チョコレートが白く変色…食べても大丈夫?最適な保存方法は?
仕事や学業の合間に、ティータイムのお供に、貰いもので…など、何かと食べる機会が多い”チョコレート”。一方で、「後から食べようと思っていたら、いつの間にか白く変色していた」、「食べるのを後回しにしていたら、気づいた時には賞味期限が切れていた」という経験はないでしょうか?当記事では、チョコレートの白く変色する理由や最適な保存方法に関して紹介させて頂きます。
チョコレートが白く変色する理由は?
チョコレートが白くなったり、まだらになったりするのは、「ブルーム現象」と言われており、急激な温度変化が原因で起こる現象です。
白く変色した部分は、チョコレートに含まれるココアバターが温度の上昇により、製品の表面に溶け出したものになります。食べても問題ありませんが、風味や口溶けは損なわれてしまいます。
ちなみに、白く変色した部分はカビと間違えられることも多いですが、チョコレートにカビが発生することはまずありえません。
賞味期限切れのチョコレート、食べても大丈夫?
賞味期限は「未開封の状態で、所定の環境に置いた状態でおいしく食べられる期限」のことを指します。
そのため、賞味期限をすぎた状態であってもすぐに食べられなくなることはありません。また、チョコレートには水分をほとんど含んでいないため腐ることはほとんどありません。
ただし、味や風味は劣化していきますので、なるべく早めに食べるようにしましょう。
チョコレートの最適な保存方法は?
チョコレートの適正温度は15℃~22℃で、基本的には常温保存でOKです。
室温が高温になる季節は冷蔵庫に保存しましょう。
地域にも寄りますが、6月~8月の真夏の時期は冷蔵庫に保存することが望ましいです。
夏場の車の中や、冬場の暖房器具のそばにはなるべくいおかないようにしましょう。
また、冷蔵庫に保存していた場合は、食べる30分前に常温に戻すことによって、よりおいしく召し上がることができます。
チョコレートの保存方法まとめ
チョコレートの保存方法のポイントをまとめると次の2点です。
①チョコレートの保存方法は基本的には常温
②冷蔵庫に保存する場合は、食べる30分前に常温に戻す
上記2点を参考に、チョコレートを本来の風味・おいしさで召し上がって頂けますと嬉しいです。