ボンボンショコラをチョコレートバーに!?|Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)

自由が丘から一駅 緑ヶ丘駅から数分歩いたところにある洋菓子店”Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)”。

 

 

陳列されたお菓子は、パッケージからお菓子の出来栄えまで一つ一つ丁寧に作られまさに芸術品の様な仕上がりとなっている。

Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)で作られるチョコレートバー “Barre gourmande 3 (ショコラバー3)”。ボンボンショコラをバーにしたチョコレートは、非常に外面のデザインにもこだわりを感じられる。パリッとした食感の中から濃厚なチョコレートに満足感は隠せない。今回は、Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)のBarre gourmande 3 (ショコラバー3)を特集する。

 

美しいチョコレート ボンボンショコラとは

ボンボンショコラは、一口サイズのものが多い。大変美しい色彩が特徴的なチョコレートである。

周りのチョコレートの殻と中のフレーバーの調和がボンボンショコラの味を決める。チョコレートは見栄えが同じようなものになってしまうことから、お菓子屋によっては季節のフルーツを使って、ボンボンショコラのショーケースで季節感を表すところもある。

ボンボンショコラは一口でチョコレートのパリッとした食感、そのあとに心地よいフレーバーが口の中に広がっていく。高価なものが多いことから、一口サイズのボンボンショコラを少しずつ食べている方も多いのではないだろうか。

今回ご紹介するNuméro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)のボンボンショコラは普通のチョコレートとどこが違うのだろうか。

フードスタイリストとして”魅せるお菓子作り”の世界へ

若くしてパティシエに志し、パティシエの資格取得したNuméro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)のオーナー マチュー パンソン 氏。パティシエとして数年勤務。その後、フードスタイリストとして”魅せるお菓子作り”の世界へ踏み込むこととなる。

 

「知り合いの紹介でフードスタイリストの会社を知ることとなりました。その時、会社の雰囲気やデザイナーの方の生活や趣味を見てパティシエと似ていると思い興味を持つようになりました。」

 

「フードスタイリストの仕事自体は当時全く知りませんでした。一回やって見てレストランに戻ろうと思いました。やってみると、フードスタイリストは撮影や見た目が重要で、味は関係ないという感じで、ちょっと微妙な仕事だと思いました(笑)。けれど、やっているうちにカメラとか見せ方で、お菓子がもっと綺麗に見えることが楽しく思えるようになっていき、4年も続けることになりました。」

 

フードスタイリストとパティシエは全く違う。味と見た目の作り方は違う世界であり、マチュー氏も改めてフードスタイリストとしての勉強をしたという。

 

「撮影の時は、本物ではなく偽物を使うことがあります。アイスクリームを撮影する際は、アイスではなく、バタークリームを使ったりします。バタークリームをアイスに見えるように生地を作ったり、綺麗に撮影できるようにお菓子を何度も作ったりしていました。」

 

 

”Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)”の由来

「”Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)”は、フランス語で”5番地”を意味します。」

 

Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)は、彼の原点を意味する。

パリ郊外にある小さな街の5番地。マチュー氏 が生まれ育ったその街は、緑豊かでたくさんの花が咲き、歴史深い街並みが残る美しい街。子供の頃の記憶として、母が作ってくれたお菓子は、今の彼のルーツ。いつしか彼は自分でもお菓子作り始め、食べる人の笑顔が見たいという思いを抱いたのだという。

 

「普通のお菓子屋は白いイメージや美味しいそうで甘いイメージが強いと思います。けれど、Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)は、黒く、そしてエレガントなコンセプトを持っています。ただのお菓子ではなく、まさにファッション誌に載るようなお菓子屋なのです。」

 

見た目、味のバランスをとり完璧なお菓子を追求

「日本は季節があり、湿度や温度が全然違います。だからこそ、ベーシックなお菓子であったとしても最高の味を作ることは難しいです。」

 

「何十年もお菓子の勉強をしていますが、今でも失敗はします。味だけではなく、見た目もこだわってくると、当然作りかたも変わってくるのでバランスがとても重要になってきます。その中で、自分が認める最高のケーキやお菓子は作れたことはありません。」

Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)のBarre gourmande 3 (ショコラバー3)

Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)で作っているチョコレート バー “Barre gourmande 3 (ショコラバー3)”。

 

一般的なボンボンショコラよりも大きめな贅沢なチョコレート。gourmandeは日本語で「食いしん坊」「貪欲な」という意味。

ボンボンショコラは一口サイズのものがほとんど。その一口がとても幸せなので、ちびちび食べる経験は誰もがしたことがあるのではないだろうか。

 

そんなボンボンショコラをNuméro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)は、贅沢にもチョコレート バーにしてしまった。ボンボンショコラをこれほどまでに味わうことはほとんどのお菓子屋ではない。

 

Barre gourmande 3 (ショコラバー3)の味は、3種類を用意している。ホワイトチョコレート+ フロンボワーズガナッシュとドライフランボワーズ、ミルクチョコレート+ヘーゼルナッツのプラリネ、ダークチョコレート+70%カカオのガナッシュ。

 

なんと言っても絶品なのが、ミルクチョコレート+ヘーゼルナッツのプラリネ。チョコレートは甘さ控えめでナッツの香ばしい香りがとても調和して美味しい。

 

 

「長くしたことは、一口サイズよりもゆっくり味わうことができることもあります。一方で、長い方がお菓子をデザインできて楽しい。一口サイズだと、加えられる色もあまり多様性も加えることもできない。ボンボンショコラですが、クッキー生地を入れて食感を微妙に変えれます。」

 

ただ単にインパクトを与えることだけが目的ではない。チョコレートバーである“Barre gourmande 3 (ショコラバー3)”には、Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)のこだわりが感じられる。

 

Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)の紹介

Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)のこだわりのBarre gourmande 3 (ショコラバー3)はいかがだっただろうか。こだわりのチョコレートバーを食べに緑ヶ丘に行って見てはいかがだろうか。

お店情報
店名:Numéro 5 Paris(ヌメロ サンク パリ)

住所:東京都目黒区緑ヶ丘1−23−10 2FC

定休日:月曜日・第1、3火曜日

営業時間:10:00〜18:00
*その他、ワークショップや完全予約のイベントなどはホームページにてご案内いたします。
*季節のケーキやパフェは土日祝日のみ

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