「瑞花」のおせんべいでほっと一息つける時間を

山間を吹き抜ける清らかな風や、ミネラルを豊富に含む雪解け水。偶然生まれた自然の造形美は、美しい風景をつくるだけでなく、人が生きていくために必要な条件をも備えている。

新潟を拠点に、米菓の生産・販売を行う『瑞花(ずいか)』は、「米どころ新潟」の良質な米を使って作る、あられ・おかきの専門店。米の味をしっかりと感じられる瑞花のおせんべいは、軽やかな食感と、ちょっとユニークな味のバリエーションが揃う。食べ始めるとついつい手が止まらなくなってしまうほどクセになってしまうところも魅力の一つ。

今回は、そんな瑞花の代表 駒形 佳昭氏に、瑞花の誕生ストーリーや商品作りへのこだわり。そして、これからの展望などについてお話を伺った。

「瑞花」誕生ストーリー

瑞花誕生の歴史は、1947年、岩塚村(現:長岡市)に、平石金次郎氏と槇計作氏の2人が「岩塚農産加工場」を創業した頃にまで遡る。

当時の日本は、戦後の混乱が続く厳しい時代。仕事を求めて人々は、出稼ぎで生計をたてていたため、一年のほとんどを家族と離れ離れで過ごすことを余儀なくされていた。この状況を目の当たりにした2人は、「地元の新潟で産業を起こせば、家族と暮らしながら働ける」と考え、岩塚農産加工場を操業するに至った。

岩塚農産加工場で最初に製造されたのは、地元で収穫したサツマイモを使った飴やカラメルなどの甘味。終戦後の日本は食糧難だったこともあり、甘味は大変貴重とされていた時代。戦後という厳しい状況の中、事業を安定させることは難しくはあったものの、時代背景が後押しして、会社は着実に成功をおさめて行く。

世の中が復興へ向かう中淘汰の時代が訪れ、「さらなる事業の躍進を」と考えた2人は、技術やノウハウ、営業力をもっと高めていかねばならないと思案することに。次なるターゲットとして目をつけたのが「米菓」だった。

当時、取引していた仕入れ先に米菓を製造販売しているところがあり、売れ行きも好調だと聞き、米菓を始めようとの流れになったそうだ。2人はすぐに、その仕入先へ技術指導を申し入れて動き出す。1959年、初めての米菓商品「苑月焼」を製造販売。その翌年には、「岩塚製菓株式会社」へ商号変更した。岩塚製菓といえば、スーパーで誰もが目にしているはずの「黒豆せんべい」や「ぬれおかき」を製造販売している会社である。

そこから25年の年を経て、1985年、岩塚製菓は米菓専門ブランド「瑞花」が新たにスタートした。

米菓の魅力をより多くの人へ届けたい

瑞花は、「品質にこだわった商品開発を行う」ことを目的に誕生した。

瑞花は、グループの技術を伝承するとともにお客様へ最高の品質を追求しお届けしたとの思いから作られました。
スーパーや小売店へ商品を卸す「流通販売」は、価格のディスカウンや特売が行われたりと常に価格がコントロールされながら商品が売られてゆく。瑞花は、流通販売ではできない、品質の追求、適性な価格を維持しながら販売を行いたいと考えて立ち上がった新規ブランド。それまで、お客さまの意見を直接聞ける機会が少なかった岩塚製菓において、瑞花は、「対面販売」をしたいとの思いから、1982年3月、長岡市に瑞花本店を開店した。

故郷への愛を込めて「瑞花」ははじまる

「瑞花」は『雪』の美称。新潟の冬は雪がたくさん降り積もり大地を覆います。やがて、春になると雪が溶け、田畑を潤し秋には実り、豊かにお米が育ちます。米菓の原料であるお米と雪は、そんな深い関係にあり「瑞花」は誕生したのです。雪の美称である
「瑞花」はお米を育みそのお米を私たちがあられ・おかきの「瑞花」に加工して、皆様にお届けしています。
そう語るのは 瑞花 代表の駒形氏。

