『お客様の喜びは、我が喜び』 厳選された果物を贅沢に振舞うフルーツ屋のこだわり

都内を中心に店を構える『果実園リーベル』。「果物の持つ瑞々しさや食感、旬の恵みをもっと身近に感じて欲しい」そんなオーナー長嶺卓氏の思いから誕生したフルーツパーラー。新鮮で美味しいフルーツを、「これでもか!」と言わんばかりに堪能できる。
今回はそんな『果実園リーベル』の人気の秘密や魅力をご紹介する。

果物の魅力を伝える伝道師として

果実園リーベルは、1991年、目黒に一号店をオープン。オーナーの長嶺卓氏は、果物屋でのアルバイトなどを含めると、約50年以上もの間、果物の仕入れに携わった経験を持つ。

仕入れは、ものの本質に触れる作業である。仕入れの中で、果物の本当の魅力を知った長嶺氏は、「美味しくて体に良い果物を、もっと多くの人に食べてもらいたい」と思うようになる。果物への想いから、新鮮な果物の販売、果物を使ったスイーツを楽しめるお店、果実園リーベルを創業する。

仕入れに関しては今も昔も変わらず、長嶺氏自ら市場へ足を運んでいる。常に新鮮で品質の良い果物が手に入るのは、長年の経験により得た人脈に支えられてのこと。それは、長嶺氏の特権であり、果実園の強みにもなっている。

『フルーツ屋』としてのプライド

オーナー自ら目利きし果物を仕入れるため、品質の良さは保証済み。独自のルートを持ち合わせるため、なかなか手に入り辛い一風変わった果物が店頭に並ぶこともあるそう。新鮮な果物が多く手に入ると、日替わりのジュースとして出したり、メニューに多くトッピングするなど、お客様へサービスする。

長嶺氏の心には「果実園は『お菓子屋ではなく、フルーツ屋』」であるとの強い信念がある。「美味しいフルーツをお客様にたくさん食べていただけることは、お店にとっても嬉しいこと」だと考える。

フルーツの美味しさを最大限に

口の中で素材そのものが弾けるフレッシュさを味わえるようにとの思いから、果実園では必ず、オーダーが入ってから果物をカットする。

果実園一番の人気メニュー、フルーツパフェ。10種類の果物が容器から飛び出すほど惜しげもなく入る。季節によって果物の種類は少しずつ変えているそう。『8割フルーツ、残り2割がアイスやシャーベット』と、ほぼフルーツのみのパフェには新鮮な果物がモリモリとたっぷり入っている。見た目のインパクト同様、食べ応えも十分なことから、女性だけでなく男性ファンも多くいるのだとか。

『朝の果物は金』と言われるように、豊富なビタミンはもちろんのこと、食べてすぐエネルギーへとかわってもくれるため、これから活動するといった時間に摂ると一番良いと言われる。

女性に多い肌荒れや便秘、働き盛りの男性のビタミン不足解消にも、果物は力を貸してくれる。

お客様の心にフィットするような空間作りを

果実園のオープンは朝7時半(渋谷ヒカリエ店、吉祥寺店を除く)と早く、出勤前のモーニングに来店される方も多く利用される。

果実園での月一モーニングを、自身のルーティンに組み込まれているお客様もおり、その日の気分でパンケーキやフルーツサラダなど、いくつかのメニューを月替りで楽しまれている。

店舗は目黒店、東京店、新宿店、渋谷ヒカリエ店、吉祥寺店と都内5店舗のほか、横浜ランドマークプラザにも店を構える。11月には新たに池袋店がオープン。各店それぞれに違った雰囲気を楽しめるようと、内装にもだわる。

本店である目黒店の場合「本店らしさと、落ち着いた雰囲気を感じて欲しい」との思いから、果実園のイメージカラー、オレンジをベースに、緑を差し色として配置。包装紙やショッパーはオレンジで統一され、一号店らしい『元祖 果実園』な雰囲気を楽しめるお店となっている。

喜びや笑顔を巡らせるように

長嶺氏はいつも「お客様の喜びが一番の原動力。だからこそ提供するもの・空間、全てに手を抜くな」と、スタッフへ伝える。それは果実園の社訓『お客様の喜びは、我が喜び』にも通じる思い。

「オーナーは誰よりもそのことを実戦している。だからこそ私たちスタッフは、安心してその背中を追いかけることができています。来てくださるお客様に『美味しかったな、また来たい』と思っていただけるような、幸せな気持ちも添えられたら嬉しいですね」

果物の持つ本来の美味しさ存分にを味わえる果実園リーベル、ぜひ一度足を運んでみてはいかがだろうか。

店舗情報
店名:果実園 リーベル 目黒店

住所:東京都目黒区目黒1-3-16 プレジデント目黒ハイツ 2F

営業時間:
【平日・土】
7:30~23:00(L.O.22:30)

【日】
7:30~22:00(L.O.21:30)

定休日:無休

web site:http://kajitsuen.jp/

「美味しいフルーツをたくさん食べて欲しい」創業時の想いを貫く驚きのフルーツメニュー

スイーツはただ、美味しければ良い、というものではない。そこに込められた、こだわりや情熱、それら全てが揃い、初めて人の心へ届くものだと思う。作り手の想いがお客様へ届くことがどれほど難しいことか。
しかし果実園では、実際にそれを実現している。「こんなスイーツは見たことない」と人々の心へ驚きと喜びを届ける果実園のメニューの中から、今回は特に人気の高いものを4つピックアップしご紹介する。

