毎日変わるジェラートを通じて、「家族」であるお客様を笑顔にして行く。自由が丘 ジェラート専門店 Ami Cono(アミコーノ)の想い

 

夏の季節。とても暑い日には冷たいものを食べたいもの。日本では、かき氷にアイス、そしてイタリアではジェラートを住民は食べ親しんでいる。お菓子の街 自由が丘、フランスを感じさせるマリ・クレール通り。そこを過ぎ、小さな丘の方面に向かっていくと小さなジェラート屋が見えてくる。

 

 

通りすがり看板を興味持っている人を迎え入れやすくするために作られた小窓。気さくに話かけやすく、誰にでも愛される、そんなイタリアを感じさせる店構えはオーナーのこだわりを感じさせる。

 

 

今回は自由が丘 ジェラート専門店”Ami Cono(アミコーノ)”を特集する。

 

 

”暖かな家”を感じる店内にこだわりを感じるジェラート

店舗に入ると暖かな電球の光に包まれて、”家”に帰って来たかのような暖かい雰囲気に包まれる。

 

 

選ぶのに困るほど豊富なジェラート。ジェラートはシングル、ダブルがあるが、2つと言わず全部の味見をしたいと思ってしまうほど。

 

 

ジェラートを注文すると、珍しくコーンをその場で焼いてくれ、お店の中に香ばしい匂いが広がっていく。本当に美味しいジェラートに合うコーンは自分のお店でしか作れない、それだけのこだわりを感じる一瞬である。

 

 

ジェラートをカップにダブルをのせて、熱々のコーンを上からのせて完成。
Ami Cono(アミコーノ)のこだわりの看板商品”ジェラコーノ”。

 

 

自由が丘 ジェラート専門店 Ami Cono(アミコーノ)

「学生の時から、コーヒーが好きで自分のカフェを持ちたいと思っていました。老若男女問わず親しまれるお店を持ちたいと思っていました。」そう語る アミコーノ オーナー井上氏。カフェ開業のためバリスタの資格まで取得。行動力溢れる女性だが、コーヒーが美味しいだけのカフェでは毎年多くのお店が開業する飲食店では経営的に厳しいのではないかと考えていた。

 

 

「コーヒー以外のもの。そう思っていた時に、出会ったのがジェラートでした。ジェラートやアイスを嫌いな人はほとんどいないですし、自分が思っていた老若男女問わず誰でも親しまれるお店を作れるんじゃないか、そう思いイタリアに修行にいくことにしました。」

 

 

イタリアでは、ジェラートのチェーン店でも修行することはできたそう。しかし、自分の修行の場として選んだのはイタリアで個人でやっているジェラート店 “アンティカ・ジェラテリア・フィオレンティーナ”。ジェラートでありながら、粘り気があるほど練られていて、濃厚でありながら後味がスッキリしている。このジェラートに惚れ込んで選択した。

「イタリアは、栄えている街が点々としていて、それぞれの街に市場があります。修行中楽しかったのが、毎日の買い出し。市場に行って旬のフルーツを探しに行く。その時、師匠が何を作りたいか?っと質問するのです。そこで旬のフルーツを選ぶと本当にジェラートの味としてブレンドする。その日その時、一番美味しいフルーツを使ってその味のジェラートを作れることで旬や季節を表現できることはとても面白いと感じました。」

 

 

「日本では、毎日いちごやバナナがスーパーに並んでいます。でも、本当はいちごやバナナは食べられる季節は限られているはず。でも、栽培方法が発展したことで旬とか関係なく年を通して食べられるようになりました。それはそれで生活が豊かになったことなのですが、イタリアの修行中感じたことは”旬や季節を表現できることの価値”でした。その日、その時、一番美味しいフルーツを食べられる事の幸せは何事にも変えられません。」

 

 

お客様は「家族」 老若男女・趣向問わず皆に愛されるお店

イタリアから帰国し、数年後自由が丘で開業。ジェラートを取り扱うカフェの名前は「Ami Cono(アミコーノ)」と名付けられた。「アミコ」はイタリア語で友達を意味し、「コーノ」はジェラートのコーンのことを意味する。

「誰にでも老若男女問わず、親しまれる”家族”みたいなお店を作りたいという想いからこの名前にしました。」

 

 

