銀座駅から徒歩数分、銀座六丁目のビルの3Fに店を構える椿サロン銀座。ここでは北海道産の原材料のみを使用した美味しさを極限まで追及した無添加の「北海道ほっとけーき」の専門店だ。

店内のテーブルや椅子、フォークやナイフ、そして店舗デザインは、全て椿サロン銀座の運営元であり北海道を代表するインテリアデザイン事務所”アトリエテンマ”によって全て監修・製作されている。

普通のカフェでは味わうことのない高級感のある空間と大人な雰囲気をここで堪能することができる。

 

北海道ほっとけーきとは

 

椿サロン銀座は、ホットケーキ専門店だ。

椿サロン銀座は、ホットケーキ専門店。

4種類の付け合わせと生クリームで違った美味しさを味わうことができる「北海道ほっとけーき プレミアム」、糸唐辛子のアクセントが少し効き、噛みしめるほどに肉の旨味がホットケーキと絶妙にマッチする「北海道ほっとけーき ボロネーゼ」、そして毎回北海道の生産者との話し合いから生まれる、旬のフルーツを使用した期間限定・数量限定のホットケーキを提供している。

 

この3つのメニューに共通している北海道ほっとけーきは、美味しさをとことん追求し、ホットケーキの原材料や焼き方、そして付け合わせなどの細部にまでこだわりが溢れている。

 

最小限の原材料で最大限の美味しさを

椿サロン銀座で提供されている北海道ほっとけーきは、美味しさを極限まで追求するため、使用する原材料は、北海道産の5種類のものを使用し、無添加だ。ベーキングパウダーや着色料、香料などは一切使用していない。なぜ無添加にこだわっているのかを聞くと、「美味しさを極限まで追求した結果、無添加となりました」と、椿サロン銀座  オーナー 長谷川氏は言う。

ただ、その美味しさは味覚的な美味しさだけではないと言う。

「表現したいのは味覚的に美味しいというところから、添加物が入っていない健康的な美味しさ、頭で考えた美味しさ、安心で安全と感じる精神的な美味しさを一口食べれば感じれるのはこの椿サロン銀座の持ち味だと思います」

 

焼きへのこだわり

 

椿サロン銀座のホットケーキは最小限の原材料と焼き方にもこだわりがあるため、たくさんトレーニングを積んだ特定の人のみしか焼くことができない。

椿サロン銀座の北海道ほっとけーきは完全に火は通さず、ミディアムレアの焼き具合にしている。完全に固まっていない椿サロンのホットケーキは口に入れた瞬間に小麦の甘さが口いっぱいに広がり、食べてから少し経つとだんだん余熱で固まって、最初と違う食感も楽しむことができる。鉄板の上に並べられたフワフワな椿サロンのホットケーキの生地はじっくり熱を入れ、一番美味しい時間感覚でやさしく返しながら、最後はふたをして蒸し焼きにする。

長谷川氏は言う。

 

「ただ、このホットケーキのミディアムレアは少し好みが別れます。私たちは全員に好かれるものがいいものとは思っていません。100人いたら100通りの好みがあります。もちろん、本来であればひとりずつの好みに合わせて提供出来るのがベストなのですが、それは生地の配合まで変えなければならないのでこの店では不可能です。なのでここで、私たちが一番美味しいと思うタイミングで仕上げています」

 

素材の味を生かした北海道ほっとけーき

 

焼き上がり直後のホットケーキの外側は焼き上がっているものの、中はミディアムレアの状態なので、プルプル震えながら運ばれてくる。

そしてぷるぷる震える柔らかさを楽しむことができるよう、椿サロンの机も少し揺れるような設計になっており、細部にまでこだわりを感じることができる。

 

 

 

ホットケーキが乗っているこのお皿も、カタログで選んだものではなく、北海道ほっとけーきのメニューができてからお皿のデザインを行なっており、メニューごとにお皿の色や形状を変えているため、「北海道ほっとけーき ボロネーゼ」などはまた違い、椿サロンでは味だけでなく目と手で触れた感覚の部分でも楽しむことができる。

「北海道ほっとけーき」は一口食べたその瞬間に、雪のように生地が溶けていき、小麦の優しい甘味がふんわりと口全体に広がる。固すぎず、柔らかすぎないふっくらとした丁度いいミディアムレアの食感で、ホットケーキ単体でも食べきれるほどだ。

上に乗っている生クリームを添えて食べると、ミディアムレアに仕上げられたホットケーキの生地と、ふわふわな生クリームがマッチして違った美味しさを味わうことができる。直径約12センチの「北海道ほっとけーき」が2枚セットになっており、ボリュームもある。北海道の美味しさが詰まった、どこか懐かしい味わいを楽しみたい。

 

こだわり抜いて選んだ付け合わせ

 

椿サロン銀座の「北海道ほっとけーき プレミアム」には、十勝小豆、バター、チーズ、甜菜蜜糖のこだわり抜かれた北海道産の4種類の付け合わせがある。

バターはもちろん北海道産のものを使用し、北海道ほっとけーきと一緒に食べるとバターの濃厚な風味が口に広がり、ホットケーキの小麦の甘さを引き立てる。

 

付け合わせの餡子は北海道十勝産のあずきを使用しており、小豆の粒をほどよく感じながら小豆の皮の食感も楽しむことができ、小豆本来の自然な甘さを味わうことができる。餡子単体でも美味しく味わうこともでき、北海道ほっとけーきと合わせて食べるのも絶品だ。

チーズは十勝千年の森の“はおび”を使用。“はおび”は、第4回消費者参加型新作チーズコンクールにてプレーンタイプグランプリ受賞、チーズ鑑定士モランさん特別賞受賞と2冠を達成したチーズ。6か月以上熟成されたリンデットタイプの手作りチーズは、うまみの中に甘みが感じられる、味わい豊かな商品。北海道ほっとけーきの口直しにはぴったりの味わいだ。

 

4つの付け合わせの中でも、特に悩み抜いたのは甜菜糖の蜜だ。

北海道にはメープルシロップがなく、当初は蜂蜜をかける予定だったという。しかし、蜂蜜はメープルシロップほどの滑らかさはなく、それと比べると少し固くなってしまうため、当初は疑問を持っていたという。

 

しばらく迷っていた中で、甜菜糖の蜜を見つけることができた。メープルシロップのような甘さではなく、黒蜜飴のように少し和風で香ばしい甘さがホットケーキの生地の優しい味わいによく合うようになっている。

 

他では味わえない唯一無二の椿サロン銀座

 

椿サロン銀座にはあらゆるところにこだわりが散りばめられ、それは北海道ほっとけーきに限らず、店舗のデザインにも隠されている。メニューが決まってからそのメニューに合った食器を製作し始めるのは、他の飲食店では到底真似できないことだ。無添加にこだわり、ただ美味しさだけでなく健康的で安心感をも与えてくれる。今回紹介した椿サロン銀座のこだわりについてもっと知りたい方は、ブランドストーリーをご覧ください。

 

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[box title=”お店情報”  box_color=”#662800″]店名:銀座 椿サロン

住所:東京都中央区銀座6-6-19 新太炉ビル 3F

定休日:不定休

営業時間: 11:30〜18:30[/box] [gmap address=”東京都中央区銀座6-6-19 新太炉ビル 3F”]