フランス伝統菓子を再構築！バターとバニラの芳潤な香りともっちり食感の新感覚ゴーフレット

フランス伝統菓子を再構築！バターとバニラの芳潤な香りともっちり食感の新感覚ゴーフレット

ゴーフレット専門店「ソールズ ゴーフレット」の店の前には、香ばしいバターと柔らかな甘いバニラの香りがふわりと立ち込める。

焼き上がるまでの工程を見ることができるガラス張りの空間や、ゴーフレットの特徴である焼き型をイメージしてデザインされた正面カウンターなど、訪れる人を楽しませる工夫がいたるところに散りばめられている。ここでは、ソールズ ゴーフレットが展開するお菓子の魅力に触れる。

バターの風味が豊かに香る『バターゴーフレット』

「どこまでもバターな一枚」との言葉で表現されるほど、バターの味わいをダイレクトに感じられる『バターゴーフレット』は、ソールズ ゴーフレットの看板商品。生地とクリーム、それぞれに違うバターを使用するといったこだわりも。

生地にはニュージーランド産の発酵バターを使用。コクのあるミルキーな味わいと芳潤な香りが特徴だ。
中のバタークリームには、ニュージーランド産のグラスフェッドバターを使用。牧草を食べて育った牛の乳で作っているため、重たさがなくあっさりとしている。異なるバターの風味が、バターゴーフレットの味わいをより深く、豊かにする。

バタークリームとともにサンドされているバニラミルクジャムは、バニラの香りを強く感じられるよう天然のものを採用。バターの風味とバニラの香り、この2つのコントラストを楽しむことができる。また、3種類の砂糖をブレンドさせることによりシャリシャリっとした独特な食感がアクセントとなっている。

もっちりとした生地、なめらかなバタークリーム、砂糖のシャリシャリとした3つの食感と、バターとバニラの香り高い風味が一つになったバターゴーフレットは、温度によって食感や風味が変化するところも魅力。

例えば、冷蔵庫で冷やしてから食べると室温と比べて食感が際立ち、バニラや砂糖の甘さがより引き立つようになる。バターの風味もより軽くなり重たさがないため、夏などの暑い季節におすすめの食べ方である。温度を加えるごとにバターがじんわりと溶けて、それによって風味や食感が変化。ゴーフレットは、自分好みの食べごろを見つけられる楽しみがある、そんなお菓子でもある。

この時期におすすめ！期間限定『ダークショコラ』

昨年の12月、新たに登場した『ダークショコラ』は、通常のバターゴーフレットとは一味違うこの時期ならではの限定商品。バレンタインの時期にメインに販売され、期間は5月末までを予定。今しか出会えないため、気になる方はぜひチェックしていただきたい。

使用するバターは定番と同じだが、生地にはココアを練り込み、フルーティーで酸味の感じられる2種類のチョコレートを使用したクリームをサンド。そのチョコレートとのバランスを考え、ラム酒で香り付けをした、ちょっと大人なゴーフレットとなっている。

通常のバターゴーフレットと比べてよりさっぱりとした味わいではあるものの、食べ進めるうちに、チョコレートやラム酒、ココアなどさまざまな風味が最後の一口まで楽しませてくれる。程よくビターな味わいはお酒ともよく合うため、男性へのギフトにもおすすめできる。まさに今の時期にぴったりなダークショコラ。その魅力は、シックで洗練されたパッケージデザインにも感じられる。

深いブラウンカラーにゴールドのロゴがアクセントとなったパッケージは、シンプルながら高級感がある。ゴーフレットにまつわる時間を優雅に、そして充実感を味わいながら楽しんでもらえるような価値も合わせて提供してきたいという。