お店で大切にしていることは”お客様は「家族」”だということ。老若男女・ビーガンなどの趣向を問わずに愛されることを大切にしているのだという。

「このお店の内装から何まで友達に手伝ってもらいました。自分は知り合いや友人に助けられてここまで来れた。だからこそ、お客様もお客様として扱うというよりも「家族」として接しています。」

 

 

Ami Cono(アミコーノ)のジェラートは保存料や添加物を一切使用していない”カラダに負担の少ないジェラート”である。

「イタリアに帰ってからお店を開くまでの数年、店舗運営の経験のためマクロビオティックのお店で働いていました。マクロビオティックは添加物や肉中心の食生活から、自然食や野菜中心の生活にするためのオーガニック料理を提供していました。オーガニック食材を取り扱っているカフェでした。オーガニックのカフェに働くまでは気づかなかったのですが、お客様と接する中で、アレルギーやビーガンで卵や小麦粉が食べられない人がたくさんいることを知りました。例えば、乳アレルギーの子供はアイスが食べられない。その時、自分がやるお店では、そういったアレルギーやビーガンの人でも食べられ、皆に愛されるお店を作れるんじゃないかと思いました。」

 

 

Ami Cono(アミコーノ)では、保存料、着色料、添加物を一切使用せず、コーンも通常のものと米粉で作られたビーガン対応のものの2種類がある。

Ami Cono(アミコーノ)の店名でも使われているコーン。ジェラートだけではなくコーンについても並々ならぬこだわりを持っている。日本ではコーンをちゃんと食べる人が多いものの、イタリア人はコーンを捨てる事が多い。コーンが湿気っていて日本ほど美味しくない事や、アイスがなくなったなどの理由だ。

 

 

「”捨てる”という事は、最後に食べた1口が美味しくなかったから捨てているのだと考えています。これは好みにもよるかもしれないですが、最後の一口が美味しくないと、お客様が満足しているとは言えない。捨てられず、最後までコーンとジェラートを味わってもらいたい。その想いから、ジェラートに限らずコーンにもこだわる。」

Ami Cono(アミコーノ)のコーンが直前に焼く理由は、そういったこだわりがあるからだ。また、通常のジェラートとは異なりコーンがジェラートの上に置かれている。このスタイルはAmi Cono(アミコーノ)オリジナルのスタイル。このスタイルの理由もコーンを捨てずに食べて欲しいという想いが込められているという。

 

 

開業までの経験や想いから、Ami Cono(アミコーノ)のロゴは作られた。ロゴは、コーンの上に3つのジェラートが乗ったもの。3つのジェラートには一つ一つ想いがある。

●Producer:生産者がわかる安心・安全な原材料
●Natural:化学調味料 不使用
●Super food:*スーパーフード
*栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。

 

 

毎日変わるAmi Cono(アミコーノ)のジェラート

「初めて来られるお客様におすすめは何かと質問されます。けど、Ami Cono(アミコーノ)のジェラートの種類は毎日変わっているのでおすすめが毎日変わる。なので、できたてのジェラートを毎回おすすめさせていただいているのです。」

 

 

イタリアで修行時代のスタンスは変わらず、日本の自分のお店でも毎日旬のフルーツを探す井上氏。季節の変化に合わせて、その時旬のフルーツでジェラートを作るこだわりは、一般のチェーン店では真似ができない。

「毎日、その日に提供するジェラートを作ります。作ったジェラートは日を跨ぐようなことはありません。」

ジェラートに使うフルーツもこだわり抜いている。映画「奇跡のリンゴ」で有名な、農薬を使わないリンゴを使用したジェラートや山梨の絶品の桃を聞きつけその桃をわざわざ取り寄せてジェラートを作る。素材も無農薬を基本としこだわり抜く姿勢もまさに職人である。

 

 

濃厚な落花生や風味がしっかりと活きたチェリー味など、本来のフルーツの味を想いだすほど風味が活かされている。まさに、ジェラートを食べた時に気づく”旬”の味。

 

 

シンプルなジェラート以外にもこだわり抜かれたメニュー

Ami Cono(アミコーノ)のメニューを見ると、一風変わったメニューだと気づく。

 

 

自家製の有機のオートミールで作ったグラノーラ。

 

 

自由が丘のパン屋で特別に作ってもらっているブリオッシュでジェラートを挟んだジェラバーガー。

 

 

井上氏が毎日作っているオーガニッククッキーで挟んだジェラクッキー。

 

 

「店頭では、コーンを目の前で焼いてもらえるジェラコーノのコーンの香ばしい匂いに誘われて、ジェラコーノを注文しがちな傾向にありますが、他の商品も相当のこだわりを持って提供しています。」