「また、大雪の年には、この一年水の心配をしなくても良いという意味から、瑞花は『豊年の兆し』となるのです。大地の滋養をたっぷり含んだ雪溶け水が田畑を潤して、滋味のあるお米を育てる。

「吉相を表す『瑞花』という言葉は、これからスタートする米菓専門ブランドにぴったりだと感じました。大地の滋味を含んだ水で作ったお米を、丹精込めて、瑞花のおせんべいやおかきにして皆さまにお届けしたい。新潟の風土を象徴する雪の美称である「瑞花」から、あられ・おかきに加工した「瑞花」に、そんな思いが瑞花にはあります。」

大雪は、時に人々の生活に災いをもたらしもする。しかし新潟の人々にとって雪は、「自分たちの生活を支えるために必要な存在」だと受け入れ、敬ってもいるのだ。

『瑞花銀座』2019年7月移転オープン

瑞花は、新潟県長岡市にある本店の他に、新潟市内に2店舗を構える。また、東京銀座に『銀座瑞花』が2019年7月に、7丁目に移転オープンした。

「今でこそ和食は、ユネスコ世界無形文化遺産に登録されています。日本食は高い注目を浴びていますが、一方で、米菓はというと『鮨』『天ぷら』や『日本酒』のように世界で通じる日本語にはまだ達していません。『BEIKA』が世界共通の言葉となれるよう、もっと成長させていきたいという思いを、 銀座 瑞花には込めています。」

多くの海外旅行者が訪れる街銀座だからこそ、海外の人に知ってもらえ、瑞花というブランド、BEIKAという言葉を世界へ発信で
きると考えています。

また、瑞花銀座の内装を始めとする様々なところに新潟の色が散りばめられているのも瑞花なりのこだわり。例えば銀座の店舗に立つスタッフたちは、江戸時代から育まれてきた新潟発祥の伝統生地『亀田縞』のユニフォームに身を包んでいる。

銀座瑞花限定で販売されている「亀田縞巾着詰合せ」も人気だ。亀田縞特有のシックなストライプ柄は、年代や性別をこえてプレゼントにもおすすめである。

内装のいたるいたる場所には新潟長岡市小国ですかれた「おぐに和紙」が使用されている。
カウンターの前面は、紅白の錦鯉が描かれたおぐに和紙。天井は季節によって柄が変わるこだわりよう。夏は花火、秋には紅葉、そして冬には雪が描かれ、店内に居ながらも日本ならではの四季を味わえる。

和紙は、ほのかに光が透けて、柔らかなムードを空間に生む一方、水分を吸収する働きもあるため、湿気に弱いおせんべいに最適な素材でもある。

おせんべいを食べる時、飲み物は何を選ぶだろう。「お茶」と答える人が多いのではないだろうか。瑞花では、山形と新潟のちょうど県境にある村上市の玉露を採用。玉露は京都が有名でもあるが、村上市の玉露は、日本の玉露の北限とも言われる大変貴重なものでもあるという。駒形氏自ら村上市まで足を運び、様々なお茶を試飲する中でこの玉露と出会った。
玉露は日本茶の中で最も品質の良い煎茶。お茶のコクや旨味をしっかりと感じとることができ、嫌な渋みがなく口当たりはとてもまろやかなのが特徴だ。お茶を作る際に太陽の光を2割ほどしか当てないことが、この風味の生まれる秘密とのこと。瑞花の米菓と玉露のペアリングを、ぜひとも味わっていただきたい。

「原材料をこえるものは、加工だけでは作れない」

瑞花の米菓は、さくさくの食感と上品な味。食べた後に感じる揚げ煎特有の油っこさはなく、ついつい手が止まらなくなってしまうほど軽い。

米菓は、その名の通り「米」が主原料となるお菓子。そのため、米の品質によって味の良し悪しが決まると言っても過言ではない。「米どころ新潟」の風土と上質なお米を使って作られてる瑞花の米菓は、非日常のハレのシーンを演出する商品として量産品とは明らかに一線を画す。大切な人へのギフトにと選ばれる方も多く、「一度食べると瑞花のおせんべいしか食べられなくなる」という、リピーターまでいる。

