FIKAFABRIKENが提供するレストランやカフェの定番キャロットケーキ

東京都世田谷区にある豪徳寺、世田谷区の中でも閑静な住宅街が多いこの街の商店街内に店舗を構えるFIKAFABRIKEN。スウェーデン菓子を中心に、スウェーデンの文化を広めているお菓子屋さん。今回はそんなFIKAFABRIKENが提供するキャロットケーキを特集。

キャロットケーキの歴史

中世時代、甘味料は希少であった為、中々入手できなかったことから、野菜の中でテンサイに次いで糖分を多く含むキャロット(人参)は入手しやすいことから、デザート作りに重宝されていた。

第二次世界大戦中のイギリスにおいては、配給制だったこともあり、手軽に入手できるキャロット(人参)を使ったキャロットケーキは人気を博していた。

その後、キャロットケーキは1960年代初めのアメリカ合衆国で、レストランやカフェテリアで販売をされた。2005年、クリームチーズでアイシングしたキャロットケーキが、アメリカのフード・ネットワークというメディアで、1970年代流行食トップ5にランクインした。

キャロットケーキのレシピ

1960年初めのアメリカ合衆国で、レストランやカフェテリアで販売されるまで、キャロットケーキは家庭で作られるものであった。先の歴史にも記載があるように、砂糖の代わりにキャロット(人参)を利用しているが、量が入っている割にさほどキャロット(人参)の味はしないのが特徴。

すりおろしたり、細かく刻んだ人参やくるみ・レーズンを混ぜ込み焼きあがった生地の上に、クリームチーズでフロスティング、最後に食感を楽しむためのクルミやスパイスとしてシナモンを振りかけるとキャロットケーキが完成。

世田谷にあるFIKAFABRIKEN

FIKAFABRIKENをそのまま直訳すると”お茶の時間工場”。

FIKA(フィーカ)とは、お菓子やコーヒーを片手に休憩をとるスウェーデンの文化であり、人とのコミュニケーションのきっかけとして使うことができる。

実際、自身がスウェーデンに留学した際にFIKA(フィーカ)を通して、留学生同士仲良くなれたと語る代表の関口氏は、そんなスウェーデンの文化を日本に広めることができないかと考え、FIKAFABRIKENを開店させたという。

キャロットケーキとの出会い

アメリカ合衆国やイギリスをはじめヨーロッパのカフェでは、定番品としてキャロットケーキがあるが、中々食べる機会がなかったFIKAFABRIKEN代表の関口氏。そんな中、大学時代にスウェーデンに留学した際に、FIKAをしに寄ったカフェテリアで初めてキャロットケーキを口にした。初めて口にした際に”キャロットケーキて美味しい”と思い、その後、スウェーデンのカフェを巡りキャロットケーキ食べまわった。FIKAFABRIKENで取り扱っているキャロットケーキは、正にスウェーデンのカフェで食べまわったキャロットケーキの味を再現している。

FIKAFABRIKENのキャロットケーキ

FIKAFABRIKENのキャロットケーキは、お店で一番の人気商品。一口食べると分かるが、スパイスが利いており、くどくなくどんどん口に運んでしまう一品。FIKAFABRIKENのキャロットケーキのこだわりは、自身がスウェーデンで食べたものを再現しているところ。一般的にすったキャロット(人参)を使うのだが、FIKAFABRIKENではチーズ用のスライサーを使用し、粗く削って食感を残している。確かに食べると、ザクザクとキャロット(人参)の食感が感じられる。またバターを使用していないので、低カロリーに仕上がっている。

FIKA FABRIKENの店舗

いかがだったでしょうか?FIKAFABRIKENのキャロットケーキはお店一番の人気商品です。是非、FIKAFABRIKENのキャロットケーキを片手にFIKA(フィーカ)を楽しんでみて下さい。

 

旅する小さなお菓子屋 FIKA FABRIKENのブランドストーリーを見る

 

[box title=”お店情報” box_color=”#4169E1″]店名:FIKA FABRIKEN(フィーカ ファブリケン)

住所:東京都世田谷区豪徳寺1-22-3

定休日:月曜日、火曜日、水曜日

営業時間: 11:00〜19:00[/box] [gmap address=”東京都世田谷区豪徳寺1-22-3″]

本山智男
株式会社SweetsVillage 創業者。 3度の飯よりスイーツが好き。お菓子屋さんの取材を50件以上実施。様々なスイーツの企画にも携わり、スイーツの商品開発などにも携わる。

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