 

 

15年の想いようやく叶った ジェラート専門店

「学生の頃から15年色々なこともありましたが、ようやく自分の考えていたお店を開業することができました。」

夢を夢で終わらせる人が多い世の中。その中で強い想いを持ち自分の夢を着実に実現させていった井上氏。

「まだ、開業したばかりで毎日やるべきことに追われています。けれど、自分が夢にまで見たお店。とにかく1年間がむしゃらにやってみようと思っています。」

開店してまだ半年程度しか立っていないAmi Cono(アミコーノ)だが、そのこだわりやお店のコンセプトに惹かれて多くの常連のお客様がいる。

毎日変わるジェラートを通じて、「家族」であるお客様の笑顔にして行く。
自由が丘には、現代の日本が忘れたものを思い出させてくれるジェラート屋がある。

 

 

自由が丘ジェラート専門店 Ami Cono(アミコーノ)住所

 

お店情報
店名:Ami Cono (アミコーノ)

住所:東京都世田谷区奥沢5-27-9

定休日:火曜日

営業時間: 11:00〜19:00

“最後の一口まで美味しい”Ami Cono(アミコーノ)のジェラコーノ

 

自由が丘駅南口から、歩いてすぐ。2017年11月に自由が丘にオープンしたジェラート専門店、Ami Cono(アミコーノ)。専門店こだわりのジェラートの上に、焼きたてのコーンを乗せて食べるジェラコーノはAmi Cono(アミコーノ)の看板メニュー。今回はジェラート専門店Ami Cono(アミコーノ)のジェラコーノを特集する。

 

季節を感じる事ができるAmi Cono(アミコーノ)のジェラート

Ami Cono(アミコーノ)のジェラートは全てが日替わり。

「旬や季節を感じてもらえるような、ジェラートを作りたいんです。」と語る、Ami Cono(アミコーノ)店主の井上氏。

井上氏は、ジェラート修行のため、イタリア・フィレンツェに留学していた。フィレンツェでは、毎日市場にいって旬のフルーツを探しに行く。「舞子、今日は何を作りたい?」といったようなやりとりを師匠としながらその日に作るジェラートを決めていた。

その時に一番美味しいフルーツを使って、ジェラートを作る。そして、ジェラートを通じて旬や季節を表現できる事がとても面白いと感じていたそう。

毎日違う、旬の素材で作られた8種類のジェラートが店頭に並ぶ。その日に提供されるジェラートは、当日の朝に作られ、日を跨ぐ事はない。いつ訪れても、旬の素材で作られたジェラートを堪能する事ができる。

 

Ami Cono(アミコーノ)のジェラコーノ

そんなAmi Cono(アミコーノ)のジェラコーノはこちら。カップに入れられたジェラートの上に熱々のコーンが乗せられる。

ジェラートはシングルとダブルで選ぶ事ができ、値段はシングルが380円、ダブルが580円。その日しかないジェラートの中からお好みのジェラートを選択する仕組みだ。

“最後の一口まで美味しい”、Ami Cono(アミコーノ)のジェラコーノ

ジェラコーノのコーンは注文が入ってから、店頭でひとつひとつ焼き上げられる。焼きたてのコーンと冷たいジェラートの組み合わせは、一度味わうとやみつきになること間違いなしの逸品。

“最後の一口まで美味しく食べてもらい、お客様に満足してもらいたい”という想いから、Ami Cono(アミコーノ)のコーンは注文後に焼き上げられる。

日本ではコーンを食べる人も多いが、イタリアではコーンを捨てる人も多いそう。純粋にアイスが無くなったから、コーンが湿気っているから等の理由だ。

「”捨てる”という事は、最後に食べた1口が美味しくなかったから捨てているのだと考えています。これは好みにもよるかもしれないですが、最後の一口が美味しくないと、お客様が満足しているとは言えない。捨てられず、最後までコーンとジェラートを味わってもらいたい。」

そんな井上氏の想いから、“最後の一口まで美味しい”ジェラコーノが提供されているのだ。

 

ヴィーガン対応の米粉のコーンに変更可能

ジェラコーノのコーンは、米粉を使用したコーンに変更する事も可能。米粉のコーンは動物由来の物を一切使用していないため、ヴィーガンの方でも安心して食べることができる。