農産物の加工品は原料より良いものはできない。だから、良い原料を使用しなくてはならない。ただし、良い原料からまずい加工品もできる。だから、加工技術はしっかり身につけなければならない。いくら加工技術を身につけても、悪い原料から良いものはできない。そんな創業者の言葉が継承されており、品質に対する独自の理念を掲げている。

「農産加工品は原材料の品質が命ですから、良いものを使わなくてはなりません。同時に、優れた加工技もなければ結果的に原材料をダメにしてしまうこともあります。美味しいおせんべいを作るにあたり、『良い原材料』と『確かな技術』。この2つが絶対に必要となるわけです。そしてもう一つ忘れてならないのは、作り手の想いが込められているかどうか。想いは目に見えるものではありませんが、出来上がりを大きく左右します。」

「岩塚製菓の創業者が常に大切に社員へ伝えてきたのは『真心でつくる』こと。真心は、目に見えるものではありません。しかし、気持ちを込めて作られたものには、独特の佇まいやムードが宿っています。瑞花は、それほど大きな会社ではありません。しかし、長い歴史のある岩塚製菓と、昔も今もともに歩んできました。岩塚製菓があるからこそ、大きな視野で、様々な取り組みができている。さらに選択肢は広がり、刺激もたくさん受けられてもいます。瑞花なりの『品質に対する考え』を大切にし、求められていることに真っ直ぐに、お客さまへ向き合う。そして、お客さまの声を瑞花のお菓子作りに反映させ邁進することは、ともに歩んできた岩塚製菓への恩返しになるとも想っています。」

今までの瑞花、そしてこれから

最後に、お客さまへ伝えたいメッセージや、これからの瑞花についてを駒形氏に伺った。

「お客さまにおいしさの笑顔を届けたいという想いはずっと変わりません。お菓子は、コミュニケーションツールの一つだと思うのです。美味しいものを食べて怒る人はいませんよね。家族や友人など様々なコミュニティに美味しいお菓子があれば、さらに会話が弾み楽しい時間を共有することができます。お菓子は『縁の下の力持ち』のような存在だと私は想っています。主役にはなれないかもしれないけれど、人生に必要なスパイスのような。人生をちょっと楽しく、豊にしてくれるもの。それがお菓子の魅力です。」

「これからの瑞花については、先ほどもお話しましたが、日本国内に限らず世界へ米菓の魅力を伝えて行きたいです。銀座に店舗を置いたことで、外国から来られる旅行客との接点を多く持てるようにもなりましたし、国を越えて多くの方々に米菓を知っていただきたい。同時に、私たち瑞花は、新潟から生まれたブランドである誇りもあります。新潟をはじめとする日本の人たちに、長く愛してもらえる確かな存在になりたいです。もっと幅広い年齢層の方に瑞花の米菓を食べていただき、生涯にわたり愛してもらえるような、そんなブランドになっていきたいですね。」

瑞花の作る米菓には、たくさんのこだわりと、目には見ない想いが織りなす”旨味”がぎゅっと詰まっている。一日の中に、瑞花のおせんべいとお茶の組み合わせで、自分らしい「息抜きの定番」を作ってみてはいかがだろうか。

店舗情報
店名:銀座瑞花

住所:東京都中央区銀座7-8-15

営業時間:
平日 11:00~20:00
土・日・祝日 10:00~19:00

定休日:なし

瑞花の作る日本のお菓子で「美味しい記憶」をつくる

新潟を拠点に活動する米菓専門店「瑞花」。国産で高品質なお米を贅沢に使ったおせんべいやおかきは、食感や風味の良さはもちろん、揚げ煎特有の油っこさがないのも特徴。自分用だけではなく、お土産やプレゼントにと、老若男女問わず多くの人から愛されている。

