「お姉ちゃんは、
ちゃんと立派に成長するよ。
焦らなくても大丈夫。」
未来からの私のメッセージ
ドラえもんの作者、
藤子不二雄さんの出身地、富山では、
お祝いの日や法事のときに
どら焼きを食べる風習があるそう。
幸せなときも、悲しいときも、
丸くて優しい甘さのどら焼きが
人の心をほっこりと和ませる。
これは、富山に限らず、
日本人のわたしたちに共通する
ひとつの想いだと感じるのです。
小さいころは、
欲しいものが手に入らないと、
駄々をこねていたお姉ちゃん。
家でも外でもところかまわず、
寝転がってはその場から一歩も動かずに
パパとママを困らせた。
「こんなになんでも欲しがって、
この先どうなっちゃうんだろう・・・」
あまりに心配になって
親に相談したこともあった。
そのとき、母親から言われたのは、
「あなたもそうっだったのよ」という一言。
自分の子どものころのことは、
自分が思っている以上に
覚えていないんだな、と気づく。
あれから数年が経った今、
お姉ちゃんは、
欲しいものが手に入らない、と
駄々をこねるようなことはなくなった。
あれが欲しい、
これが欲しいとも
言わなくなった。
そのことを、
なんとなくお姉ちゃんに聞いてみると、
「欲しいものはいっぱいあるけど我慢してる。
おうちのお金がなくなっちゃうと困るから」って。
時間が経てば、子どもは勝手に大人になる、
というわけではない。
子どもなりに
たくさん考えていて、
たくさん我慢して、
そうやって、
大人になっていく。
最近では、
わたしが買い過ぎると注意されることもあるくらい
パパもママも気づかぬうちに、
日々、着実に、子どもは成長していっているのだ。
「なんでも欲しがって、
この先どうなっちゃうんだろう・・・」
そう思っていたあのころの自分に伝えたい。
「お姉ちゃんは、ちゃんと立派に成長するよ。
だから、焦らなくても大丈夫。」
夫のスイーツチョイスとお茶の用意
どこか懐かしい気持ちになる、茂助だんごのどら焼き。
ふかふかのしっとりとした生地の中には、
こだわりの粒餡がぎゅっと詰まっていて、
程よい甘さでとても食べやすい。
年齢を問わず愛される一品
夫のスイーツメモ
茂助だんご
串団子で有名な『茂助だんご』は、
あの「だんご三兄弟」のモデルにもなったお店だ。
茂助だんごは明治31年、
当時の東京の食品流通を支えた日本橋魚市で創業。
その後、築地へ移り、
今では銀座や上野などさまざまな場所に店舗を構える。
人気の串団子のほか、
日持ちのするどら焼きや饅頭、羊羹など
豊富な和菓子がラインナップする。
どら焼き
素朴な見た目と優しい甘さに
どこか気持ちをほっこりさせられる、
茂助だんごの『どら焼き』。
ふっくらとした生地には奥久慈卵が入り、
たっぷり詰まった粒餡との相性も格別。
日持ちがするため手土産にもおすすめだ。
番茶
さっぱりとした番茶はカフェインが少なく、
ほっこりと癒されたいときにぴったり。
食後や3時のおやつどきに、
甘いどら焼きと番茶のペアリングで
ちょっと贅沢な時間を過ごしてみては。
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