井上氏の“どんな人でもおいしく食べられるものを提供したい“という想いから、米粉のコーンは開発された。

「マクロビオティックのお店で働いていた時に、アレルギーやヴィーガンで卵や小麦粉が食べられない人がたくさんいることを知りました。例えば、乳アレルギーの子供はアイスが食べられない。その時、自分がやるお店では、そういったアレルギーやヴィーガンの人でも食べられ、皆に愛されるお店を作れるんじゃないかと思いました。」

ヴィーガンやアレルギーがある方も含め、皆が楽しめるお店、Ami Cono(アミコーノ)。米粉のコーンに変更も可能なジェラコーノは井上氏の想いが詰まった逸品なのだ。

 

 

 

自由が丘ジェラート専門店 Ami Cono(アミコーノ)住所

お店情報
店名:Ami Cono (アミコーノ)

住所:東京都世田谷区奥沢5-27-9

定休日:火曜日

営業時間: 11:00〜19:00

自家製グラノーラとジェラートのコラボ。Ami Cono(アミコーノ)のパフェジェラ

 

自由が丘駅から、徒歩2分。自由が丘の落ち着いた雰囲気に調和するお店、Ami Cono(アミコーノ)。Ami Cono(アミコーノ)は、2017年11月に自由が丘にオープンしたばかりのジェラート専門店。専門店のジェラートに、特製のグラノーラや季節のフルーツを組み合わせた“パフェジェラ“は同店でも人気の高い商品。今回は自由が丘のジェラート専門店Ami Cono(アミコーノ)のパフェジェラを特集する。

 

自由が丘Ami Cono(アミコーノ)のパフェジェラ

Ami Cono(アミコーノ)のパフェジェラは、自家製のグラノーラに季節のフルーツ・ヨーグルトが入っており、更にその上にジェラートとコーンが乗せられているかなり贅沢な逸品。

ヨーグルトの部分は季節に応じて変わる。夏はゼリーが使用される予定だ。

トッピングするジェラートはシングルとダブルで選ぶことができ、値段はシングルが650円、ダブルが780円。日替わりのジェラートの中からお好みのジェラートを選ぶことができる。

滑らかで柔らかいジェラートとザクザクしたグラノーラの食感のバランスが絶妙。見た目はかなりボリューム感があるが、フルーツ系のジェラートと組み合わせるとさっぱりと食べることができる。

 

Ami Cono(アミコーノ)特製グラノーラはグルテンフリー

パフェジェラに使用されているグラノーラは、Ami Cono(アミコーノ)自家製。有機栽培のオートミールに3種のナッツ、3種のドライフルーツが配合されたAmi Cono(アミコーノ)特製のグラノーラとなっている。

小麦粉を完全に使用しない“グルテンフリー”のグラノーラであるため、小麦粉を控えたい方やアレルギーの方でも安心して食べることができる。

 

フルーツの旬を味わうことができるAmi Cono(アミコーノ)のジェラート

Ami Cono(アミコーノ)はフルーツの“旬”に徹底的にこだわったお店。

Ami Cono(アミコーノ)店主・井上氏の“旬や季節を表現したい”という想いから、パフェジェラに入っているフルーツやトッピングに選ぶことができるジェラートは完全に日替わりとなっている。

ジェラートを学ぶため、イタリア・フィレンツェに留学していた経験のある井上氏。フィレンツェでは、旬のフルーツを探しに毎日市場を訪れ、その場で当日作るジェラートを決め、材料を仕入していたという。

 

「イタリアは、栄えている街が点々としていて、それぞれの街に市場があります。修行中楽しかったのが、毎日の買い出し。市場に行って旬のフルーツを探しに行く。その時、師匠が何を作りたいか?っと質問するのです。そこで旬のフルーツを選ぶと本当にジェラートの味としてブレンドする。その日その時、一番美味しいフルーツを使ってその味のジェラートを作れることで旬や季節を表現できることはとても面白いと感じました。」

 

その日、その時に一番美味しいフルーツを自分の目で実際に見て購入する。そして、そのフルーツを使用したジェラートを食べた人が、季節や旬を感じること。

パフェジェラは、井上氏の“旬”へのこだわりがつまった商品でもあるのだ。

 

 

 

自由が丘ジェラート専門店 Ami Cono(アミコーノ)住所

お店情報
店名:Ami Cono (アミコーノ)

住所:東京都世田谷区奥沢5-27-9

定休日:火曜日

営業時間: 11:00〜19:00

モナカから着想を得た自由が丘で人気のジェラート クッキーの秘密|自由が丘 Ami Cono(アミコーノ)

