懐かしいけど新しいお菓子を届ける「富久屋」|牡丹だんごは100年以上続く老舗店ならでは和菓子
「懐かしいけど、新しい」和菓子作りをモットーに歩み続ける、埼玉県東松山市の『富久屋』。
創業から100有余年の老舗店が特におすすめする和菓子は、「富久屋 牡丹だんご」です。
看板商品だけあり、味にこだわった「みたらし」「ごまだれ」「揚げ醤油」の3種類の大き目のおだんごが、一度に楽しめる嬉しい詰め合せです。
今回は『富久屋』を取材しました。
目次
シェフの主な経歴を教えてください。
初代・平田武の父・平田倫義が、山口県萩市より皇室の遷都と明治維新の文明開化により上京し、鉄道保線事業の保線区長として高崎線・東北本線の開通に携わりました。
仙台で生活を営んでいた際、倫義の次男・武の和菓子好きが高じて、武が和菓子屋で修業を始めました。
明治45年4月4日、武州松山町で、平田武が『趣味の和菓子 富久屋』を創業。
以来100有余年、2代目・平田壽彦、3代目・平田匠(龍久磨)がお店を引き継ぎ、現在に至ります。
お店もしくはブランドのコンセプトを教えてください。
東松山市は、武州松山城の城下町として栄えた、現在でも古い町並みが残る観光地です。
古き良き香りを残すこの地で、創業より100有余年、「懐かしいけど、新しい」和菓子作りをモットーに、私たちは歩み続けています。
お菓子の材料のこだわりや、材料への思い入れを具体的に教えてください。
『富久屋』では大切にしている柱が3つあります。
「良い素材をつかいましょう」
「美味しいお菓子をつくりましょう」
「お客様との出会いを大切にしましょう」
素材にこだわり、水にこだわり、一生懸命に和菓子作りに精進しています。
初めての方に、おすすめまたは人気のお菓子(デザート)は何ですか?
富久屋 牡丹だんごです。
また、そのお菓子はスイーツモールに掲載されていますか?
はい。
おすすめのお菓子(デザート)がおすすめの理由を教えてください。
『富久屋』の看板商品で、「みたらし味」「ごまだれ味」「揚げ醤油味」の3種類の牡丹だんごが各2本入った詰め合せです。
「みたらし味」は、甘さ控えめのあんこがふんだんに入り、甘じょっぱさが絶妙なみたらしタレをかけた一品。
「ごまだれ味」は、特製のごまだれをたっぷりかけ、ごまの風味がきいた甘さ控えめのおだんごで、中にあんこが入っています。
「揚げ醤油味」は、香ばしい醤油味と海苔の風味がきいた一品で、中にあんこは入っていませんが、食べごたえがあります。
こだわりの美味しいおだんご3種類をとりそろえた商品ですので、ぜひ食べ比べてみてください。
店舗情報
住所:埼玉県東松山市松本町2-8-7(本社)
営業時間: 9:30~19:00 (富久屋 春秋庵本店)
定休日:不定休