目黒の地で90余年続く老舗の和菓子店「玉川屋」の人気商品をご紹介♪
駅前にはオフィスビルや商業施設が建ち並び、少し歩けば美術館、そして春には満開の桜が楽しめる目黒川…。憧れの住宅地としても人気の高い東京・目黒に、約100年続く和菓子店があることを、皆さんご存知でしょうか?
今回ご紹介します「玉川屋」は、大正時代から歴史を刻む老舗店。街が大きく様変わりをしていく中で、私たちに変わらず美味しい和菓子を届けてくれます。
多くの人に親しまれ続ける、その人気の秘密とは…?玉川屋の魅力について、早速見ていきましょう!
目黒の #玉川屋 さんの、←名物 #仁王餅 と →水まんじゅう。
仁王餅は、つぶし餡をわらび餅で包んでいます。あんこ好きにおすすめ。
水まんじゅうはつるーり滑らか。急須でお茶を淹れて飲むと、ほーっとため息が出て、心がゆったり。 pic.twitter.com/4x5kmEzHu8
— 藤井清美 小説『京大はんと甘いもん』『#ある朝殺人犯になっていた』 (@kiyomi_fujii823) July 11, 2021
「玉川屋」とは?
玉川屋は、1923年(大正12年)に目黒の地に創業した老舗和菓子店です。昔ながらの伝統的な和菓子の味を守りながら、現代の風味にも合った菓子作りを行っています。
日本らしい四季の移ろいを感じられる和菓子から、和と洋が織り成す新感覚の和菓子まで多彩な品揃えを誇り、手土産にも人気があります。
特に、看板商品である「目黒仁王餅」や「コーヒーわらび餅」は、各種メディアでも繰り返し話題となり、玉川屋の名を更に広めることとなりました。
目黒のさんま祭りや桜まつり、所縁の深い目黒不動尊の縁日などにも出店し、地元の人々にはもちろん、多くの観光客にも玉川屋のお菓子は親しまれ続けています。
ご近所の目黒の玉川屋さんで、
ひさびさに生菓子が買えた! pic.twitter.com/qcx2nS60OU— baisa (@manjimaron) April 20, 2020
「玉川屋」の人気商品は?
目黒仁王餅
玉川屋の看板商品である「目黒仁王餅」は、目黒不動尊に奉られる仁王様にちなんだお菓子です。
北海道産小豆を使用した自家製のつぶし餡を、やわらかく練り上げたわらび餅で優しく包み込み、きな粉をたっぷりとまぶして仕上げられます。
程良い甘さ、やわらかさ、大きさで、お茶請けにもピッタリの一品です。
目黒不動尊は、第二次世界大戦の戦火で一部の建物を残し焼けてしまいました。そして戦後の復興により本堂が再建された際に、玉川屋の三代目が仁王像の寄進を申し出たそうです。
目黒不動尊では毎月28日に縁日が催され、玉川屋も出店をしています。縁日へ訪れた際には、ぜひお土産に目黒仁王餅をご利用ください。
・目黒仁王餅/150円(税込)
2017.08.27.今日の一服🍵玉川屋さんの“仁王餅”と。今日は色々と作業中🎹あと少し頑張ろう☆#抹茶 #茶道 #和菓子 pic.twitter.com/Q7Svw1OxPo
— さやか (@sayaka_k_0407) August 27, 2017
バターどら焼き
鮮やかな黄緑色のパッケージが目印の「バターどら焼き」。通称”バタどら”は、玉川屋で一番人気のお菓子です。
どら焼きというと小豆を使った黒い餡が定番ですが、玉川屋のバターどら焼きは少し違います。
青えんどう豆を丁寧にこしたうぐいす餡に空豆を煮た富貴豆をアクセントで入れた自家製餡と、北海道産のホイップバターを、はちみつを使ってふっくらと焼き上げた生地で挟み込んだ、和洋折衷のどら焼きなんです。
発売当初は日に10個ほどしか売れなかったものの、口コミで次第に評判が広がり、テレビでも取り上げられるなどして一気にファンが増えました。
老若男女に親しまれる玉川屋の名物”バタどら”。ぜひ、お試しください♪
・バターどら焼き/190円(税込)
やだ、、写真撮る前に、ちょっとかじっちゃった( '༥' )モッチャモッチャ
目黒にある玉川屋のバターどら焼き
めちゃくちゃ美味いよー! pic.twitter.com/RgxpXpa3Ld— ユッキー行くしかないっしょ!/ローリングストーンズ10nd公演ラスベガス (@Pank_Flamingos) August 8, 2020