今回は、瑞花の商品の中から4つをピックアップしてご紹介する。あのさくさくの食感はどのようにして生まれるのか。その製作秘話についても、代表の駒形 佳昭氏に伺った。

創業当時から愛され続ける『うす揚』

創業時から愛され続けている『うす揚』は、極うす生地をさくさくの食感に揚げた、さくっと軽いおせんべい。


定番フレーバーは、「えび」「柚子こしょう」「チーズ」「青のり」の4つ。若い人にも好まれるラインナップが揃っている。また、季節限定フレーバーも登場する。冬には「野菜コンソメ」「和風しょうゆ」。春は「トマトピザ」。夏には「枝豆」と、ちょっとユニークな味の展開に少々驚かされてしまう。ちなみに一番人気は、新潟産の茶豆を練り込んだ枝豆なのだそう。

瑞花のうす揚は、新潟は長岡市にある工場で一つひとつ職人の手で揚げ、味付けはもちろん袋詰めもされている。たっぷりの油で少量ずつおせんべいを揚げるこの手間ひまが生むのは、瑞花ならではの、カリッと軽い食感。「品質にこだわり、丁寧に作りたい」。そんな瑞花の想いを閉じ込めた、瑞花の代表銘菓だ。

うす揚は、どのようにして誕生したのだろうか。駒形氏にお話を聞いた。

「米菓には、中高年のお菓子といった概念や「堅い」といった印象が強くあると私自身が感じていました。それはそれで食べ応えがあって良いのですが、若い方にも受け入れられるようなもっとカジュアルで、軽やかな米菓があっても良いなと思ったのです。知らないうちにどんどん手が伸びてしまって、気づけば食べ切ってしまったというような。」

「瑞花のうす揚の軽やかな食感と、口に入れた時の口溶けの良さは、手で揚げているからこそ実現できるものです。油にさっと通して熱をとり、味付けをします。油っこさがなく胃もたれを起こさないので、年齢問わず食べていただけます。」

瑞花のうす揚は、他のお菓子屋では味わえない、軽やかな食感とこだわり抜いた味付けが特徴である。
見た目はなんの変哲もない煎餅であるが、食べれば食べるほど深い味わいが生まれ、次から次へと口へ運んでしまう。
「止まらなくなる美味しさ」とは、まさにこのこと。

手ごろな内容で販売されているため、自分ようとして手軽に購入できるところも嬉しい。また、いろいろな味が用意されているの
で、詰め合わせてお持たせやハレの日など、特別な日にも喜ばれる。

親しみ感じるシンプルなおかき『古木』

うす揚と同じく、創業当時から作られている『古木』。駒形氏いわく「お米の美味しさを凝縮させたシンプルなおかき」とのこと。おかき特有のしっかりとした堅い食感は食べ応えがあり、噛めば噛むほどにお米の味を感じられる。ほのかな塩味が良い塩梅のアクセントとなっていて、つい手が止まらなくなるほどクセになる一品だ。

「瑞花に限らず、岩塚製菓グループは米のよさがストレートに生きる『素焼きの味』を大切に、味付けではなく素材の良さを生かすという考えです。瑞花の作る米菓は新潟の上質なお米を使っているので、味付けはシンプルにお塩だけで十分美味しくなるのです。むしろ、シンプルな味付けにした方がが素材そのものの良さがちゃんと生きても来るのです。」

商品名の『古木』は、時を経た樹木に似ていることから名付けられたそう。時間とともに味わいを増していく樹木のように、これらからも長く愛され続けることだろう。

懐かしい味としっかり食感『揚大丸』

表面の凹凸と、掌サイズの丸い形をした、甘しょっぱい醤油風味の大判揚げは、食べた瞬間に誰しもがどこか懐かしい気持ちになるはず。

「揚大丸は、甘醤油を国産の高品質なうるち米を使ったおせんべいです。まるで、おもちを砂糖醤油で食べているような味にも似ています。大きくて厚くて、食べた感がしっかりとあるのも特徴です。」