自由が丘駅から南口から少し歩いたところにある “Ami Cono(アミコーノ)”。イタリア人の夏には欠かせないお菓子であるジェラートを専門に扱っているお店は、少し変わったお菓子”ジェラクッキー”を取り扱っている。今回は、Ami Cono(アミコーノ)のジェラクッキーについて特集する。

自由が丘 ジェラート専門店 Ami Cono(アミコーノ)

「学生の時から、老若男女問わず親しまれるお店を持ちたいと思っていました。特にコーヒーが好きだったのでカフェの開業を夢見ていました。」そう語る アミコーノ オーナー井上氏。バリスタの資格まで取得し、行動力溢れる女性だが、ただのカフェでは競合が沢山いる飲食店では経営的に厳しいのではないかと考えていたそう。

「その時出会ったのがジェラートでした。ジェラートやアイスを嫌いな人はほとんどいないですし、自分が思っていた老若男女問わず誰でも親しまれるお店を作れるんじゃないか、そう思いイタリアに修行にいくことを決意しました。」

「イタリアは、栄えている街がいくつかあり、それぞれの街に市場があります。毎日、市場にいって旬のフルーツを探しに行きました。ジェラートが面白いのは、その日その時、一番美味しいフルーツを使ってその味のジェラートを作れること。」

また、この時”旬”の大切さを感じたのだという。

「日本では、毎日いちごがスーパーに並んでいて、旬とか関係なく食べられるようになりました。それはそれで生活が豊かになったことなのですが、イタリアで感じたことは”旬や季節を表現できることの価値”でした。」

アミコーノのジェラートは毎日変わる。それは、その日その時、一番美味しいフルーツを使うためである。

お客様は「家族」 老若男女・趣向問わず皆に愛されるお店

イタリアから帰国し、数年後自由が丘で開業。ジェラートを取り扱うカフェの名前は「Ami Cono(アミコーノ)」と名付けられた。「アミコ」はイタリア語で友達を意味する。

「老若男女問わず、親しまれるお店づくりをしたいという想いからこの名前にしました。」

お店で大切にしていることは”お客様は「家族」”だということ。老若男女・趣向問わずに皆に愛されるお店作りを大切にしているのだという。

「イタリアに帰ってから数年の間、マクロビオティックのお店で働いていました。マクロビオティックは添加物や肉中心の食生活から、自然食や野菜中心の生活にするためのオーガニック料理を提供していました。働く中で、アレルギーやビーガンで卵や小麦粉が食べられない人がたくさんいることを知りました。例えば、乳アレルギーの子供はアイスが食べられない。その時、自分がやるお店では、そういったアレルギーやビーガンの人でも食べられ、皆に愛されるお店を作れるんじゃないかと思いました。」

Ami Cono(アミコーノ)では、保存料、着色料、添加物を一切しようせず、コーンですら米粉を使い使っている。

自由が丘 Ami Cono(アミコーノ)のオリジナル商品 ジェラクッキー

アミコーノのメニューには一風変わった商品がある。

「ジェラクッキー」は、ジェラートとクッキーを挟んだお菓子。イタリアでは、ブリオッシュを挟んで食べる習慣があるものの、クッキーを食べることはあまりない。ジェラクッキーは井上氏のオリジナル商品である。

「コンビニのアイス商品で何が人気か見ていました。その結果、人気だったのがチョコモナカジャンボが男性には圧倒的な人気商品だと知りました。さすがにモナカを作るのはやりづらいので、モナカに近いクッキーに挟んで見たらいいのではと思いジェラートにクッキーを挟んでみました。」


クッキーは、井上氏の手作りのクッキー。パリッとした食感のクッキーではなく、ジェラートが染み込みやすいように柔らかい食感のクッキーを用意。当然、コーン同様アレルギーやビーガンの人でも食べられるよう素材に心がけている。

「ジェラクッキーは、チョコレートやピスタチオなどの濃厚系のジェラートがオススメ。特に若い年代のお客様にクッキーは人気の商品となっています。」

 

 

 

自由が丘ジェラート専門店 Ami Cono(アミコーノ)住所

お店情報
店名:Ami Cono (アミコーノ)

住所:東京都世田谷区奥沢5-27-9

定休日:火曜日

営業時間: 11:00〜19:00

毎日変わるジェラートをブリオッシュに挟んで|自由が丘 ジェラート専門店 Ami Cono(アミコーノ)

