焼き菓子

ホームベーカリーで簡単!マフィン型を使って作るクイニーアマンのレシピ

調理時間
1時間40分(焼成時間・発酵を除く)
費用目安
380円

フランスのブルターニュ地方の伝統菓子「クイニーアマン」。

薄力粉と強力粉を混ぜたものにドライイースト等を加え、ブリオッシュ生地を作った後、バターを折り込んで作ります。

材料としてはパンに似ているため、日本ではパン屋さんで見かける事も多いお菓子です。

今回は、そんなクイニーアマンの生地をホームベーカリーを使って簡単に、型もマフィン型を使って手軽に作れるレシピでご紹介します。

サクサクパリパリのブリオッシュ生地に、たっぷりグラニュー糖を使った甘いカラメルが組み合わさって、パンのようなお菓子のような楽しい食感とお味が楽しめますよ。

材料(17cmのパウンド型1台分)

材料
分量
強力粉
170g★
薄力粉
30g★
ドライイースト
2g★
3g★
グラニュー糖
15g★
卵黄
L1個分★
130ml★
折込用バター
100g
仕上げ用グラニュー糖
適量

作り方【準備】

1

オーブンは250℃に余熱しておく。

2

折込用バターは15cm×20cmのシート状にしておく。

準備のポイント

折込用バターは、硬い状態のバターをラップで挟み、麺棒で伸ばしてシート状にします。

厚みが均一になるようにのばしましょう。

気温が高い夏場などは、作業中にバターが溶けてくるので、手早く作業しましょう。

途中で溶けてきたら、冷蔵庫でしばらく冷やしてから作業してください。

できたらラップに包んだまま冷蔵庫に入れておきます。

作り方

1




★印の材料を全て入れて、ホームベーカリーのパン生地コースで一次発酵まで終わらせておきます。
一次発行が終わったら捏ね台にあけてガス抜きをし、丸めて濡れ布巾をかけて15分、ベンチタイムを取る。

2




生地を麺棒で20cm×30cmに伸ばす。
生地が扱いやすいように、台や麺棒、生地に打粉をふりながら作業しましょう。

3




伸ばせたら、真ん中にシート状のバターを置いて、上下から包みます。

4




真ん中の繋ぎ目はしっかり繋いで置きましょう。

5




④の生地を、方向を変えて再度20cm×30cmに伸ばします。
上下から生地を折りたたみ、真ん中で合わせて二つ折りにします。

6




できたら一旦冷凍庫で15分程度冷やします。

7




生地を縦長に置き、再び生地を20cm×30cmまで伸ばします。
伸ばしたら上下から折り込んで、今度は上下の生地を重ねて三つ折りにします。
できたら冷凍庫で15分程度冷やします。

8




生地を縦に置き、再度20cm×30cmまで伸ばします。

9




できたら下からくるくると生地を巻いて筒状にし、6等分にカットします。

10




マフィン型にバターを塗り、グラニュー糖(分量外)をまぶします。
そこに生地をひとつずつ入れ、濡れ布巾をかけて35℃で40分、二次発酵します。
二次発酵が終わって、マフィン型から生地がはみ出て膨らんでいる場合は、ギュッと型に押し込んでおきましょう。

11




二次発酵が終わったら、表面にたっぷりとグラニュー糖をふりかけます。

12




余熱しておいた250℃のオーブンで15〜18分焼成します。
焼成中膨らんだ生地を、アルミホイルかクッキングシートを使って何度か押さえます。
熱いので軍手やグローブを使って作業してください。

こんがり焼き色がついたら出来上がりです。
焼けたらすぐに型から外し、粗熱を取ったら出来上がりです。

ポイント

パン生地は、作業しやすいように、マメに打粉をしてください。

夏場などの室温が高い時は、バターが溶けやすいため手早く作業し、溶けてきたら一旦冷凍庫で冷やして作業してください。

焼成中、膨らんだ生地を押さえる時は、生地が高温になっているので、軍手やグローブを使って作業しましょう。