濃厚だけどスッキリとした甘さ 飲むヨーグルト

岩手県の下閉伊郡岩泉町にある”なかほら牧場”。盛岡駅から車で2時間以上走ったところにある牧場には、山肌一面に、綺麗な緑の芝生が広がっている。


引用:なかほら牧場.https://nakahora-bokujou.jp/

牧場には牛舎がある、一般的な牧場では、牛たちは牛舎の中から出ることなく暮らしている。しかし、なかほら牧場では、牛たちは山に放牧されている。幸せな牛が暮らすなかほら牧場。今回は、そんななかほら牧場の牛乳で作られたヨーグルトを特集する。

身動きが取れない日本の牛たち

朝ごはん、給食、料理など、牛乳は日本人の生活には欠かせないものになっている。牛乳は牛のおっぱいから搾られる。
多くの人がイメージする牧場は、放牧されのほほんと暮らしている牛ではないだろうか。
しかし、実際には、日本のほとんどの牧場では、牛たちは身動きが取れないほど狭い小屋の中で飼育される。牛舎の中にいる牛は、自由に歩くこともできない。ほとんど運動もできずに、穀物の餌をたくさん食べ続ける牛は、からだがおかしくなっていく。そして、牛乳の出が悪くなった牛は、すぐに食肉用の牛として出荷される。空を見上げることも、自然の草を食べることもほとんどなく、そこで一生を終えてしまうのである。

引用:なかほら牧場.https://nakahora-bokujou.jp/

放牧酪農で幸せな牛たち

なかほら牧場では、牛たちを狭い牛舎に押し込めることがない。餌も与えられるのではなく、山の野草を食べて暮らしている(冬期は乾草を与える)。なかほら牧場の牛乳は、普通に売られている牛乳とはまるで違う。ほどよいコクと旨味、そしてサッパリした後味が特徴だ。
それも当然の話である。人間の母親であっても、食べているものや健康状態、ストレスなんかで母乳の味や成分は変わる。牛もそこは変わらない。


引用:なかほら牧場.https://nakahora-bokujou.jp/

牛舎で飼育される牛たちは、5~6年で廃牛にされる。しかし、なかほら牧場の牛たちは、ほとんどが10年以上で、まれに20年ぐらい生きる。そして、食用にはせず、寿命で死ぬのを見守るのだという。工業化された近代酪農を考えると、非効率極まりない。しかし、牛たちが自然の中で幸せに暮らしているからこそ、本当に安心で美味しい牛乳ができるのだ。

濃厚だが後味さっぱり
安心で美味しいなかほら牧場の牛乳

なかほら牧場の牛乳は720mlで1,188円と普通の牛乳の何倍もする。しかし、牛乳が嫌いな人でも一度は飲んでみる価値のある牛乳である。
なかほら牧場の牛乳を飲んで気づくのは、本来の姿で飼育した牛のミルクは、濃厚でコクがあるけれども、後味はさっぱりしているということである。

なかほら牧場の飲むヨーグルト

なかほら牧場の牛乳でつくった飲むヨーグルトがこちらである。

濃厚で後味のさっぱりとした なかほら牧場の牛乳。飲むヨーグルトは、濃厚な牛乳の風味を残しながら、すっきりとした甘さが口の中に広がる。後味は、牛乳と同じく、すっきりとして非常に飲みやすい。

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なかほら牧場の紹介

いかがだっただろうか。なかほら牧場の飲むヨーグルトは通販でも東京や名古屋の店舗でも購入できる。ぜひ、一度飲んでみてはいかがだろうか。

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お店情報
店名:なかほら牧場 松屋・銀座店

住所:東京都中央区銀座3-6-1

定休日:不定休

営業時間:10:00~20:00

お店情報
店名:なかほら牧場 名古屋店

住所:名古屋市中村区名駅1-1-4 ジェイアール名古屋タカシマヤ地下2階

定休日:なし

営業時間:10:00~20:00

牧場情報
企業名:中洞牧場

住所:岩手県下閉伊郡岩泉町上有芸水堀287

本山智男
株式会社SweetsVillage 創業者。 3度の飯よりスイーツが好き。お菓子屋さんの取材を50件以上実施。様々なスイーツの企画にも携わり、スイーツの商品開発などにも携わる。