自由が丘の南口 マリ・クレール通りを過ぎ、小さな丘の見えるところにお店を構える”Ami Cono(アミコーノ)”。ジェラートを専門に取り扱っているアミコーノの中でも日本でも珍しいメニュー「ジェラバーガー」。ヨーロッパのパンである大きなブリオッシュに挟まれたジェラートは今にも出てきそうなほど大胆に入っている。今回はジェラート専門店アミコーノのジェラバーガーを特集した。

ジェラートとバーガーを合わせたジェラバーガーとは

ジェラバーガーとは、ジェラートにブリオッシュを挟んで食べるバーガーのようなもので「ブリオッシュ・コン・ジェラート」と呼ばれるもの。ブリオッシュは、発症はフランス。フランスパンとは違い、水の代わりに牛乳やバターと卵を多く使い口当たりを軽くした菓子パンのようなもの。フランス王妃であるマリー・アントワネットが言った「パンが食べられないのならお菓子を食べれば良いのに」の「お菓子」がブリオッシュのこと。
厚めのブリオッシュにジェラートを挟み込んだもので、日本の文化にもなく見た目は食べにくそうなのですが、イタリアでは朝食・昼食で当たり前に食べられている。

ジェラバーガーの写真

自由が丘 ジェラート専門店”Ami Cono(アミコーノ)”

自由が丘にあるジェラート専門店”Ami Cono(アミコーノ)”。アミコは、イタリア語で、「友達」という意味で、コーノはイタリア語で「コーン」。アミコーノは、アミコとコーノを組み合わせた造語である。アミコーノオーナー 井上氏は、「お客様、お客様同士が友達になれるように」という想いからこの名前にした。

「もともとはカフェを開業したいと思っていました。ただ、普通のカフェでは経営的に厳しいのではないかと思っていました。他のお店とは”違ったところ”をどう作るか。そう言った考えのもと出会ったのがジェラートでした。ジェラートやアイスを嫌いな人はほとんどいないからカフェとしての特徴としてはとてもいいんじゃないかと思ったのです。」

そこから、独立してお店をもつという目的のために、イタリアへジェラートの修行に行くことに。大きなジェラート屋に修行に行くことも悩んだものの、選んだのは個人でやっているジェラート屋。そこのジェラートに惚れ込んだことも一つの理由である。

毎日変わるジェラートのフレーバー

「イタリアでは、栄えている街が転々としていて、各街に市場があります。修行の際、フィレンツェの小さな街の市場で師匠と買い出しに出ていました。そこで、美味しそうなフルーツを見つけると、それをジェラートに入れて作るわけです。そう言った旬や季節を表現できることはとても楽しいし、日本では価値のあることなんじゃないかって感じていました。」

日本では、技術が進み通年でいちごが食べれたり、バナナが食べれたりする。食べ物があると豊かな気持ちになれるが、やはり”旬”を感じれることは”季節”を感じれることと同義。その時々で、取れるものを食べることこそが人にとって大切なことではないかと、イタリアの修行時代で気づいたそう。修行を終え自由が丘でジェラート専門店を開業。

「イタリア時代で培ったことは日本でもやっていて、毎日美味しそうな旬なものを探しに行っています。だから、アミコーノのジェラートは毎日フレーバーが違っています。」

昨日あったチョコ味は今日あるとは限らない、けれど毎日違う味を楽しみに通う常連のお客様もいるそうだ。

「オススメはどれですか?と聞かれるのですが、毎日フレーバーが違うので答えずらいのです(笑)。ただ、ジェラートも作りたてが一番美味しいので、いつも出来立てのものをオススメしています。」
アミコーノのジェラートは毎日都度作っており、作り置きは一切ない。そういった、職人としてのこだわりもアミコーノの特徴とも言える。

Ami Cono(アミコーノ)のジェラバーガー

そんなアミコーノのジェラバーガーはこちら。

ジェラートはシングルとダブルが選ぶことができ、お好みのジェラートを選択する仕組みだ。ブリオッシュは、自由が丘のお付き合いのあるパン屋に作ってもらったもの。2店舗の違う種類のブリオッシュを取り扱っており、日によってブリオッシュの味も変化がある。種類は、米粉のぎっしりしたパンとふわふわしたパン。ブリオッシュは、当然ジェラートに合うかどうか厳選している。

 

