ナンバーシュガーのキャラメルで 人生に、ほんのすこしのしあわせを

キャラメルと言えば、ほんのり茶色のただ甘いだけのお菓子かと思っていた。けれどその既成概念は、NUMBER SUGAR(ナンバーシュガー)のキャラメルと出会うことで吹っ飛んでしまう。

美しい色のキャラメルのコントラスト。おしゃれでシンプル、無駄のないパッケージング。思わずプレゼントしたくなる、そのビジュアルも、甘さのあとのすっきりとした後味も、旨味がしっかりあるのに無添加でできていることも、全てに魅了されてしまった。ナンバーシュガーのキャラメルに出会えば、人生がほんのちょっと、幸せになる。今回は、キャラメル専門店 ナンバーシュガーの商品を紹介する。

キャラメルを「選ぶ」しあわせ

キャラメルの味を選ぶ、それはたやすいことだと思っていた。なのに、こんなにも迷ってしまうことになるだなんて思いもしなかった。

ひとつひとつコンプリートしたい気持ちと、お気に入りのひとつを見つけたい、そんな宝探しにも似たわくわく感とが、私の中でせめぎ合う。シンプルなバニラは、ほんのり甘い香りが魅力。口の中に入れると、ふっと気持ちが和らぐ、そんな感覚だ。

すっきりとした味わいを楽しむオレンジピールや、ピリッと大人のスパイスを効かせたジンジャーの中には、より味を口の中で楽しめるようにと、キャラメルの中に素材が練り込まれている。素材を入れ込むことでキャラメルの固まり具合も変わってしまうため、素材作りから研究を重ねたすえに誕生した。

「オレンジピールやショウガなど、キャラメルの中に実際に素材を練り込んでいます。キャラメルに香料を入れて簡単に作るのではなく。しっかりその味を感じてもらうことにしました。素材の入れ方だったり、逆に素材の中に残ってる水分量とか、そういった微妙な素材の違いによってキャラメルの固まり具合が全く異なってしまいます。一つ一つのキャラメルの味にこだわるために、キャラメルに入れる前のショウガの煮詰め時間など素材作りからやっています。例えば、ショウガも、1日前にしっかり煮詰めて、粗熱をしっかり取った素材を絞って加えていますので、すぐに作れるものではありません。」
そう語るのは、ナンバーシュガー店主の前原圭輔氏。

店頭に出ているキャラメルの種類は12種類だが、出ていない試作品を含めると、もっと数があると店主の前原さんは言う。そんな開発途中の商品がいつか店頭にお目見えする日がいつかあるかと想像するだけで、とても待ち遠しいし、わくわくする。

クリーム状のキャラメルを「塗る」「混ぜる」

キャラメルをジャムのように、パンに塗ったり、飲み物に入れたりするなんて、ありそうでない初めての感覚だった。

前原氏「固さによって味わいも変わります。柔らかいパンに塗って食べるキャラメルや、キャラメルをドリンクに入れるなど色んな表情を知ってほしい思いました。いろんなキャラメルを提供することで幅広い年齢層に楽しんでもらえるのではないかと考えています。
市販のジャムなどは、果実と砂糖を煮詰めてるんですけど、ナンバーシュガーの場合は、全部生クリームとバターをしっかり入れて煮詰めてるので、口の中に入ってくる濃厚さが違うと思います。」

甘さとほろ苦さが絶妙な瓶入りのキャラメルクリーム。スタンダートなフレーバーの他、マンゴーやラズベリー、コク深いコーヒーなどもある。こんがり焼いたバケットに塗ったり、深入りのコーヒーに混ぜたり。また、ヨーグルトに入れてもさっぱり美味しく頂ける。

おしゃれなパッケージは、自分用だけでなく結婚式などのギフトにも最適。

また会いたい、キャラメルドリンク

ナンバーシュガー表参道限定のスペシャルドリンク、『キャラメルドリンク』。丁寧にじっくりドリップされたこだわりのコーヒーの中に、ナンバーシュガーオリジナルの、コクのあるミルククリームをイン。それらを混ぜて飲むことで、コーヒーのほろ苦さとキャラメルの甘いコクが出会い、なんとも贅沢なドリンクへと変化する。夏しか会えない限定メニューというのが非常に残念ではあるが、だからこそまた、会いたいと思わされるのだ。

photo by ナンバーシュガーhttps://www.facebook.com/NUMBERSUGAR/

参照:facebook.NUMBER SUGAR(ナンバーシュガー )

