焼き菓子

ラム酒たっぷり♪ブリオッシュ生地のサラバンのレシピ!専用型不要

調理時間
2時間30分(発酵時間を除く)
費用目安
560円

フランスの伝統菓子「サバラン」をご存じですか?

サバランとは、リング型のブリオッシュ生地に洋酒入りのシロップをたっぷり染み込ませた、大人のケーキです。

種類としてはケーキになりますが、生地の作り方はほぼパンと同じ。

専用の型が必要な事や、パン生地を作るのが苦手な方には、少しハードルが高いお菓子かもしれません。

今回は、そんなサバランを専用型無しで、生地作りもホームベーカリーを使って簡単に作れるレシピをご紹介します。

初めてサバランにチャレンジする方も、パン生地作り初心者の方にも失敗なく作れるレシピなので、ぜひ一度作ってみてください。

材料【ブリオッシュ生地】(6個分)

材料
分量
薄力粉
20g
強力粉
80g
卵黄
35g
牛乳
35g
グラニュー糖
35g
1.5g
ドライイースト
12g
バター
45g

材料【シロップ】

材料
分量
200ml
レモン汁
大さじ1
グラニュー糖
90g
ラム酒
70ml

材料【トッピング】

材料
分量
あんずジャム
20g
ラム酒
小さじ1
生クリーム
100ml
グラニュー糖
小さじ1〜お好みで

作り方【準備】

1

焼き上がった生地に穴を開けるための筒を準備しておく。

2

マフィン型に薄くバターを塗るか、オイルスプレーを吹きかけておく。

3

オーブンの余熱は200℃に設定しておく。

4




今回は、クリアファイルを使って簡単に筒を作りました。
クリアファイルを長方形にカットして丸め、直径2cm程度の筒状にします。
丸めたらマスキングテープ等で留めておきます。

5




その他コロネ用のステンレス製の型を使うか、マフィン型をドーナツ型に代えて作れば、穴を空ける必要がないので便利です。

作り方

1




ホームベーカリーに生地の材料を全て入れてセットし、一次発酵まで終わらせます。
今回使用したホームベーカリーは、ドライイーストを別にしてセットするタイプのものです。
ドライイーストの入れ方についてはホームベーカリーごとに違うので、ご使用のホームベーカリーの使い方に従ってください。

2




一次発酵まで終えた生地をボウルに移し、ガス抜きをします。
生地を6分割し、丸めて濡れ布巾をかけて15分ベンチタイムを取ります。

3




オイルスプレーをふった型に生地を丸めて入れます。
生地が収まったら35℃で40分、二次発酵させます。
二次発酵が終わったら、予熱しておいた200℃のオーブンで13〜15分焼成します。

4




型から外して粗熱を取った生地の、膨らんでデコボコした部分をスライスして平らにならします。この部分が底になります。
スライスしたカット面を上にして、筒で穴を開けます。
焼き色がついた表面から筒を入れても、硬くて入りにくく生地が破れてしまうので、必ずカットした柔らかい面から穴を開けましょう。

5




シロップを作ります。
大きめの鍋に水とグラニュー糖を入れ、火にかけます。
グラニュー糖が溶けたら火を止め、ラム酒を加えてよく混ぜます。

6




シロップができたら、工程④の生地をカットした面を下にして入れます。
カットした面を底にして入れる事で、シロップが染み込みやすくなります。
この状態で1時間程度おき、シロップがこれ以上吸わなくなったら裏返して、シロップがほとんどなくなるまで吸わせます。

7




シロップが充分に染み込んだら、バットなどにあけてラップを被せ、冷蔵庫で2時間以上冷やします。

8




あんずジャムとトッピング用ラム酒小さじ1を混ぜて、刷毛で生地表面に塗ります。

9




生クリームとグラニュー糖をボウルに入れて、ボウルの底を氷水にあてながら8分立てまで泡立てます。
泡立てた生クリームを絞り袋に入れて、生地の筒部分に絞り出し、最後に穴を塞ぐように絞り出します。

10




お好みでさくらんぼやフルーツを飾ったら出来上がりです。