ブリオッシュは、注文が入るとトースターで焼いて、カリッとさせてからジェラートを挟む。あったかいパンと冷たいジェラートが絶妙に合わさってとても美味しい。
「やっぱりコーンを店頭で焼いているのでコーンをお客様は頼みがちですが、ジェラバーガーもとても自信を持った一品です。チョコレートやミルク、ピーナッツ系のジェラートとの組み合わせがとても美味しいです。」

今回、注文させていただいたのが「ピーナッツとチェリー味」のジェラートをダブルで挟んだジェラバーガー。ふわふわの生地に徐々にジェラートが溶けてしっとりしていきます。しっとりとしたパンを一かじりすると染み込んだジェラートが口の中に広がっていきとても美味しい。

アミコーノのジェラートはやわからい食感で、何と言っても味がしっかりしている。落花生が染み込んだパンはピーナツバターサンドぐらいピーナツの風味が出ている。特に果物系のジェラートはオススメで、果物の味がジェラートの中で際立つ。今回食べた、チェリーの風味は甘酸っぱく、非常に香りが良い。ジェラートを食べていると、スーパーで売っているチェリーは風味が消えてしまっていることに気づくのだ。”旬”を食べるということは本来の果物の味を味わうことだと気づかせてくれるジェラートだと言っても過言ではない。

 

 

自由が丘ジェラート専門店 Ami Cono(アミコーノ)住所

お店情報
店名:Ami Cono (アミコーノ)

住所:東京都世田谷区奥沢5-27-9

定休日:火曜日

営業時間: 11:00〜19:00

“日替わりジェラート×日替わりスムージー”。Ami Cono(アミコーノ)のスムジェラ

自由が丘駅南口から、すぐ近く。Ami Cono(アミコーノ)は、2017年11月に自由が丘にオープンしたばかりのジェラート専門店。専門店のジェラートと特製のスムージーが組み合わさった“スムジェラ”は同店でも大人気のメニュー。今回はジェラート専門店Ami Cono(アミコーノ)のスムジェラを特集する。

 

徹底的な“旬”へのこだわり。“日替わりジェラート×日替わりスムージー”

特製のスムージーと専門店のジェラートを一緒に楽しめる、“スムジェラ”。自由が丘のAmi Cono(アミコーノ)では、スムージー、ジェラート共に日替わりの材料が使用されており、その時に一番旬なフルーツを味わう事ができる。

Ami Cono(アミコーノ)の徹底的な旬へのこだわりは、店主の井上氏が““旬や季節を表現できることの価値”を強く感じていることに由来している。

「日本では、毎日いちごやバナナがスーパーに並んでいます。でも、本当はいちごやバナナは食べられる季節は限られているはず。でも、栽培方法が発展したことで旬とか関係なく年を通して食べられるようになりました。それはそれで生活が豊かになったことなのですが、イタリアの修行中感じたことは”旬や季節を表現できることの価値”でした。その日、その時、一番美味しいフルーツを食べられる事の幸せは何事にも変えられません。」

スムジェラの値段は630円。特製のスムージに組み合わせるジェラートをお好みで選択することができる。

2つのジャンルのプロフェッショナルが提供する、夢の共演

Ami Cono(アミコーノ)店主の井上氏は、ジェラートだけではなく、スムージーのプロフェッショナルでもある。

井上氏は、前職マクロビオティックのお店でスーパーバイザーとして働いていた。その当時一番評価された業務が新店舗のための、スムージーのプロデュースであった。

井上氏がプロデュースしたスムージーは、海外の関係者からも高く評価され、スムージーの開発のために、現地への出張を依頼された事も。

スムジェラは、「ジェラ―ト」そして「スムージー」。2つのジャンルのプロフェッショナルである井上氏だからこそ提供できる、夢の共演なのだ。

スムジェラにおススメのジェラートは?

