フランスでは、1月のエピファニー(公現祭)に食べられている伝統菓子ガレット・デ・ロワ。中にはフェーヴという陶器の人形が入っていて、自分の分にフェーヴが入っているとその日一日王様あるいは女王様になれます。
フランジパンヌというアーモンドクリームとカスタードを合わせたクリームをパイ生地で挟むのが主流ですが、今回はノワゼットパウダーを使うことで、香ばしい風味とコクをプラス。オレンジの酸味と砕いたチョコレートがアクセントになっています。またパイ生地はフィユタージュ・アンヴェルセというバターで粉を包む生地になっていますのでサクサク感が長持ちします。