コーヒーわらび餅
和から洋まで多種多様なお菓子を作る玉川屋の中でも異彩を放つ「コーヒーわらび餅」。
見た目はコーヒーゼリーに似ていますが、食べてビックリ!新感覚の和スイーツなんです。
もちもちぷるんとした食感のわらび餅には、風味豊かなこだわりのコーヒーが練り込まれています。そして、最後に加える極めつけの”追いコーヒー”が味の決め手となるんだとか。
付属のコーヒーミルクをかければ、クリーミーでまろやかな味わいをお楽しみいただけます。
コーヒー好きな方はもちろん、甘いものが少々苦手という方にも、玉川屋のコーヒーわらび餅はオススメの逸品です。
・コーヒーわらび餅/170円(税込)
こうして見るとコーヒーゼリーみたいだけど、これコーヒーわらび餅なの。
昨日目黒の玉川屋さんで買ってきたんだー。ずっと気になっててようやく買えたのだ。とろんとしててめっちゃ美味しかったー♪ pic.twitter.com/4ldx2yo2Wq— みわ♪お洋服とうつわと珈琲豆Riyon (@chococoooa) June 4, 2020
季節の和菓子
ここまで紹介しました通年販売の定番商品の他にも、玉川屋では四季折々、様々なお菓子が登場します。
春には、目黒川沿いのお花見のお供にもピッタリな「桜餅」や「花見団子」、夏には端午の節句の定番菓子「柏餅」や、冷んやりサッパリとした「水まんじゅう」が人気です。
・桜餅(販売期間:1月下旬〜4月中旬)/175円(税込)
・花見団子(販売期間:3月中旬〜4月上旬)/290円(税込)
今日はJR・メトロ・都営地下鉄フリーの切符買ったから、帰りに目黒に寄って玉川屋さんの桜餅。30年近く前、初めての職場で女性職員とくじ引きでお金出しあって夕方のおやつに買った桜餅。程よい甘さのあんこがおいしいんだよ。 pic.twitter.com/UH58ZWQd60
— 堤防ランナー (@r_teibou61) March 3, 2019
・柏餅(販売期間:4月中旬〜5月中旬)/185円(税込)
・水まんじゅう(販売期間:5月下旬〜9月中旬)/175円(税込)
#端午の節句 の柏餅と粽は
目黒の玉川屋さんでした pic.twitter.com/ItKEVwHYtc— baisa (@manjimaron) May 6, 2020
秋には、大きな新栗の甘露煮がたっぷりの「栗蒸し羊羹」に、つぶらな瞳と愛らしいフォルムが人気の「うさぎ饅頭」、そして目黒のさんま祭りでもお馴染みの秋刀魚をモチーフとした「目黒昔話」が登場します。
玉川屋の季節の和菓子は販売期間も限られますので、買い逃しのないようチェックは必須ですよ!
・栗蒸し羊羹/切身 250円、半棹 675円、棹 1,350円(全て税込)
・うさぎ饅頭/175円(税込)
・目黒昔話/185円(税込)
JR目黒駅近くでふと買った和菓子屋さん玉川屋の栗蒸し羊羹がもちもち、甘さ控えめ、栗ほっこりで、めちゃ美味しかった!#栗蒸し羊羹#玉川屋 pic.twitter.com/OSBhilTtzX
— kuni. kobayashi (@kobakuni) November 11, 2018
「玉川屋」店舗情報
玉川屋 本店へのアクセスは、JR「目黒駅」西口より徒歩10分。駐車場はありませんので、車で来店される場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。
玉川屋には本店のほか、JR「目黒駅」東口より徒歩1分の目黒駅前店もございます。また、一部商品のみの取扱いとなりますが、イオンスタイル碑文谷店・横浜タカシマヤの2店舗でも玉川屋のお菓子をお買い求めいただけます。
詳しい店舗情報、新着情報については、玉川屋の公式HPをご確認ください。
【公式HP】
http://www.wagashi-tamagawaya.com
住所:東京都目黒区目黒2-10-14
営業時間:9:00〜18:00
※営業時間等が変更になっている場合があるので、公式HP等をご確認ください。
定休日:月1日(不定期)