天皇も愛した「松屋常盤」の和菓子たち!”生命力溢れる和菓子”が揃う店

「松屋常盤」は京都御所南、境町御門からほど近い場所に店舗を構える老舗和菓子店です。

松屋常盤の代表銘菓・味噌松風は、和風カステラを連想させるような見た目と、究極の美味さのバランスを兼ね揃えた美味さが魅力。

今回は、そんな「松屋常盤」の和菓子について、たっぷりとご紹介させて頂きます。

松屋常盤

350年以上の歴史がある「松屋常盤」は、創業当時から、御所や茶道の家元などにその和菓子を納めてこられました。その伝統は、今もなお引き継がれ、現当主は16代目になります。店づくりに関しては、創業当時からずっと家族のみで続けてこられたのだそうです。

先代から受け継ぐ製法、そこから生まれる、どこか懐かしく、けれど「松屋常盤」流と言える和菓子の数々は、どれだけの老舗和菓子店であろうとも、真似できない”味”と”存在感”であると言い切れるのではないでしょうか。

京都の人は、子供の頃から松屋常盤の味噌松風を食べ親しんでいるのでしょうね。

松屋常盤のお菓子といえば!カステラより美味いと評判の味噌松風

「松屋常盤」の代表銘菓、味噌松風。

ちなみに松風御三家の一つといわれているようです。松風御三家とは亀屋陸奥、松屋藤兵衛、松屋常盤のことを指します。

特徴

西京味噌と小麦粉に砂糖を加えて練り焼き上げ、表面には黒胡麻が散りばめられています。こんがりきつね色に焼き上げられたそれは、西京味噌の香ばしさと、程よい甘さ、そこに黒胡麻が良い塩梅のバランスで存在を効かしてきます。

口の中に入れると、ふんわりと卵の甘い香りも・・・。『優しい味』こんな言葉がしっくりきます。

見た目はまるでカステラのよう。しかし食感はカステラよりもやや固め。箱いっぱいに詰められた味噌松風、ぜひとも家族やお友達など数人で切り分けて楽しんで頂きたいものです。

パッケージも時代感じるデザインなのでぜひ注目してみて下さい。

ちなみに、味噌味のスイーツは「松屋常盤」の味噌松風を含め他にもあり、人気を博しています。

味噌松風の切れ端も販売

自宅用なんかに丁度いい切れ端。価格も安めです。

原材料

  • 小麦粉
  • 砂糖
  • 西京味噌
  • 黒胡麻

これだけで味噌松風ができるなんてびっくり!

由来や歴史

ちなみに、味噌松風の名前の由来は、謡曲の『松風』から取られたそう。この歌詞の中にある「浦寂し、鳴るは松風のみ」このフレーズと「焼き色が裏についていない様子が寂しい」とをかけた”言葉遊び”により誕生した名前なのだとか。

大徳寺住職の江月和尚から伝授され、一子相伝で今まで数百年にわたって伝わっています。

購入場所について

基本的に味噌松風は「松屋常盤」の店舗でのみ購入が可能。

尚、JR名古屋タカシマヤなど京都以外でも曜日や個数限定で松屋常盤の味噌松風を買えるという情報もあるので、遠方の方は近くの百貨店の情報を日頃からチェックしておくと良いかもしれません。

賞味期限

味噌松風の日持ちは、当日含め3日とやや短め。特別な場所へのお持たせとしても人気な味噌松風、ぜひとも京都へ行かれた際の手土産にチョイスしてみて下さいね。

松屋常盤の”幻の名物”きんとんも外せない!

