焼き菓子

チョコレートのカヌレのレシピ!混ぜるだけで意外と簡単♪シリコン型使用

調理時間
45分
費用目安
280円

フランス南西部、赤ワインの名産地ボルドー地方の伝統焼き菓子、カヌレ。

外はカリっと、中はもっちりした食感が新しいと日本でも人気が高まり、最近では専門店も増えています。

「カヌレ」とはフランス語で「溝のついた」という意味で、縦に溝が入った形からその名がつきました。

縦溝の入った鐘のような形にするには専用の銅型が必要で、その型が高価な事から、手作りするには少しハードルが高いお菓子です。

今回は、そんなカヌレを手軽に作れるシリコン型で作りました。

生地の作り方も、材料を混ぜて焼くだけの簡単レシピです。

憧れのカヌレが、こんなに手軽にカヌレが作れるの!?と驚くようなレシピなので、ぜひ一度チャレンジしてみてください!

材料(8個分)

材料
分量
牛乳
270ml
クーベルチュール スイートチョコレート
35g
薄力粉
50g
ココアパウダー
15g
グラニュー糖
100g
L1個
卵黄
L2個分
ラム酒
大さじ1

作り方【準備】

1

チョコレートがブロックの場合は、粗く刻んでおく。

2

薄力粉とココアパウダーは合わせてふるっておく。

3

全卵と卵黄は合わせてよくといておく。

4

オーブンは200℃に余熱しておく。

準備のポイント

・チョコレートはお好みで高カカオチョコレートにしてもOKです。

・ココアパウダーは、砂糖を含まない純ココアを使いましょう。

・ラム酒は香り付けとして、カヌレ独特の風味を出すのに入れますが、小さいお子さんや妊娠中の方など、お酒を控えている方向けに作る場合は、ラム酒無しでも作れます。

作り方

1




鍋に牛乳を入れ、火にかけます。
沸騰すると口当たりが悪くなるので、沸騰直前で火を止めてください。

2




鍋の縁にあたる牛乳が、小さい泡になってふつふつとし始めたら、沸騰直前の合図です。

3




火を止めたら温かいうちにチョコレートを入れ、溶かします。
チョコレートが完全に溶けたら、そのまま冷ましておきます。

4




ボウルに、合わせてふるっておいた薄力粉とココアパウダーを入れます。
粉の真ん中にくぼみを作り、そこに工程③のチョコレート液を2〜3回に分け加えます。
チョコレート液の真ん中にホイッパーを立てて、ぐるぐると円を描きながら、少しずつ粉を崩すようにして混ぜていきます。

5




粉気がなくなって、大きなダマが見えなくなったらOKです。

6




工程④のボウルに、合わせてといておいた卵を2〜3回に分け加えます。
その都度よくなじむまで混ぜましょう。
この時も、ホイッパーは縦に持って混ぜ、泡立てないようにぐるぐると混ぜてください。

7




最後にラム酒を加え混ぜます。
よくなじんだらカヌレ生地の出来上がりです。

8




ボウルにラップをして、冷蔵庫で半日〜一晩寝かせます。

9




寝かせたカヌレ生地を1時間程度常温に戻し、ボウルの底に溜まった粉類をよく混ぜます。
シリコン型にオイルスプレーを吹きかけるか、薄くバターを塗り、カヌレ生地を8分目まで流します。

カヌレ生地は液状で、液の入ったシリコン型は移動し辛いので、型は天板に乗せた状態で生地を流しましょう。

10




余熱しておいた200℃のオーブンで25分焼成します。
25分経ったら一度型を取り出し、膨らんだ生地を型に押し戻します。
生地は熱いので、クッキングシートを被せて、軍手やミトンを使ってギュッと押し付けましょう。

オーブンに型を戻して、焼成温度を170℃に下げて、35分焼成します。
焼き上がったら、型から外して出来上がりです。

ポイント

一晩寝かせた生地は、ボウルの底に粉類が溜まっているので、液体と粉類が混ざってとろっとした液体になるまで再度しっかり混ぜましょう。

生地に薄力粉のダマができてしまった場合は、工程③の後一度濾し器で濾してください。

チョコレート生地は焼き色がわかり辛いので、温度調整はマメに状態を見ながら行ってください。

型から外す時は、シリコン型を底から押し出すように外すと綺麗に剥がれます。

焼き上がりは外側がカリっと、中はしっとりした食感ですが、冷やして全体をしっとりさせて食べても美味しいですよ。