クリーム・ジャム・コンポート

コクのあるレモンシロップの作り方♪グラニュー糖とはちみを使ったレシピ

調理時間
約20分
費用目安
450円

今回は、レモンにグラニュー糖、はちみつを加えたレモンシロップの作り方の紹介です。はちみつを入れることで、コクが出て風味も増します。

レモンティーやレモネードなどのドリンクはもちろん、焼き菓子やゼリーに利用しても美味しく召し上がれますよ♪

また、酢と油を加えるとさわやかなレモンドレッシングが簡単にできます。香り高いシロップなので合わせ調味料として使うのもおすすめです。汎用性が高いので一つ作っておくと何かと便利に使うことができます!

グラニュー糖を完全に溶かすためのポイントも解説しているので参考にしてください。

材料

材料
分量
レモン(国産)
2個(約180g)
グラニュー糖
130g
はちみつ
40g

作り方【準備】

1

瓶は煮沸消毒しておきます。

作り方

1




レモンは塩でこすり洗いをしたら、クッキングペーパーでしっかりと水気を拭き取り、ヘタをカットします。※水滴の付着は、カビが発生する原因となるので注意してください。

2




5㎜程度の薄切りにし、種は取り除きます。

3




煮沸消毒した瓶に、グラニュー糖、スライスレモンを交互に重ねて入れます。

4




最後にはちみつを加えて蓋をします。1日1回はゆすってください。グラニュー糖が沈殿してなかなか溶けない場合は、清潔な箸で軽くかき混ぜてください。

5




6時間経過後の状態です。レモンの果汁がかなり出ています。グラニュー糖は上部は溶けていますが、底は沈殿して固まった状態です。

6




3日後の画像です。底にわずかにグラニュー糖が沈殿していますが、ほとんど溶けています。

7




完全に溶けるまで4日程かかりました。室温や作る量などにより完成までの日数は異なります。砂糖が完全に溶けたら冷蔵庫で保存してください。

ポイント

グラニュー糖の量を減らし過ぎると発酵しやすくなります。砂糖を控えたい場合は、2割減くらいにしておきましょう。砂糖が完全に溶けたら冷蔵庫に保管することをおすすめします。 

○1日1回はかき混ぜましょう。

グラニュー糖で作るシロップは、グラニュー糖が沈澱して固まりやすいです。そのため、混ぜないで放置したままにすると下は糖度が高く、上は薄いシロップになります。薄いシロップでは、浸透圧の関係からレモンエキスが出てこないので、1日1回はかき混ぜる必要があります。

シロップの濃度が上と下で均一になるよう、清潔な箸でやさしくかき混ぜることが、溶け残りのない美味しいシロップを作るポイントです。また、この時、果実に当たらないようにすると、シロップが濁りません。ゆする場合は、全体濃度が均一なシロップになるよう、瓶を大きく傾けると良いでしょう。そして、レモンにもしっかりとシロップが絡むようにしましょう。

○皮をむくと苦味が抑えられます。ちなみに皮ごと漬けても黄色いレモンの場合は、レモンらしいほど良い苦みです。青いレモンは皮をむくことをおすすめします。

 ○輸入レモンは防カビ剤が使用されているので、国産レモンのご使用をおすすめします。

【レモンシロップのアレンジ】

レモンティー・レモネード・レモンスカッシュなどのドリンク

熱い紅茶に入れると甘く漬けたレモンがとっても柔らかくなり、そのまま美味しく召し上がれます。フレッシュレモンとは異なる味わいです!

クッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子の材料

レモンを刻んで、クッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子に加えるとさわやかなレモンクッキーやパウンドケーキに仕上がります。

 レモンゼリー

濃いめに作ったレモネードをゼラチンで冷やし固めます。甘酸っぱいレモンゼリーが簡単に作れます。

 レモンヨーグルト

プレーンヨーグルトにシロップとレモン漬けを入れるのもおすすめ。また、凍らせてフローズンレモンヨーグルトにしても美味しく召し上がれます。

 レモンソース

レモンシロップに白ワイン、醤油を加えるとさわやかなレモンソースになります。チキンソテーや唐揚げなどの肉料理と相性が良いです。

 レモンドレッシング

酢と油を加えればレモンの香り豊かなドレッシングになります。