マカロン

失敗・上手にできなかったマカロンをリメイク!マカロンラスクのレシピ

調理時間
1時間
費用目安
200円

お菓子作り上級者でも難しいと言われる、手作りマカロン。

マカロナージュや生地の乾燥など、慣れていないと見極めが難しい工程が多く、失敗しやすいお菓子です。

失敗例として、焼いたらひび割れした、膨らまなかった、ピエがうまく出なかった・・・などが多いと思います。

上手に作れるようになるには、失敗を繰り返し、何度も練習するのが一番。

とはいえ、実際は失敗したマカロンの使い道に困るのではないでしょうか?

今回は、思ったように焼けなかったマカロンをリメイクした、「マカロンラスク」をご紹介します。

形はマカロン、なのに食感はラスクのようにザックザク。

そのまま食べても美味しいですが、デコレーションしたり、砕いてトッピングに使っても美味しいですよ!

もちろん最初からマカロンラスクとして作るのもOKです。

今までマカロンに苦手意識を持っていた方も、ぜひこのレシピで苦手克服にチャレンジしてみてください。

材料【マカロンラスク生地】

材料
分量
卵白
50g
グラニュー糖
35g
アーモンドパウダー
50g
粉糖
50g
食紅(赤)
適量

材料【デコレーション】

材料
分量
コーティングチョコ(ミルク)
50g程度
コーティングチョコ(ホワイト)
50g程度
アーモンドダイス
適量
いちごパウダー
適量

作り方【準備】

1

アーモンドパウダーと粉糖を合わせて軽く混ぜておく。

2

絞り袋に丸口金をセットしておく。

3

オーブンは160℃に設定しておく。

ポイント

・マカロンガイド付きのシリコンマットが無い場合は、オーブンシートにφ4cm程度の円を書いておく。

使う時は裏返して使うので、中太程度の油性ペンで、裏返してもはっきり見えるようにしておきましょう。

作り方

1




メレンゲを作ります。
ボウルに卵白とグラニュー糖ひとつみまみを入れ、ハンドミキサーの高速で撹拌します。

2




その後、グラニュー糖を3回に分け加え、ピンと角の立った硬めのメレンゲになるまで撹拌します。

3




②のメレンゲに、合わせておいたアーモンドプードルと粉糖をふるいながら加え、ゴムベラで粉気がなくなるまで混ぜます。
色を付ける場合は、途中で食紅を加えます。

4




ひとまとまりに集めた生地を、ボウルの縁にゴムベラで擦り付けるように伸ばします。
ひととおり伸ばしたら再び集めて伸ばす、を繰り返します。

4〜5回繰り返したところで、一度持ち上げて柔らかさを見ます。
ゴムベラですくった時、トロっとリボン状につながって落ちればマカロンとして適当な柔らかさです。
ボトっと落ちるようならまだ硬め、サラサラと流れるように落ちるようなら柔らか過ぎます。

今回は、マカロンラスクとして作るので、少し硬めに仕上げました。

5




できたマカロン生地を絞り袋に流し、天板に乗せたマカロンガイド付きシリコンマットに絞り出します。
絞り終わったら、天板の底をトントンと叩き、生地表面を平らにならします。

そのまま乾燥させます。
生地表面を指で触っても何もついてこなくなるまで、冬の寒い乾燥した時期なら1〜2時間、夏の湿度の高い時期なら半日程度を目安に乾燥させてください。

6




乾燥が終わったら、予熱しておいた160℃のオーブンで3分焼成します。
続いて130℃に下げて15分〜18分焼成します。

この時点で焼き上がりを見て、上手にマカロンができていれば、マカロンとして使ってもOKです。

今回のように割れ目ができたり、焼き色がついてしまったり、ピエが出ていない状態であれば、マカロンラスクとして仕上げましょう。

オーブンをさらに120℃に下げ、追加で10分程度焼成します。
表面が乾いてパリッとしていたら出来上がりです。

7




マカロンラスクはそのまま食べても美味しいですが、今回はさらにチョコレートでデコレーションします。

湯せんで溶かしたコーティングチョコに、マカロンラスクを半分浸し、オーブンシートの上に乗せて乾かします。
チョコが乾かないうちに、アーモンドダイスやいちごパウダーをふりかけ、チョコレートが乾いたら出来上がりです。