小さく愛らしい「てまり」。
産地によって模様にちがいがあったり、
その由来もことなるのだそう。
長野の「松本てまり」は、
今から遡ること約200年も前に
松本藩の婦人の手により生まれたのだとか。
当時はこの地で、童女たちの玩具として親しまれ、
今では“幸福を招くてまり”として
縁起の良いものとして愛されている。
そのため、結婚式などお祝いのシーンや
贈り物として選ばれることも多いのだそう。

・・・幸せのかたちはひとつではない。
たくさんお金を稼ぐこと。
たくさんお友だちをつくること。
仕事が順調にいくこと。

わたしたち家族にとっての、
幸せのかたち・・・それは
ありきたりかもしれないけれど、
「家族との大切な時間」。

最近のパパの日課は
平日の夕方と休日の朝に、
子どもたちと散歩にでかけること。
以前はすっかり”ママっこ”だった子どもたちも
今では「パパがいい!」って、
抱っこの取り合いをすることもあって。


ママの言うことは聞かないのに、
パパの言うことは聞く、なんてことも・・・。
そんな様子を見ていると、
パパと娘たちが一緒に過ごす時間の積み重ねが
今の関係につながったんだなって実感してる。

昔のパパは今よりうんと忙しくて
休日も、仕事、仕事、仕事、、、だった。
子どもたちと過ごす時間なんてほとんどなかったし。
休日に公園へ行くと、
ほかの子どもたちがパパと遊んでいるのを見て、
娘たちがちょっと寂しそうにしていたこともあったな・・・。

パパが仕事で忙しいのは
わたしたち家族のためだってこと
理解はしてたけど、
寂しい思いをしていたのは子どもたちだけじゃなく、
ほんとはわたしも、ちょっと寂しかったんだよね。
でも、
頑張ってくれている姿を見ていると
仕事を減らしてと言える程単純でもなく。
だから、パパがみずから、
子どもたちとの時間を大事にしたいと気づいてくれたこと
わたしにとっても、
すごく嬉しかったんだよね。
だって、
子どもの成長ってほんとにはやくて
「今」は一瞬しかないんだもの。
そんなかけがえのない「今」を、
パパといっしょに見たかったから。


子どもを育てるにあたって
教育や環境、しつけなんかも大事だけれど、
わたしたち家族にとっての大切なことは、
一緒に過ごす時間なんだなって、
それがわたしたちの幸せのかたちなるんだってことを
パパと娘たちを見ながら気づかされたよ。

夫のスイーツチョイスとお茶の用意

ころんと可愛いてまりんは、
外のしっとりとした生地と、中の餡のなめらかさが絶妙にマッチしている。
甘さも控えめだから、大人から子どもまで幅広く楽しめるのも嬉しい。

夫のスイーツメモ

てまりや

長野県松本市にあるバウムクーヘン専門店『てまりや』。

“信州の豊かな恵をお福分け”をコンセプトに、
地元「松本てまり」をイメージしてつくられた「てまりん」や、
アルプスの山並みを連想したバウムクーヘンなど、
松本への愛情がぎゅっと詰まったお菓子を豊富に揃えている。

てまりん

小布施の栗を使った『てまりん』と、
ピンク色をしたころんと可愛い限定商品『苺味のミニてまりん』。

苺味のミニてまりんは、長野県を活性化させたいとの思いから、
地元のフットサルチーム「ボアルース長野」のコラボにより誕生。
また、Sweets Villageも商品開発に参加して
見た目はもちろん中の餡まで今回特別に開発していただくこだわりっぷり。
小布施の栗を使った定番のてまりんとは一味違い、
苺味のミニてまりんは、クラブカラーをイメージし苺を使用。
可愛いピンク色の見た目の中には苺の餡が詰まって、
食べたときの一体感をさらに引き立てる。
限定商品のため、気になる方はお早めにチェックを。

よく合うお茶

てまりんの優しい甘さにマッチするのは、
口当たりのさっぱりした、ほうじ茶。
てまりん特有のなめらかな質感ともよく合い、
後味をすっきりと仕上げてくれる。

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