特製スムージーに組み合わせるのは、フルーツ系のジェラートがおススメ。

ジェラートは日替わりで提供されるため、決まった種類があるわけではないのだが、筆者の訪問時には、フルーツ系のジェラートでは、「白桃」や「プラム」が提供されていた。

スムージー自体も旬のフルーツが使用されているため、フルーツ同士の組み合わせとなり、爽やかな甘みと酸味を味わえる。冷たくさっぱりとしたリフレッシュできる美味しさだ。

 

 

 

自由が丘ジェラート専門店 Ami Cono(アミコーノ)住所

お店情報
店名:Ami Cono (アミコーノ)

住所:東京都世田谷区奥沢5-27-9

定休日:火曜日

営業時間: 11:00〜19:00

毎日変わるジェラートでカフェの楽しみも変わる|自由が丘 Ami Cono(アミコーノ)

自由が丘駅から南口から少し歩いたところにある “Ami Cono(アミコーノ)”。イタリア人の夏には欠かせないお菓子であるジェラートを専門店。ジェラートが特徴的なお店ではあるものの、コーヒーを求めてお店に来店する方も多い。その中で、ジェラート専門店として特徴的なメニューが”カフェジェラ”。今回は、Ami Cono(アミコーノ)のカフェジェラについて特集する。

ジェラートを取り扱う「カフェ」を夢見て

「学生の時から、独立してお店を持ちたいと思っていました。コーヒーが好きだったので、カフェをやりたいと夢見ていました。」アミコーノ オーナーの井上氏は語る。

 

「カフェを開きたいという想いはずっと持っていました。けど、ただのカフェでは飲食店は激戦、経営的に厳しくなると考えていました。」

そこで、井上氏が選んだのはジェラート。

 

「アイスやジェラートは嫌いな人はほとんどいない。カフェとジェラートを組み合わせられると特徴的でいいのではないかと思い選びました。」

バリスタの資格を取得後、ジェラートの本場 イタリアへ修行に行くことに。

 

自由が丘でジェラート専門店 Ami  Cono(アミコーノ)

イタリア帰国して数年後、自由が丘でジェラート専門店 Ami Cono(アミコーノ)を開業。ジェラートは、保存料、着色料、化学調味料を一切使っていない。

 

「老若男女・趣向を問わず、みんなから愛されるお店にしていきたい。」

イタリア帰国後、オーガニック専門店で店舗運営をしていた井上氏。そこで、アレルギーやビーガンにより食べられるものが限られている人がたくさんいることに気づいた。

 

「アレルギーだからといってアイスを食べられないのはかわいそうだと思いました。なので、アミコーノでは化学調味料や添加物を一切使っていません。本当に誰でも食べられて、笑顔になれるようなジェラートにしたいと思ったからです。」

毎日きたくなる、毎日変わるジェラート

「アミコーノのジェラートは毎日変わります。日本では毎日いちごを食べることができます。でも、一昔前では、季節に応じて”旬”のものを食べるのが美味しいですし、カラダにもいいはず。イタリアではそういった生活をしていました。その日その時、一番美味しいフルーツを使うことでジェラートも美味しくなります。」

普通のお店では工数もコストもかかるため毎日味を変えることはできません。井上氏は毎日仕入れにいき、”旬”なものを探してその日のジェラートを作る。まさに、職人技のジェラートである。

 

Ami Cono(アミコーノ)自慢のカフェジェラ

「もともとはカフェを目指していたのでコーヒーにも自信を持っています。けど、やはりジェラートのケースが目立つので、コーヒーも一緒にということにはなりづらいと思いました。そこで、組み合わせたら美味しいし面白いかもと思い、カフェにジェラートを乗せたカフェジェラをはじめました。」

カフェジェラをきっかけにコーヒーを仕事終わりに飲みにきてくれる方も増えたそう。コーヒーはジェラートが甘いので少し苦めだが、スッキリした味わいである。

 

「コーヒーに合うのは当然ミルク系のジェラート。ただ、ちょっと失敗だったのは、初めのうちは好きなジェラートを上に乗っけられるという仕組みにしていました。お客様によっては、アイスコーヒーに果物系のジェラートを頼む人もいる。それはちょっと合わないんじゃないかなっと思っていました。そこで、アイスコーヒー以外にもアイスティー、アイスカフェラテも選べるようにして、ジェラートと飲み物がちゃんとカスタマイズできるような仕組みにしました。」

 

毎日変わるジェラートにカフェの楽しみも変わる

アミコーノのジェラートは毎日変わる。今日は、どのジェラートを乗せてカフェを楽しもうか、と思って来店される方もいるそう。

ジェラートとカフェが融合したことで、カフェの楽しみ方が変わった。

 

井上氏が高校生の頃から夢見ていたお店が実現した一瞬なのだ。

 

 

自由が丘ジェラート専門店 Ami Cono(アミコーノ)住所

 

お店情報
店名:Ami Cono (アミコーノ)

住所:東京都世田谷区奥沢5-27-9

定休日:火曜日

営業時間: 11:00〜19:00