「松屋常盤」の名物をもうひとつご紹介させて下さい。それは、味噌松風にも引けを取らない名物、きんとんです。

きんとんは、主にお茶席などで使われるお菓子です。「松屋常盤」のきんとんは、特別にファンが多いです。近くにきんとんを取り扱う店があっても、わざわざ松屋常盤のきんとんを選ぶ方もいるのだそうです。

特徴

口の中へ入れると、その美味しさや違いは、すぐに実感させられます・・・柔らかく、みずみずしい食感。それはまるで、口の中で溶けてゆくような感覚・・・。

洋菓子、例えばチョコレートなどでこのような感覚を味わうことはありましたが、和菓子を食べ「口の中で溶ける感覚」になったのは、初めてです。また、おもたくない、程よい甘さも松屋常盤のきんとんの特徴です。

松屋常盤がきんとんをやめた!?販売中止に!

ここでひとつ、悲しいお知らせです・・・散々、松屋常盤のきんとんの魅力について語っておきながら大変に恐縮ではありますが、実は松屋常盤ではきんとんの販売を数年前にやめたとのこと。。。

散々、松屋常盤のきんとんの良さについて語ってしまったのですが、現在は食べることすらできません。まさに、”幻の名物”と言って良いでしょう。いつか必ず、松屋常盤の名物きんとんを復活させて欲しい、心からそう願っています。

愛嬌溢れる、花びら餅

新年のお菓子として有名な、花びら餅。全国の和菓子店でも作られていますが、「松屋常盤」の花びら餅は、ちょっと違います。いや、ちょっと・・・ではないかもしれません・・・。

特徴

まずは見た目。今まで見てきた花びら餅(例えば、花びら餅の本家本元である川端道喜しかり)は、シルエットや色味に、凛とした花びらを連想させる風合いがあったのに対し、「松屋常盤」の花びら餅は、よく言えば”愛嬌たっぷり”。言葉を変えれば・・・”個性的”、と言ったところでしょうか。

しかしこの松屋常盤の花びら餅が、先ほどご紹介した幻の名物、きんとんを連想させるほどの衝撃の食感と美味さなのです。。。

通常、花びら餅の中身は白味噌餡なのに対し、「松屋常盤」は小豆餡でできています。見た目も、中身も、もはや「松屋常盤」オリジナルの花びら餅。スタンダードを超えています。

柔らかくとろけるお餅に、みずみずしい中の餡。柔らかなごぼうと、ほのかな塩っ気。全てが溶け合う瞬間・・・これは、やはり、他店の花びら餅とは別格と言えるでしょう。

販売場所

ちなみに、松屋常盤の花びら餅、実店舗の他、高島屋などの一部デパートでも販売されているのだとか。愛嬌たっぷりな「松屋常盤」の花びら餅を年明けに頂くこと自体、もはや『大吉!』レベルです。

松屋常盤の商品の予約について

松屋常盤の味噌松風などをはじめ味噌松風のお菓子は予約しておくのが確実です。買うことを決めたなら予約しておきましょう。

電話は075-231-2884まで。

「松屋常盤」の味噌松風などをお取り寄せしたい!通販は可能?

「松屋常盤」の和菓子を一度は食べてみたいけれど、京都の店舗までなかなか足を運べない・・・そんな方に、朗報です。一部地域には限られますが、「松屋常盤」の商品を取り寄せができます。こちらは、お電話にて可能です。075-231-2884です。

是非とも一度、「松屋常盤」の和菓子たちに出会って下さい。

松屋常盤は京都駅や大丸京都店にもあるけど、本店がおすすめ

旅行者にとってありがたい駅や百貨店ですが、松屋常盤はぜひ本店を訪れてみてください。

人情も感じられますし、歴史も感じます。きっと現代の人にとっては珍しくみえるものばかり。イートインスペースはありませんが、おすすめです。

松屋常盤[まとめ]

いかがでしたか?

京都に行く用事のある際は、ぜひ購入してみて下さいね!遠方の方はお取り寄せを利用してみましょう。

松屋常盤はHPやSNSも無いので情報は得にくいですが、百貨店のイベント情報や口コミなども参考にしてみてくださいね。

松屋常盤 店舗情報

店舗情報
店名:松屋常盤

住所:京都市中京区堺町通丸太町下ル

定休日:年始のみ

営業時間:9:00~17:00