ケーキ屋さんの定番といえば
やっぱり、チーズケーキ。

ひとくちにチーズケーキといっても、
それぞれに個性がある。

ベイクドチーズケーキは
焼きたてはふわっとしていて、
時間とともにしっとりとした食感に変わる面白さがある。

スフレチーズケーキは、
空気をふくんだかのようなふわふわの
軽く優しい口溶けが魅力的。

レアチーズケーキはまるで
プリンやババロアのような、なめらかな口当たり。

シンプルだからこそ、作り方はもちろん

作り手の想いやこだわりによっても

それぞれに違った個性が引き立ってくるのもまた、
チーズケーキの大きな魅力なのかもしれない。

そんなことを考えながら

ふと、日々成長する子どもたちのことが浮かんだ。

1歳半になる妹は、
最近、いろいろなことができるようになって

ティッシュを引っ張り出したり、
絵本やおもちゃを部屋中にばらまいたり。

ママは正直、
ちょっと大変だけど、

4歳のお姉ちゃんの真似をしながら一生懸命に
大好きな塗り絵をしている姿は、
微笑ましくて、愛おしくもなる。

ある日、
妹がマジックで机にお絵かきをしていて、
みるみるうちに、机はマジックの緑一色に。

思わず「ダメだよ!」と注意すると、

しょんぼり顔をして、すねてうつむいてしまった。

お姉ちゃんにも昔、同じ様に注意したことがあった。

そのとき、お姉ちゃんは妹と違って、
思いっきり泣いたんだっけ

お姉ちゃん妹でも、叱られたときの反応はそれぞれに違う。

子どもだからって、
つい同じように一括りで”育てよう”としてしまっていたかもしれない。

そんな私がいたことに、ふと気づかされた。

それぞれに違った個性があることを、
すっかり見落としていた。

たとえお姉ちゃん妹でも、それぞれ違う人格で、内側に、違った魅力を秘めていること。

小さな身体のなかに、柔らかくてまだ未熟な
「自分だけの心」をもっていること。

その場所へ、ありったけの愛を届けていく。
母になった私が大切にしたかったのは、
このことだよね。

「私の愛情は、あなたたちそれぞれに」。

この合言葉を
忘れないようにしよう。

 

夫のスイーツチョイスとお茶の用意

『FLAVOR(フレイバー )』の「プレーンチーズケーキ」は
見た目はごく普通のチーズケーキだけれど、食べると一変。
口の中を、優しい幸福で満たしてくれる。

チーズケーキはどこにでもあるけれど、
だからこそ、作り手のこだわりや想いによって違いがわかる、
とても面白くて、奥の深いお菓子なのだと思う。

子どもたちそれぞれの個性も、
もっと尊重してあげなくちゃ。

夫のスイーツメモ

■FLAVOR(フレイバー)

1976年に日本で誕生した
『FLAVOR(フレイバー )』。

厳選した素材を使って作る、
シンプルなルックスをしたお菓子の数々。
工程の一つひとつに職人の鋭い感覚が
そそぎこまれる

永遠に愛されるスタンダードなお菓子を
誕生以来、ずっと作り続ける姿勢は、
量産とは正反対。

まるで家庭のキッチンで作ったかのような
ほっこりと愛情のこもった優しい味が魅力的。

「作り手の心が伝わるようなお菓子を作る」
そんなフレイバーのモットーを大切に、
そして決して流行にはとらわれない
「ずっと美味しい」お菓子を作り続けている。

■プレーンチーズケーキ 3,240円

チーズの濃厚さはそのままに、
とっても軽くなめらかで、
レモンの風味がすっとした

心地よさを添えてもくれる、
フレイバーのプレーンチーズケーキ。

チーズケーキは、ベイクド、スフレ、レアと
それぞれ好みが分かれるけれど、
フレイバーのチーズケーキはどの人にも
フィットするであろう
揺るぎない美味しさがある。

厳選したクリームチーズを贅沢に
使い焼き上げた一品は、
チーズのコクや風味が食欲をふつふつと刺激し、
口当たりはとてもソフトでとろけてしまう。

梅雨や夏場など
あっさりとしたものを好みやすい
季節にも食べたくなる、
そんなチーズケーキ。

■よく合うお茶

フレイバーのチーズケーキとの
ペアリングには
ダージリン・ザ・セカンドフラッシュがおすすめ

夏摘みのフレッシュで
みずみずしいフルーティーな風味が、
チーズケーキの良さを邪魔せず、
爽やかに整えてくれる。

 

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