創業当初からずっと愛され続けるフルーツパフェ

創業当初からずっと変わらず愛される、フルーツパフェ。りんご、スイカ、キウイ、マンゴー、メロン、パパイヤ、バナナなど10種類もの果物が入る果実園一番の人気メニュー。

季節によっては、リンゴが梨になったり、柿になったりするそうだが、冬でも美味しいスイカが入るのはフルーツ屋ならではのプライドを感じる。

通常よく目にするパフェは、フルーツの比率に比べてアイスクリームやゼリー、生クリームなどの量が多い。果実園のパフェの特徴は全くこの逆、『8割フルーツ、2割アイス』とあくまで主役はフルーツ。ここには『スイーツ屋ではなくフルーツ屋』であるという想いがある。

果物の甘みを消さないようにと、パフェに使うアイスクリームやシャーベットは果実園専用のものを使うというこだわりも。しかしながら、あくまで主役はフルーツ。アイスクリームは、果物と果物のあいだに入る程度である。当たり前を覆す果実園のパフェは、もはやフルーツタワーと言った方がしっくりとくる。

オーダーしてからカットされる果物たち。だからこそ、口の中でジュワッと果物がジューシーに弾け飛ぶ。まさに捥ぎたてにかじりついたような感覚。噛めば噛むほど果汁が口いっぱいに広がり、溢れんばかりの満足感を味わえる。

果実園ではフルーツパフェのほか、メロンやイチゴなど様々な種類が用意され、旬のフルーツを使った限定メニューも登場する。

フレッシュフルーツと滑らか生クリームが相性抜群のフルーツサンド

パフェと同様、創業当時から変わらぬ味、フルーツサンド。いちご、キウイ、バナナ、ペリカンマンゴー、キウイ、ブルーベリーなど約8種類ものフルーツをふんだんに使い、フレッシュでジューシーな、フルーツの味をそのまま楽しめる一品。季節により旬のフルーツが加わることもあり、定番ではあるが何度もリピートしたくなる。

生クリームは軽くて口どけの良いものを選び、フルーツの味を邪魔しないように工夫されている。シンプルで素朴だからこそ、長年愛される味。パクッと片手で食べられる手軽さも良い。フルーツドリンクと一緒にいただくのがおすすめ。

甘くて香ばしい香りが食欲を刺激するフルーツたっぷりパンケーキ

パフェに続く果実園人気メニュー、パンケーキ。大きめのパンケーキを上下に、8種類以上のフルーツが入って食べ応え十分。モーニングとしてもおすすめ。

生クリームを添えたり、メープルシロップを追加したりと、自分なりの食べ方を自由に選べる。もちろんそのままシンプルに、果物とパンケーキのみでも。そんなあらゆる食べ方にフィットするようにと、パンケーキは少し甘めで果物の酸味とも絶妙にマッチする。

こちらのパンケーキ、中はふわっとしているのに外はカリッとしていて食感もちょうど良いのだ。ふんわり香ばしい香りも立ち、食欲も刺激する。長嶺氏自らが、果物と相性の良いパンケーキ作りに乗り出した力作。細部までこだわり完成した一品を、ぜひご賞味いただきたい。

ほぼフルーツ!その重量感にも驚きのズコット

フルーツがだっぷりゴロゴロと入るズコットは、持ち帰りとしても人気が高い。
ズコットとは、イタリア、フィレンツェで生まれたドーム型のケーキのこと。中にも外にも果実園らしくたっぷり果物を使い、重量感もケーキなんかとは比べものにならないほどずっしりと重たい。

中でも一番人気『ストロベリーズコット』
1カットにイチゴが15粒から18粒も入り、どこを食べても必ずイチゴに当たる嬉しい仕掛け。

普通のケーキなら果物は上にトッピングされる程度、もしくは中に入っていたとしても、ほとんどが生クリームや生地で満たされている。しかしそこは果実園。パフェやフルーツサンド同様、8割をフルーツが占めるため、満足度合いが全くもって違う。

ストロベリーに続いて人気の『ミックスズコット』
中にはイチゴ、キウイ、マンゴーが入り、それぞれフルーツの違った魅力も同時に味わうことができる。

色とりどり、まるでフィンランドのファブリックブランド、マリメッコ(marimekko)を連想させる見た目がなんとも愛らしい。

これだけフルーツが入るズコットは、カットする時にとても崩れやすいのだそう。その崩れを起こさないように、フルーツの敷き詰め方や量、バランスにも気を配る。カットした時、断面が美しく見えることも意識されている。自分へはもちろん、手土産にも喜ばれる。

果物の一番美味しい瞬間を届けたいフルーツ販売

果実園ではスイーツのほかに、長嶺氏が市場で買い付けた新鮮フルーツも販売。店頭のみならず、通販も行なっている。

販売する際、お客様がいつ召し上がるのか、そのタイミングを必ず確認する。今日食べるのか、数日後なのかで選び方も変わってくる。発送の場合はそのタイムラグも視野にいれ、保存の仕方のアドバイスも忘れない。「せっかく食べるなら、美味しく食べて欲しい」そんな想いを果物に添え届けている。

なお果実園では、季節にちなんだ旬のフルーツ食べ放題も開催。店舗により開催日は違うので、こちらも要チェック。果物のコンシェルジュが待つ果実園リーベルで、本当に美味しい果物に出会って欲しい。

店舗情報
店名:果実園 リーベル 目黒店

住所:東京都目黒区目黒1-3-16 プレジデント目黒ハイツ 2F

営業時間:
【平日・土】
7:30~23:00(L.O.22:30)

【日】
7:30~22:00(L.O.21:30)

定休日:無休