人気の「高カカオチョコレート」効果・デメリットまとめ

子どもから大人まで大人気のチョコレート。

チョコレートは美味しいだけでなく、最近では機能性の高いものや高カカオチョコレートなどがあり、健康志向の方にも人気のおやつとなっています。

この記事では、高カカオチョコレートの効果やデメリットについてご紹介します。

高カカオチョコレートのデメリットは?

高カカオチョコレートとは、カカオの含有量が高いチョコレートのこと。

通常のチョコレートに含まれるカカオは30%前後ですが、高カカオチョコレートにはカカオが70%以上含まれています。

体に良さそうに思えますが、実は食べすぎると良くないことも…。デメリットについて詳しく説明します。

高脂質・高カロリー

ミルクチョコレートとビターチョコレート、どちらが高カロリーかご存じでしょうか。

実は一般的に、ミルクよりもビターチョコレートの方が高カロリーです。

高カカオチョコレートには、一般的なチョコレートと脂質やカロリーが同じくらいか、それ以上ある商品が複数あります。

購入する際はカロリーをチェックして、食べすぎないようにしてください。

カフェインの摂りすぎ

カフェインには、ストレスを緩和したり集中力を高めたりと嬉しい効果があります。

しかしカフェインを摂りすぎると眠れなくなったり、頭痛や嘔吐などの症状を引き起こしたりします。

チョコレートに含まれるカカオの割合が高いほどカフェイン量も多いため、食べすぎには注意が必要です。

板チョコ1枚程度ならカフェイン量に問題はありませんが、カロリーも踏まえて、25gまでにしましょう。

胃もたれ・胃痛

カカオには、食物繊維が含まれています。

食べすぎると胃腸の調子が乱れ、腹痛や下痢を起こす場合も。

また高カカオチョコレートは脂質が高めなので、過剰摂取すると胃もたれしたり、コレステロール値が上昇したりします。

高カカオチョコレートの効果は?

高カカオチョコレートは、食べすぎると脂質や糖質を摂りすぎるため注意が必要です。

量を守って食べれば、以下のような健康に良い効果が得られます。

  • 便通改善
  • 血圧低下
  • 血糖値改善
  • アンチエイジング
  • 動脈硬化予防

普段食べているお菓子の代わりに、高カカオチョコレートを取り入れてみませんか。

便通改善

チョコレートにも、食物繊維が含まれています。

特に高カカオチョコレートは、便通改善の効果が期待できます。

カカオ成分の低いミルクチョコレートは、原料からカカオマスが取り除かれているので、便通改善にはあまり効果がありません。

血圧低下

高カカオチョコレートに含まれるポリフェノールは、抗酸化作用を持っています。

ポリフェノールが炎症を和らげ、血管を広げることで血圧が低下する可能性があります。

血糖値改善

高カカオチョコレートは、低GI食品です。

GIとは食品を食べた際の消化吸収のされやすさを示す指数です。

低GI食品を摂取すると糖の吸収が緩やかで、急激に血圧が上昇するのを防いでくれます

。間食を高カカオチョコレートに置き換えると、血糖値をコントロールしやすくなりますよ。

アンチエイジング

カカオには、老化の原因になる「糖化」を防ぐ効果があります。

糖化とは、糖分が脂質やタンパク質と結びつくこと。糖化すると、老化を促進させる成分(AGE)が発生します。

AGEが原因で、肌のハリやツヤがなくなったり、くすんだりして、老けた印象になってしまいます。

糖化を防ぐために、高カカオチョコレートのような低GI食品を積極的に摂りましょう。

動脈硬化予防

ポリフェノールの効果は、血圧低下や血糖値のコントロールだけではありません。

ポリフェノールは悪玉コレステロールの酸化を防ぐので、動脈硬化の予防にもつながります。

また抗酸化作用で、血管をしなやかにしてくれます。

高カカオチョコレートを食べると痩せる?

高カカオチョコレートを食べたら痩せるというよりも、普段のお菓子を高カカオチョコレートに置き換えることで、ダイエットの効果があります。

  • 糖質やカロリーを抑えられる
  • 食物繊維による便通改善効果
  • 血糖値の急上昇を抑えられる

血糖値が急上昇すると、血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。

インスリンは糖を脂肪に変える作用があるので、太りやすくなるのです。

高カロリーな菓子パンやスナックなどをやめて高カカオチョコレートに置き換えれば、太りにくい体になる可能性があります。

高カカオチョコレートはどれくらい食べて良いの?

高カカオチョコレートの摂取の目安は、一日あたり100〜150kcal程度ほど。

一日の間食のカロリーの目安は200kcalとされているので、この数値の中におさまるようにしましょう。

「チョコレート効果」は一日何個まで?

チョコレート効果の公式ホームページによると、一日の目安は、3〜5枚とされています。

カロリーに置き換えると、約84〜141kcalです。

「チョコレート効果カカオ72%」は1日何個まで?

「チョコレート効果」には、カカオの含有率が72%のもの、86%のもの、95%のものと3種類あります。

カカオの含有率が高くなるほど、含まれるポリフェノールの量が多くなります。

ポリフェノール自体に、一日の摂取量の制限はありません。

どの「チョコレート効果」を選んだとしても、一日の目安は3〜5枚です。

高カカオチョコレートを食べ過ぎるとどうなる?

高カカオチョコレートを食べ過ぎると、次のようなデメリットがあります。

  • カロリーの摂りすぎ
  • 脂質の摂りすぎ
  • カフェインの摂りすぎ

脂質は摂りすぎると体重増加や生活習慣病の原因になるため、注意してください。

またカフェインを摂りすぎると、興奮作用や利尿作用で眠れなくなる場合があります。

高カカオチョコレートを食べるタイミング

健康に良い高カカオチョコレートをうまく活用するには、タイミングが重要です。

ポイントは一度にたくさん食べずに、小分けにして摂取すること。

午前中に1〜2枚、午後に1〜2枚と分けて食べると、血糖値がバランス良く保たれます。

高カカオチョコレートは適量を楽しもう

高カカオチョコレートは健康志向の方にぴったりのチョコレートです。

間食を高カカオチョコレートに置き換えて、ポリフェノールをたっぷり摂りましょう。

便通改善、血圧や血糖値の改善・アンチエイジングなど、嬉しい効果が得られますよ。

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