子屋だ。 

“チョコレートをカジュアルに” デリーモ のケーキ

日本のチョコレート専門店では、チョコレート1粒で300〜500円くらいで販売される。本格的なチョコレートは贅沢品のように扱われている。一方、ベルギーでは、もっとカジュアルにチョコレートを楽しむ文化がある。デリーモ では、“チョコレートをカジュアルに”楽しんでもらいたいと思い、「ケーキ」という形でチョコレートを提供している。そのため、デリーモのケーキは、全ての商品にチョコレートが使われている。

デリーモを代表するケーキ デリーモ

 ドゥルセというチョコレートを使ったデリーモ の名前をもつケーキ。甘いビスケットのような味がする凄い濃厚なケーキである。

 ケーキ デリーモ の外も中も使われているブロンドチョコレートは、フランスのチョコレート会社で偶然生まれた産物だという。チョコレート職人がホワイトチョコレートを加工していた際に、チョコレートを高温の状態で放置していたところ、ホワイトチョコレートはブロンド色に変色してたという。このチョコレートは食べてみるとキャラメルのような香ばしい味がするチョコレートであった。このデリーモというケーキでは、そんなブロンドチョコレートをふんだんに使われておりキャラメルのようなミルキーな濃厚なケーキになっている。

ケーキのようなチョコレート

続いてご紹介するデリーモ のボンボンショコラは特徴的である。世の中のボンボンショコラは、食べると中が層になっており、ガナッシュが入っている事が一般的だ。デリーモ では、その層を全てケーキにした、ケーキのようなチョコレートを提供している。

世の中の誰もやっていない、まさにチョコレート職人の作るケーキ屋が作る芸術的なボンボンショコラである。ボンボンショコラには、ショートケーキ味や、マンゴープリン味などがある。

「ショートケーキ」は、イチゴのジュレと生クリームガナッシュの2層構造。

「デュオ ピスターシュ」は、チェリーのジュレとピスタチオガナッシュの2層構造。

ボンボンショコラでありながら、ショートケーキやモンブランなど、ケーキの味わいをイメージしたショコラを作り、見るだけでワクワクするようなチョコレートに仕上がっている。

まるでケーキを食べているようなマカロン

デリーモ のマカロンは、中に生チョコクリームのようなものをサンド。他のお菓子屋では、バタークリームが多いが、デリーモ では全てチョコレートガナッシュをベースに作っている。

全てチョコレートだけだと同じような味になのではっと思う方もいるだろうが、マカロンの種類それぞれの味に適したチョコレートを使うことにより全く違う食感や香りを引き出している。例えばフランボワーズであれば、フランボワーズの味に合うカカオの割合に修正したりなどだ。
そして、一般的なマカロンよりも水分やクリームを多く、皮にわざと染み込ませることでしっとりとモチっとさせ、中のクリームと外の皮の全部が一体化するようにしている。食べてもらえればわかるが、マカロンなのにケーキ食べてるぐらいインパクトある。

ショコラティエの作る贅沢なチョコレートパフェ

デリーモ では、パフェを求めて訪れるお客様が多い。東京ミッドタウン日比谷店では、旬の果物とショコラをふんだんに使ったパフェを提供している。旬と言えば、どこも同じように感じられるパフェだが、デリーモ のパフェは見ているだけで幸福な気持ちにさせてくれるパフェである。

“ショコラティエが作るチョコレートパフェ”そう聞くと、確かに今まで食べたこともない斬新なパフェが食べられるのではないかと思うのではないだろうか。旬の果物を使ったパフェはまさに芸術的。暖かいチョコレートソースを上からかけて食べるのもショコラティエならではのこだわりなのだろう。

他のカフェでは、パフェに何が入っているのかをさらっと書いているだけで、何を食べているのかわからないけど美味しいっという会話が多いのではないだろうか。デリーモ のメニューは面白く、パフェの層の味を詳しく説明しているため、何を食べているのかがわかりやすい。しかし、最終的に美味しい食べ方は全部混ぜてショコラと果物やソースが複雑に絡まった味を楽しむことが究極の贅沢なのではないだろうか。

デリーモ 店舗情報

[box title=”お店情報” box_color=”#40220f”]店名:パティスリー&カフェデリーモ 東京ミッドタウン日比谷店

住所:東京都千代田区有楽町1丁目1-3 東京ミッドタウン日比谷 B1F

定休日:施設に準ずる

営業時間: 11:00~23:00(LO.22:00)
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[gmap address=”東京都千代田区有楽町1丁目1-3 東京ミッドタウン日比谷 B1F”]

[box title=”お店情報” box_color=”#40220f”]店名:パティスリー&ショコラバー デリーモ 目白店

住所:東京都豊島区目白2-39-1 トラッド目白 1F

定休日:施設に準ずる

営業時間: 11:00~20:00(LO.19:00)
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[gmap address=”東京都豊島区目白2-39-1 トラッド目白 1F”]

[box title=”お店情報” box_color=”#40220f”]店名:パティスリー&カフェ デリーモ 渋谷ヒカリエ ShinQs店

住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ ShinQs B2F

定休日:施設に準ずる

営業時間: 10:00~21:00(LO.20:30)
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[gmap address=”東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ ShinQs B2F”]

[box title=”お店情報” box_color=”#40220f”]店名:パティスリー デリーモ ルミネ立川店

住所:東京都立川市曙町2-1-1 ルミネ立川 1F

定休日:施設に準ずる

営業時間: 平日 10:00〜21:00 / 土日祝 10:00〜20:30
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[gmap address=”東京都立川市曙町2-1-1 ルミネ立川 1F”]

[box title=”お店情報” box_color=”#40220f”]店名:DEL’IMMO クレンジングカフェ&ワインショップ

住所:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden 1F

定休日:日曜日・祝日

営業時間: 11:00~20:00
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[gmap address=”東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden 1F”]

[box title=”お店情報” box_color=”#40220f”]店名:FruiTea Salon DEL’IMMO大丸神戸店

住所:神戸市中央区明石町40番地

定休日:施設に準ずる

営業時間: 10:00~20:00(LO.19:00)
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[gmap address=”神戸市中央区明石町40番地”]

本山智男
株式会社SweetsVillage 創業者。 3度の飯よりスイーツが好き。お菓子屋さんの取材を50件以上実施。様々なスイーツの企画にも携わり、スイーツの商品開発などにも携わる。

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