新食感のバタースコッチ

キャラメル以外にも紹介したいのが、このバタースコッチ。

生クリーム、バター、砂糖など、キャラメルと同じ素材を使っていますが食感がキャラメルよりもカリっとしている。より歯ごたえのあるバタースコッチは、キャラメルよりも香ばしさが引き立っている。しかし製造工程が複雑な事から、販売期間が決まっていない。
毎日でも食べたいこの美味しさに出会える日はラッキーだ。

パッケージへのこだわり

基本、パッケージはプロのデザイナーにお任せしていると、店主の前原さんは話す。

「自分用としてはもちろん、贈り物にも選んで欲しい」そんな想いから、貰った人が喜んでくれるようなデザインにしているそう。「ヴィンテージの暖かく、ずっと愛される雰囲気が好き」そんな前原さんの気持ちから生まれたナンバーシュガーのデザイン。

フレーバーにより色味を変えたり、微妙だけれど瓶の形が台形だったり。このまま部屋にインテリアとして飾っておいても決して邪魔にならないのも、センスがあって良い。

母の日のギフトにも最適なお花のボックス。花は全て手作業でスタンプされているから、ひとつひとつ少し違うところに人の温度を感じる。

バタースコッチを詰め合わせた缶ボックス。ヴィンテージムード漂わせるデザインは、食べた後は捨てずに使いたい。

キャラメルひとつひとつに記されているナンバー。これは、商品が出来た順番を表しているそう。暖かな雰囲気がありながらも、シンプルで無駄のないデザインが良い。ナンバーシュガーのアイテムは、どれも、シーンを選ばずプレゼントできるようなものばかり。男性へのギフトにもおすすめ。

うれしい気持ちを、つなげていくこと

2013年、表参道にキャラメル専門店としてオープンしたNUMBER SUGAR(ナンバーシュガー)。今までにない斬新なキャラメルの品揃えや、思わず手にとってしまいたくなるパッケージが人々の心を惹きつけ、連日たくさんの人がこの店を訪れている。

「笑顔を広げ、想いを届け、元気を繋げる」そんな店づくりをしたいと話してくれた、店主の前原さん。

2018年、ナンバーシュガーは千駄ヶ谷にファクトリーを併設した2店舗目をオープンさせた。

店内からはもちろん、外からでもキャラメル作りの工程を見ることができる。

「素直に、おいしいと思えるものだけを作っている。」

食べた人の記憶にのこる、そんなキャラメルの味が、ここにはある。

ブランドストーリーはこちら

商品紹介

商品名:ナンバーシュガー
値段:1ピース 100円(税抜)
賞味期限:約1ヵ月
ナンバーシュガーのキャラメル の味:
No.1 vanilla
No.2 salt
No.3 cinnamon&tea
No.4 chocolate
No.5 raspberry
No.6 orange peel
No.7 almond
No.8 ginger
No.9 rum raisin
No.10 coffee
No.11 mango
No.12 brown sugar

商品名:ナンバーシュガー 複数パッケージ
値段:8ピース 850円(税抜)
値段:24ピース 2,400円(税抜)
賞味期限:約1ヵ月

商品名:ナンバーシュガー キャラメルクリーム
値段:900円
賞味期限:約1ヵ月

商品名:ナンバーシュガー バタースコッチ
値段:700円
賞味期限:約1ヵ月

店舗情報
店名:ナンバー シュガー (NUMBER SUGAR)

住所:東京都渋谷区神宮前5-11-11 1F

営業時間:11:00~20:00

定休日:火曜日

kanmi
3時のおやつはかかせない、甘党フリーライター。好物はクラブハリエのバームクーヘン。毎日がほんのりとあたたかくなるような文書をお届けします。

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