京都の生麩専門店「麩嘉」絶品麩まんじゅうが大人気!どこで購入できる?

京都には伝統ある京菓子店が幾つもありますが、生麩専門店として有名なお店「麩嘉(ふうか)」も人気です。

京都の老舗・麩嘉は料亭などには生麩を、観光客の間では麩まんじゅうが人気なのです。

今回は、そんな麩嘉についてご紹介します。

生麩専門店 麩 嘉

麩嘉の創業はなんと200年以上も前の江戸時代後期だと言われています。生麩の専門店としては一番古いのだとか。京都府庁近くにあるのが府庁前本店で、錦店もあります。麩嘉の本店が府庁前にあるのは滋野井という井戸があること、市場があったことで昔からこの地で商売をしていたとか。本店は京町家に暖簾という外観のお店です。

麩嘉は京料理には欠かすことのできない生麩を長年にわた販売し続けてきた老舗で、その麩は料亭からもたいへん人気があります。

また、麩から作られている「麩まんじゅう」は料亭以外の一般の人からも人気のある商品のひとつです。麩嘉の麩まんじゅうを求めて遠くから買いに来る人も多いと言われています。

そして麩嘉では、取引先の料亭と一緒に料亭では味わえない料理を味わえる「水の会」というイベントも行っていてとても人気のあるイベントです。

生麩とは?どうやって食べるの?

そんな麩嘉が作っている生麩とは、小麦粉に含まれているグルテンと餅米粉を組み合わせてから蒸して作られた、伝統的な珍味です。生麩自体にはあまりはっきりとした味はありませんが、他のものと一緒に調理したり組み合わせることで、その素材の良さを惹きだしてくれます。

なので古くから日本料理にも多く使われてきました。また、生麩は料理をするうえで万能で、揚げたり茹でたりするだけでなく、だしで煮込んだり、時には絶品のお菓子にもなります。

生麩の最大の魅力はカロリーが低いことです。また、たんぱく質が多く脂肪とコレステロール値が2%未満なので、ダイエットにもおすすめです。生麩にも色々あって、あわやよもぎ、道明寺など色も様々です。昆布出汁、しょうゆ、みりんなどで味付けしてごま油で揚げた利休麩などもあります。

麩嘉の麩まんじゅうが人気の理由

そんなカロリーが低くダイエットにも効果的な生麩を使った和菓子が麩嘉では販売されています。それが麩まんじゅうと呼ばれるものです。

麩嘉の麩まんじゅうは、明治天皇が生麩が好きで、餡子を包んで作ってくれといわれたのがきっかけだそう。

まんじゅうの皮が生麩からできていることから麩まんじゅうと呼ばれています。そんな麩まんじゅうはまんじゅうとは違ったつるんとした触感を楽しむことができます。

麩嘉の麩まんじゅうは、生麩専門店だけあって皮にこだわられています。また、生地には青のりが練り込まれていて、笹の葉で包んであるため上品な味と香りを存分に味わえます。笹は夏は直接取りに行っているとのこと。

手作りで作れる数には限りがあり、完全予約制です。麩嘉錦店には予約が入った分だけおすそ分けするとのことですが、錦店では予約しなくても入手できるようです。

賞味期限は冷蔵で3日間。
値段 240円(税込)

鯛焼き麩

あんを生麩生地で包み、鯛焼き型で焼いた麩まんじゅう。木箱入りなので贈答品にもおすすめです。

値段 5個入り箱 1,500円(税込)

麩まんじゅうの季節限定品

麩嘉の麩まんじゅうには季節限定品があります。例えば、黒豆あんや栗入りの麩まんじゅうなど。季節に合わせた麩まんじゅうが登場するので楽しみですね。

麩嘉の麩まんじゅうの購入方法は?通販でのお取り寄せはできる?

麩嘉の通販

麩嘉では以前は通販はできなかったのですが、現在ではホームページにオンラインショップがあります。ぜひ利用してみて下さい。

ご利用はこちら↓

麩嘉のオンラインショップ

麩嘉の店舗は?東京で購入できる場所はある?

本店にいく場合は必ず予約してください。京都駅にも「麩嘉 JR京都伊勢丹店」があるので、旅行などで京都駅に立ち寄った際には購入してみてください。東京では、西武池袋店や日本橋三越(月・水・土限定※麩饅頭のみ)などで購入できます。その他の店舗は公式HPをご確認ください。

賞味期限は冷蔵で3日なのであまり日持ちはしませんが、出来立てを食べることができるのでぜひお店まで足を運んで、上品な味わいの麩まんじゅうを味わってみてください。

麩嘉 まとめ

いかがでしたか?

麩はあまり馴染みがないという方もいるかもしれませんね。でも、麩嘉で麩まんじゅうを食べてみたら、何個も食べられちゃうんです。京都に来るたびに食べたくなるくらい美味しいですよ!

ぜひ麩嘉に寄ってみてくださいね。

お店情報
店名:麩嘉 府庁前本店 (ふうか)

住所:京都府京都市上京区西洞院堪木町上ル東裏辻町413

定休日: 月曜日、最終日曜日

営業時間: 9:00~17:00