瑞花独自の製法によって作られる揚大丸。表面のひびに甘醤油が染み込み、どこを食べてもしっかりと風味を感じられる。口の小さな女性にとっては、手で割りやすいといった良い面も。個人的には、一枚そのまま思い切り口の中へと頬張り、ざくざくの食感を思う存分楽しみながら食べていただきたい。

”長岡精神”を引き継いだ『米百俵』

一口サイズの落雁『米百俵』は、米菓を専門にあつかう瑞花にとって、少し珍しいとも感じる和のお菓子。寒梅粉(もち米を焼いてつぶした米)と和三盆を混ぜ合わせ、米俵の形に固めて作る落雁は、優しい甘さと軽い口溶けが魅力だ。

実はこの米百俵、もともと、1947年長岡市に創業した「米百俵本舗」が長きにわたり販売していたものを、瑞花が引継いで販売することになったのだそう。この経緯について、駒形氏に話を聞いた。

「米百俵本舗さんがずっと販売していた米百俵を、今から約3年ほど前だったでしょうか。後継者が不在となるタイミングで岩塚製菓グループがブランドを継承し、『瑞花』で販売することとなりました。」

米百俵には、長岡市で長年語り継がれる一つのエピソードがある。

今から約400年ほど前、北越戊辰戦争で焼け野原になった城下町の長岡に、支藩である三根山藩から米百俵が届いた。食べものに飢えた人々は、すぐにでもその米を食べたがったが、長岡藩の大惨事 小林虎三郎は、『この米を、1日か2日で食いつぶしてあとに何が残るのだ。国がおこるのも、ほろびるのも、まちが栄えるのも、衰えるのも、ことごとく人にある。・・・この百俵の米を
もとにして、学校をたてたいのだ。この百俵は、今でこそ百俵だが、後年には一万俵になるか、百万俵になるか、はかりしれないものがある。いや、米だわらなどでは見つもれない尊いものになるのだ。その日暮らしでは、長岡は立ちあがれないぞ。あたらしい日本は生まれないぞ・・・。』と、米百俵を売却し、国漢学校を明治3年6月15日に坂之上町(現:大手通2丁目)に設立する。
通っていたのは長岡藩の子弟だけでなく、町民や農民の子どもたちも多くいたそう。学校では『生徒一人ひとりの個性を大切に育もう』との小林虎三郎の教育方針が一貫されていた。今の長岡の教育の基礎は、この当時に築かれたとも言われており、今もなお「米百俵の精神」として長岡市を支えているのだ。

「米百俵本舗がのれんを下ろすこととなり、『どうにか米百俵を長岡市に残せないか』という経緯の中で、岩塚製菓がブランドを継承することとなりました。しかし、岩塚製菓よりも瑞花の方が相性が良いのでは、との流れで販売を引き継ぐ形になりました。」

こうして、長岡に古くから残る歴史ある和菓子「米百俵」は、無事に後世へ残せることとなった。米百俵継承のため、加工するための機械や職人を採用し、製法技術を米百俵本舗から受け継ぎ、基本はそのままに、時代の変化とともに移り変わる人々の味の好みにフィットさせられるよう、甘さを調整しながら“おいしさ”を追求し続けてもいる。

新潟の素材を使い、昔ながらの懐かしさやほっこりする優しい味わいはそのままに、若い人たちにも親しみやすさを感じてもらえるように、ちょっとユニークな商品展開も行っている瑞花。守るべき伝統を大切にしながらも、新しい挑戦を恐れず進化し続けてもいる。そんな瑞花の生み出す美味しいお菓子には、時代や季節の移ろいを感じることのできる情緒的な楽しみがあるようにも思う。実店舗は新潟と東京のみと限られはするものの、オンラインでも購入は可能。自分用にはもちろん、特別な日の贈り物に。ぜひ、瑞花のお菓子で「美味しい記憶」をつくってほしい。

店舗情報
店名:銀座瑞花

住所:東京都中央区銀座7-8-15

営業時間:
平日 11:00~20:00
土・日・祝日 10:00~19:00

定休日:なし