シンプルな素材で作られるクッキーは、
奥深さがあるように感じる。
さくさくの食感や、こうばしさを引き立てるための一手間。
シンプルなだけに良さを
どう「表現するか」考えこんでしまう。
近ごろ、
お姉ちゃんは「パティシエになりたい」
というようになった。
親という立場から
子どもの夢を応援するようになったんだな・・・
と、しみじみ
子どもの夢のために
いっしょにできることってなんだろう?
親に夢の話をしても
なにかをしてもらえた記憶はあまりない。
夫は、「そんなのできない」って親にいわれた
ほろ苦い思い出があるみたい。
あの時
自分はどうしてもらいたかったのかと考えると
かんたんなようで、なかなか答えがでないものです。
そう思いながら
お姉ちゃんを見ていると
多分そこまで本気ではなかったと思うけど、
やってみたいという好奇心は強かったのだろうなっと
気づくのです
親としてモノを与えることは
できるかもしれないけど
「自分の意思で選択した」ことの積み重ねは
モノではない大切な贈り物になるんじゃないかって
パパとママで決めてみました。
「パティシエになって、なにを作りたいの?」と聞くと、
お姉ちゃんは「クッキーとか、ケーキが作りたい!」って。
自分で一つひとつ選びながら人生を歩むこと。
その積み重ねが大切なんだろうな。
夫のスイーツチョイスとお茶の用意
甘さは控えめでとてもシンプルな味だけれど、
噛めば噛むほど風味が引き立ち、
「もう一枚」「もう一枚」とつい食べたくなってしまう魅力がある。
老舗店ならではの歴史が受け継がれた味。
堂々たる存在感を感じる逸品。
夫のスイーツメモ
山本道子の店
約150年もの歴史ある老舗店「村上開新堂」の5代目 山本道子氏が、
平成2年にオープンした洋菓子店「山本道子の店」。
村上開新堂といえば、
手に入れることすら難しい“幻のクッキー”が有名。
「山本道子の店」は、村上開新堂の長い歴史を受け継ぎながらも、
より多くの人に、よりカジュアルにお菓子を楽しんでほしいとの思いから、
お求めやすい焼き菓子やクッキー、ジャムのほか、
季節限定の商品など豊富に取り揃えている。
よけいな添加物を使わずに作られているお菓子たちは、
どこか懐かしく、それでいて繊細で、確かな存在感も放っている。
人気のクッキーは完全予約制。
大量生産にはない手作りの良さを味わえ、
ちょっと特別な日にも立ち寄りたくなる、そんなお店だ。
マーブルクッキー 1,870円
大理石模様のチョコレートと抹茶の2種類のクッキーが
ぎっしり隙間なく詰められた「マーブルクッキー」。
薄焼きのハードタイプでしっかりとした食感を楽しめ、
噛めば噛むほど美味しさが増して食べる人を虜にする。
予約制のため、気になるかたはお電話にて事前に確認を。
代引きにてお取り寄せも可能とのこと。
よく合うお茶
おすすめのペアリングは「マスカットの紅茶」。
ジューシーな甘さと爽やかできれのよい風味が
クッキーの魅力を引き立て、さらに食欲を掻き立てる。
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